「酵素風呂」に行ってきました。
小林麻央さんのブログで、
お姉さんと一緒に「酵素風呂」を体験されたという記事を読み、
どんなもの?と気になって、インターネットで調べてみました。
「酵素風呂」には、「米ぬか」と「ひのきオガクズ」の二つのタイプがあるよう。
どちらも、パウダー状にしたこれらをベースに、多種類の薬草や野草酵素などをブレンドし、
その酵素が醗酵する熱を利用して温浴します。
その醗酵熱は60~70度になりますが、
パウダーの中に埋まっていると、体感温度は40度ちょっとくらいとのこと。
時間は15分程度で、醗酵熱が、体の深部からじんわりと温めます。
体を芯から温めることで、自然治癒力・免疫力が高まり、
いろいろな症状や生活習慣病の改善を促すほか、美肌効果があり、
「ガン」の闘病にもよいとか。
これらのことを知って体験したくなり、自宅からそれほど遠くないお店に予約。
私が選んだのは、「米ぬか」を100%使った酵素風呂。
「米ぬか」のほうが、酵素の体への浸透力が高いらしいです。
ただ、米ぬか醗酵の独特のにおいがけっこうするので、
それが気になる人は、オガクズのほうがよいとのこと。
予約当日。
ちょっとワクワクしながら、お店のドアを開けた瞬間、強烈なにおいが襲ってきました。
何、これ ! ?
お店の奥にある「酵素風呂」の醗酵した米ぬかのにおいが、
かなり離れた玄関までにおってきていたのです。
室内に入り、そのにおいにまだ戸惑う中、受付を促され、
入酵(酵素風呂に入ること)の流れを説明されました。
その後、バスローブ、バスタオル、フェイスタオルを渡され、
まずは、身に着けているものをすべて脱いで、バスローブを着ます。
耳に米ぬかが入らないよう、コットンパフを丸めて耳に入れます。
タオル類を持って「酵素風呂」のある部屋へ行くと、においはいよいよ強烈。
部屋には、かなり大きいお風呂が二つ。
木でできたお風呂には、米ぬかがたくさん入っています。
まず、バスローブを脱いで、米ぬかの上に仰向けに寝、両腕は少し開きます。
パウダー状の米ぬかは、ふわっとした感触ですが、体は沈まず、自分の体の重みを感じません。
温かさがじんわりと伝わってきて、心地いい。
体の隠したい部分に自分で米ぬかをかけ、店長を呼びます。
あとは、店長が周囲の米ぬかをかけまくって、体を覆いつくします。
砂風呂と同じ感じですが、米ぬかの場合は、あれだけかけられても、重くありません。
このお店では、目の上にもガーゼを置き、その上から米ぬかをかけてくれました。
目にも効果があるとのことです。
また、髪の毛も、シャワーキャップなどをかぶらず、ゴムも取って入酵しました。
酵素が髪の毛からも吸収されるそう。
15分間、米ぬかの中に埋まっていると、自分が漬け物になった気がします。
不思議なことに、米ぬかのにおいがあまり気にならなくなります。
入酵を終えると、すぐそばにあるシャワー室で、体と髪の毛を洗います。
(シャンプー&リンスは用意されています)
再び、バスローブを着て、受付をした部屋で水分を摂り、少し休んでから着替えをして終了。
効果を得るには、2、3日後に再び入酵するとよいそうです。
初回は、体が緊張していて、酵素があまり入っていかないとのこと。
今後、たくさん来るようなら、お得な回数券もあり。
ちなみに、料金は1回、3000円。
バスローブ貸出350円、タオル類は無料。
1回だけの体験では、効果の有無はあまりわかりませんが、この日はよく眠れました。
少し気になるのは“におい”。
帰るとき、体からはにおいませんでしたが、髪の毛からはちょっとにおいがしました。
4日間くらい残っていたでしょうか…。
乾いているときはにおいを感じませんが、洗ったときに少し感じます。
それでも、“ふわふわ”した米ぬかに包まれた感触は、気持ちがよかったので、
もう1回は行ってみたいと思います。