1995年1月17日
あれから16年
あの時は”火”の恐怖に晒された。
今度は”水”か・・・
TVから流れ続ける映像。長い年月が過ぎた今でも、昨日の事の様に思いだしてしまうのです。
阪神大震災の揺れは15秒ほど。
海は近かったけど津波の被害は無かった。だけど火災による被害は、おそらくその経験をした事の無い人には想像が出来ない程の惨状で、生きながら火の中に消えて行った命は少なくない。
倒壊した建物からかすかに聞こえてくる助けを求める声。
その声も、取材に訪れた無数のヘリコプターの轟音にかき消され・・・
助かるはずだった命さえ助けられなかった。
そんな事は報道されていないから。
どれだけの人がこの事実を知っているのだろう・・・と。
災害が起こりTVを見る度にそんな事を思い出す。
だけど被災地から遠方に居る人達にとっては、テレビやラジオからしか情報は得られない訳で・・・
その辺の難しさも感じますね。
何時だったか記憶は定かではないけれど、ギリシャだかで大地震が起きたけど、幸い死者が出なかった。
それは何故か・・・事前に地震警報が住民に知らされた為避難する事が出来て人的被害が出なかったという。
昨夜から何度も携帯電話に地震警報が入る。
でも昨日の大地震の前には来なかった・・・
津波で被害を受けた地域も当初「津波の高さは3メートルほど」そう言われて避難をせず命を落とした人がいるとも聞いた。
実際津波の高さは10メートルだった訳で・・・
大きく警報を出すとパニックにもなりかねない。だけどどっちが大事?
水の力は私達の想像を絶するほど大きい。
それは誰にも予想することはできない。それも事実。
地震大国日本。
これからの対策を早急に願いたいものです。
もうこれ以上被害が大きくなりません様に・・・