☆日々是好日☆

最凶・最強~荒波乗り越えどっこい生きてる、🐔のひとりごと

1週間が経ち…

2011-03-19 03:17:28 | 日々つれづれ
テレビからは『復興』と言う言葉が聞こえ始めてきている。

だけどいまだ1万を超える行方不明者の方々がいらっしゃるのも事実な訳で…一人でも多くの命が助かって欲しい。その思いだけは誰も変わらないはず。

何度も言う様ですが、本当に大変なのはこれから。

計画停電実施の話から、4度目の正直で一昨日から私の住む地域でも停電が施行されている。

「慣れ」って言ってしまえばまたまた”不謹慎”そう言われてしまうかもしれないけど、これもこのご時世当たり前と考えればさほどきつくもない。
「誰も文句なんか言わないから、やるならどっちつかずじゃなくて電気を止めてほしいよ」
そう言う私に
「停電は嫌です」
そう言った人もいた。だけどそれもその人の正直な気持ち。
それに対して他人がとやかく言う必要もないでしょう。
人は人・・・

私にしてみれば”あの時”と比べるとこれくらいは…って思ってしまうのですよね。

実際被災地では”生きる事”だけで精いっぱい。
私もそうだった。

今日の食事。(明日は明日)
寒さとの闘い
親戚の安否確認

昨日まで隣に居た人が、もういない。
日常が日常で無くなる。当たり前だった事が全て遮断される訳で…



交通網が一切遮断された中、瓦礫の中をひたすら歩いた。
1日10時間近く歩きまわることだって日常。
1日で靴が破れた事だってあったな…

便利になり過ぎると有難味って忘れてしまう。
「悲しいかな、人間ってそんなもんだって・・・」
ぼそっと呟いた伯父の言葉が今も頭の中から離れない。

停電で月の明るさに気付いた人は少なくないはず。
月ってこんなにキレイだったんだ・・・

このくらいの感情は”不謹慎”そう言わないで欲しい。
それさえなくしてしまったら、それこそ人間終わり・・・そう感じてしまうのです。


今被災地じゃないところで物の争奪が激しくなっている。
昨日も来店されたお客様が、他のスーパーでティッシュペーパーの取り合いによって喧嘩が起こっていたと言う話をされていた。
「ここにはたくさん物が有るのね」
そう言って喜んで買って行かれるお客様を見ると心が和む。
でも…中には”1点限り”に対して「もっと分けてもらえないの?」ムッとされると心が折れる。
困っているのはみんな一緒。
このブログにも書いたかもしれないけど、震災後初めての平日にティッシュを7個買いこんで行ったご婦人がいた。
いわゆる買占め。棚は空になり・・・
あまりの唐突さに何も言えなかった自分が不甲斐なくて、その後小さな抵抗だけど個数制限の紙を張らせていただいた。
ほとんどの方が何も言わずに応じてくれている。
時々そうじゃない人もいますけどネ。稀です。


困った時こそお互い様。

昨日灯油販売車が家の近くまで来たので、駆けつけたら
「常連さんにしか売らないんですけど、こんな時だから助け合いって事で」
と15リッターも売ってくれた。

私、被災経験有るくせに何の備えも無いですから。
なんて事を言ってる場合じゃないかもしれませんが、あれを経験して物が無くてもその日暮らしは何とかなってきてしまったので、その辺の感覚が違うのかもしれないな・・・と。


お米もスーパーから姿を消した。


私一人ならイイ。
だけど子供たちがいるからなんとかせねば・・・
ふと、学生時代の先輩で実家のお米屋さんを継いだ人がいる事を思い出して、ネットで注文したら翌日には届けてくれた。

何だかすごく嬉しくて。
何だろうな・・・色々な感情が渦巻いています。


職場もてんてこ舞い。
やっと落ちついてきましたが、あと2週間。最後の恩返し。
これも困った時はお互い様。

今日は6時から勤務です。

こんな時間にブログ更新して~って。
節電しろよ・・・言われそ・・・

言い訳ですが付いてるのはパソコンだけです。
暖房も電気も付けず真っ暗ですが、慣れればなんて事は無いですよ。



国語力ない私は文章もポンポン飛ぶし、なかなか表現できませんが分かってもらえますかね?



生きているからこそ。
命あっての物種。
助かった命も、これから支えていく人達もどうか、どうか命だけは大切にしてほしいです。




コメント
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