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バイオ・微生物実験好きな管理人による、研究仕事、日常、実験技術や理科系ネタのブログ

耳かき大好き

2006-02-02 15:24:35 | サイエンストピック
インフルエンザダイエットで3kg減量に成功!苦しみの中にも喜びがあったspirillumです。
2日も待たずに元に戻ったりするんだこれが。精神の期待とは裏腹に。自分の肉体とはいえガッカリですね。

さて、インフルエンザ中に耳かきフェチとしては捨てがたいニュース。



耳あかの型は1塩基が決定 乾燥タイプは“突然変異” (共同通信) - goo ニュース
乾燥したタイプと湿ったタイプの2つがある人の耳あか。どちらのタイプになるかは、遺伝情報を担うDNAの塩基配列の、たった1カ所の違いで決まることを新川詔夫長崎大教授(分子医療)らが明らかにし、29日付の米科学誌ネイチャージェネティクス電子版に発表した。

実は、耳あかは本来湿っているもので、乾燥したタイプは耳あかではなく、単に皮膚がはがれたもの。乾燥タイプの人は耳あかが出ない“突然変異”で、日本人は約8割がこのタイプだという。
新川教授らは、日本人126人の塩基配列を調べた。その結果、ある1カ所の塩基が変異した遺伝子を両親双方から受け継いだ人は「ABCC11」というタンパク質が合成されず、耳あかが出ないことを突き止めた。
さらに、世界の33民族、計約3200人について調べたところ、耳あかの出ない人は日本を含む北東アジアに多く、南方や欧米、アフリカに行くにしたがい徐々に減ることも判明した。

おおー。カサカサタイプは突然変異だったのですね。
日本では80%がカサカサ耳垢・・・というか唯の皮膚。身体の垢と一緒。
真の耳垢の人のほうが珍しいという状態。
こんなところで人類のルーツをたどれるとは。
劣性遺伝子(表現型として現れるには同じ遺伝子が2つ並ぶ必要がある)なのかな、両方がカサカサじゃないといけないということは。

耳のためにはどちらの状態がいいのかな?
カサカサしか体験したことのない私、耳かきフェチです。
取るという行為も好きだし、取っている間は夢見心地・・・。
カサカサだと掃除し辛いんですよ。まとまって取れないというか・・・。
しかもしょっちゅう掃除してるもんだから、余計に大物に出会えず悲しい思いばかり。
巷では究極の耳かきが登場してるのですが、ご存知ですか?
ワイヤー耳かき。(Google)
この商品宣伝の写真で「ありえない!」っていうほどのものがあるのですが、これ位取る体験が出来たら死んでも悔いはないな、って思う私はアホです。


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2 コメント

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本当 (大空 響樹)
2006-02-03 00:38:49
びっくりですよね。たった一つの塩基が変わっただけでそのタンパク質が合成されなくなってしまう訳ですから。

まー、それにも関わらず、populationの80%が突然変異の割合を占めるという事は特に支障はないってことですよね。でも、Wetのほうがいいのかなぁ。。。私も乾燥タイプですので、よくわかりませぬ。

インフルエンザ、大変ですな。私の友人が、インフルエンザとしらず解熱剤を飲んでしまい、病状が悪化し死の淵を彷徨ったとか。。。。

ダイエットに励みつつも栄養つけて元気になってくだされー。
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いつもコメントありがとうございます (spirillum)
2006-02-03 19:11:36
やっぱり支障はないのですかね。

タンパク質があればWetになるというのも面白い話ですよね。

インフルエンザは怖いですよーやっぱり。日本ではA香港型、Aソ連型、B型とありますが、米国でも同じなのでしょうか?響樹さんもお気をつけ下さい。

ダイエット、できるときに出来たらそれはそれでいいかな・・・と。(笑)もう何年も自分のベスト体重の±2kgなので気にしてません。(笑)

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