女性を救急車に乗せるも『AED』電極パット無く使えず、女性は搬送先の病院で死亡。

本当に死亡との因果関係は無いのか?

『秋田県の能代消防署の救急車が7月に緊急出動した際、救急車の車内に自動体外式除細動器（AED）の電極パッドが無く、心肺停止した70代の女性に処置出来なかった事が11日、分かった。女性は搬送先の病院で死亡したが、同署は病院から「死亡との因果関係は無い」と説明を受けているという。同署によると、7月23日13時55分頃、能代市内の高齢者介護施設から「入所者の呼吸が止まっている」と通報を受けた。署員が駆け付け、救急車に装備されたAEDを使用しようとしたが、電極パッドが無く使えなかった。署員は病院側の指示を受けながら、心臓マッサージ等の措置を行ったという。救急車内の電極パッドは、2枚1組の使い捨てで、常時3組を常備するルールを決めていたが、この時は1つも無かった。前日の22日に出動した際にAEDを使用しており、署員が使い終わった後に、補充しなかった可能性が有るとしている。日常の点検作業でも気付かなかったという。同署は問題発覚後、病院側に検証を依頼。その結果、「AEDが患者の死亡との因果関係はない」との説明を受けた。泉篤署長は「機材の確認が甘かった。今後はチェックを徹底する」と話している。』

ふぅむ、病院側に検証を依頼し、シロって結果が出たのならば、患者の死亡との因果関係は無いのかも知れないな。でも、だからと言ってAEDが使えていれば延命出来た可能性を否定出来る物でも無いと思うがね。

日常の点検作業で気が付かなかったって事は、AEDのパッド枚数の確認は、チェック項目に最初っから入って無かったんだろう。どうせ使った奴が補充しとけって事だったんじゃあ無いのか?

今回はたまたま、因果関係が無しって事になったけれど、因果関係が有りって事になったらどうする積りだったんだろうか。

遺族から賠償責任とか追及されたりしたら、それこそ大事になる。

ま、今の内に点検作業項目にAEDのパッド枚数の確認は入れておくべきだろうね。

それにしても、この介護施設はAEDを準備していなかったんだろうか? 介護施設の意味がねぇじゃん。

秋田は介護施設も、救急隊員も駄目なんだなぁ、と思われてしまう位恥ずい事件だな。厚顔無恥な県民性ならそのまんま。まともな神経ならば即改善するだろう。

さて、どう再発防止を行います事やら。