我レ未ダ木鶏足リエズ

スポーツ&カイロプラクティック。カイロプラクティック療法で健康とパフォーマンスアップのお手伝いをしています。

呼吸と交感神経のはなし。

2005年10月29日 08時17分35秒 | カイロプラクティック
私も一人でいるときに時々「はぁ~っ」って深く深呼吸したりすることがあるのですが、この呼吸にまつわるお話し。
ヒトは無意識に呼吸をしていて、この呼吸の吸気時(吸っている時)には交感神経系が優位にはたらき、呼気時(吐いている時)は副交感神経系が優位にはたらくことが既にわかっています。つまり息を吸った時の心拍数は速くて緊張している状態、ゆっくりと吐いた時の心拍数は遅く、リラックスした状態です。そして、このそれぞれのはたらきがはっきりわかるようであれば自律神経系が正常にはたらいているのです。心臓の拍動が常に規則正しければいいのではなく、緊張感のある時とリラックスしている時にそれぞれの神経系がしっかりとはたらき、身体の各器官をコントロールしてこそ自律神経系のはたらきがいいと言えるのです。
さて、スポーツの現場で試合前やレース前、また、怖い指導者や先輩の指導を受けている時は緊張感やイライラがあって呼吸が苦しくなりがち。空気を吸うばかりで吐けなくなっていて、心拍数が速く、交感神経系のはたらきが高まっています。この時に意識して息をゆっくりと吐くようにすれば副交感神経系のはたらきを高めることになり、リラックス効果を期待できるのです。私も選手たちには、試合前やココ一番の場面では「深呼吸しなさい」「ゆっくりと息を吐きなさい」と言うのですが、これは緊張感を解いてリラックスするためのひとつの方法なのです。気功やヨガでも呼吸法を大切にするのは、この自律神経をコントロールするためです。
ヒトの身体って不思議ですよね。

鹿児島でカイロプラクティックセミナー!

2005年10月28日 11時43分41秒 | カイロプラクティック
明日の午後から鹿児島へ出張です。
日本カイロプラクティックドクター専門学院の鹿児島校の生徒さんを対象にしたセミナーで、講師は学院長が直接指導することになっています。テーマは症状別カイロプラクティック・アプローチですが、“腰痛”をメインテーマに勉強する予定です。腰部で起こり得る症状を学び、特徴や鑑別法(各種テストなど)も一緒に連動させて学んでいきます。
私はアシスタント役ってことでお供するのですが、半日はこの日鹿児島校の見学をする入学希望者の方に分かり易く学院とカイロプラクティックについて説明するお役目です。 鹿児島は少数精鋭の教室ですが、そのぶんヤル気の多い生徒さんばかりですので、そんな雰囲気を伝えることが出来るといいなと思っています。

行ってきました!BSC

2005年10月27日 12時30分52秒 | カイロプラクティック
今月もBSCプログラムの受講で上京してまいりました。
今回は体調も芳しくなく、かなりキツイ2泊3日でしたよ・・・。

じつは毎回の講義はMDに全て録音して、講義ノートと照らし合わせながら私はオリジナルのBSCノートを作成するのですが、この作業の時間のかかることと言ったら
30分ほどの内容でも、聞いて巻き戻しての繰り返しでノートを作成するので1時間以上かかることもしばしば。東京での講義は1日に9時間くらいですから、2日間で18時間、単純に計算してもその倍の時間をかけていますから36時間はノート作成(もちろん復習しながら)にかかる訳です。
プログラムから次回のプログラムまでの期間は約4週間。1日あたり1時間分のノートを起こしても、7×4=28時間ぶんしか終わらないのです。ですからノッている日や時間のゆとりのある日はジャンジャン進んでいかないと、試験までに学習ノートが出来上がらないことになります。
じつは今回はノートが出来上がらなかったので、必殺の一夜漬けに挑戦でした。こんなに勉強しているのは大学生のとき以来だから、かれこれ17~8年もまえのことになりますが、当時と違うのは“徹夜する体力はない!”ってコト。
試験のために自分を不健康へと追いやってしまったのでは、カイロプラクター失格かも!?
健康を科学するカイロプラクティックを学ぶ者として、もっと自分の健康も考えなくてはと反省しました。

規定臨床日誌(カイロプラクティック)

2005年10月20日 20時55分34秒 | カイロプラクティック
なかなか上手く書けないものだと、自分ながらに反省。
ブログの文章も稚拙ですが、今困っているものはアレ!
クリーブランド・カイロプラクティック・カレッジへ提出する毎月の宿題のこと。そうですその名も「規定臨床日誌」なるものですが、なかなか満足できるような内容を記述できないものです。日付や名前くらいは私でも書ける。そりゃ書けって言われりゃあ50行だって100行だって書きますよ、けどね・・・。
上手に書けないのは肝心の中身なんすよ!
治療院を訪れた患者さんの状態、問診、視診などに加えて各種検査やテストの方法。そして結果から導き出す鑑別診断とカイロプラクティック的考察云々・・・。
実際にやっている事を書けばそれで良いんだけれど、文章化するのって難しいです。返ってきた日誌を読み返すと、「あれ?そうじゃない???」などなど自分の学習不足や記述不足が目立ちガックリのクリックリです。あぁ、成長しているのかなぁ~、俺は間違っていないかなぁ・・・

俺は誤解されてはいないかい
俺はまだ馬鹿と呼ばれているか
俺はまだまだ恨まれているか
俺に愛される資格はあるか
俺は決してまちがっていないか
俺は真実へと歩いているかい~   ・・・(BGMは尾崎豊 シェリー)

あぁ、今夜あと1枚書き上げなくっちゃ・・・

シーズン終了。

2005年10月18日 10時02分50秒 | 野球
13日の空白が…王監督2年連続悪夢 (スポーツニッポン) - goo ニュース
昨夜、Yahoo!ドームの試合をご覧になった方も多いのではないだろうか。
今回のプレーオフ、野球ファンとしてはそれなりに楽しませていただいた5試合だったといえる。これにてシーズン終了、来シーズンへ向けて新しいスタートを期待したい。

さて、16日にもシーズンを終了したチームがあります。ひとつはあの「四国アイランドリーグ」の高知ファイティングドッグス。チームをまとめるキャプテンからもシーズン終了の☏報告を受けました。プロ選手を目指して努力を続ける彼らにとって、長いようで短かったシーズンでした。リーグ優勝おめでとう!!

そして最後に、九州大学野球選手権を闘った大学チーム。決勝のYahoo!ドームで君たちを迎えることができなくて残念です。新チームとなって初のリーグ戦で君たちもより一層強くなってきたことでしょう、次のシーズンへ向けて今日から再スタートだ。来年は次のステージへと進もうぜ!





九州大学野球選手権

2005年10月15日 15時56分03秒 | 野球
先週末に6大学でのリーグ戦を闘い終えたばかりだが、今日から熊本で九州大学野球選手権が始まっている。
http://www.nikkan-kyusyu.com/be/uv/kyusyu/05kyusyu.html
私も球場で応援したかったのですが、カイロプラクティックの仕事のほうでどうしても応援にいけませんでした。
しかし先程、選手たちから試合結果を報告するうれしい電話が!携帯電話が何回も鳴っています。勝利の報告をうけるのって嬉しいですね。
どの選手も遠慮がちに電話してきますが、まだまだ初戦を突破しただけですから当然と言えば当然かも。明日もガツンと一発頑張ってきます!と約束しました。頼んだぜ!
Yahoo!ドームの決勝戦には応援にいくからね~!

和泉元彌 プロレスデビューでハッスル!

2005年10月13日 11時30分26秒 | スポーツ
昨夜のホークスの試合について書こうかと思ったけど、最初にニュースで飛び込んできた話題がコレ。

狂言師の和泉元彌氏が、11月3日の横浜アリーナで行なわれる「ハッスル・マニア2005」でプロレスデビュー。
記者会見の席上、元彌さんは「7月のハッスルを見て、いままでのプロレス・格闘技のイメージと違う、総合エンターテインメントだと肌で感じた。いいものを作り上げようとする姿勢は素晴らしいと思っていたところに『興味はありますか?』と話をいただいた」とオファーまでの経緯を説明し、先代(十九世宗家)・和泉元秀さんの影響もあり、小さいころからプロレス好きだったという元彌さんも「プロレスは見るもの。リングに上がれる訳がない」と思っていたそうなんだけど、「ハッスルに関しては違う。腕力だけでなく、表現力や創造力といった“力”も発揮できるリング」と思い、参戦する決意をしたそう。
「プロレスのスキルはないに等しい」と告白している元彌さんは、現在、あこがれのレスラー、ミル・マスカラスばりの空中殺法「空中元彌チョップ」という必殺技の開発に取り組んでいるそうです。
・・・って今からかいッ!

隠れ格闘ファンの私に言わせれば、超がつく邪道だ。
まぁ一度ハッスル公式サイトをご覧いただきたいが、なんか違う・・・。
まぁ、怪我などなされませぬようにお気をつけください。
東京のほうではK-1選手もカイロプラクティックを受けているとか聞くのですが、和泉氏も一度カイロプラクティックの施術を受けたほうがイイかも?

野球

2005年10月11日 10時33分25秒 | 野球
私の診ている某私大の硬式野球部。
秋のリーグ戦の最終節が連休におこなわれました。
ズバリ!結果から報告すればリーグ3位で終了。3位には終わりましたが、首位打者はウチのチームのキャプテンが獲りました。盗塁王もウチのチームの選手です。ベストナインにも3人が選出される好結果でした。
いよいよ、神宮で行なわれる全国大会行きの切符のかかった九州リーグに進出です。今年こそはと期待のかかるチームですので、ぜひ実力を出し切って結果を残して欲しい。
今週はグラウンドでの活動も忙しくなりそうな予感。ベストなコンディションで大会を迎えられるように全力を尽くす(私がですが・・・)。

アジャストしない勇気とする勇気

2005年10月04日 22時52分18秒 | カイロプラクティック
以前にインターンシップの学生から、「先生はあまりアジャストしないんですね。」と言われたことがあります。今になって考えると、彼には私のやっている事が物足りなかったのでしょう。

私は以前に「フライング・セブン」という言葉を聞いたことがあります。それによるとフライングセブンとは、症状やリスティングなどをお構いなしに、サイドラインによるアジャスト(腰椎・骨盤部)を右・左と一回ずつ、つぎに胸椎を腹臥位のダブルハイポシーナーや仰臥位でのチェスタードロップ等のテクニックで下位から上位へと「ばきっ、ばきっ、ばきっ」と3回アジャスト、仕上げは仰臥位で頚椎を右・左と一回ずつ回旋アジャストする、極めてルーチン化されたアジャストメントのことを指す。合計7回、殆ど何も考えずにアジャストするためにこう名付けられたようだ。
私自身も、派手なパフォーマンスよろしくバキボキとクラック音をたてながらの施術をカイロプラクティックだと誤認識していた時期もありました。
しかし、今では必要だと思う分だけのアジャストしかしないようにと心がけています。あまり一度に行なってしまうと、どのアジャストが効果的だったのか判断できないからです。
「必要な検査に必要なアジャスト」昨日のアクティベーターのお話しではありませんが、本当に必要なモノしか提供しないことにも勇気が必要です。
みなさんの通う治療院ではどうですか?
これを読んでいる先生方はいかがですか?

アクティベーターテクニック

2005年10月03日 22時58分09秒 | カイロプラクティック
明日は「小倉D.C」が福岡へいらっしゃいます。
そう、「アクティベーター・テクニック」で有名なD.C(=ドクター・オブ・カイロプラクティック)です。
アクティベータ治療では、神経系に注目して働きの悪い箇所を分析・テストし、背骨を中心に筋骨格系の関節部位や筋肉といった軟部組織にアクティベータという矯正器具でパチンと振動刺激を与えます。この振動刺激は、神経エネルギーを調整するために十分な周波数を持ち備えていますが、痛みをほとんど伴ないません。
私も学生時代には、何回も小倉先生のセミナーを受講したものです。小倉先生のセミナーを受講するために、東京へ上京したことも数回ありました。アハハ・・・、一種のマニアみたいですね!
非常に興味深いテクニックと内容ですので、ぜひ生徒の皆さんには一生懸命に学んでいただきたいと思います。