ゆうの癒し系

日本淡水魚・水草・シダ・コケ・スイレン・ハスなど私個人の癒しをご紹介

不毛リバイバル

2011-01-06 21:41:39 | シダ・コケ
新年あけましておめでとうございます。
ご他聞に漏れず月日の経過と共に不毛化は進んでおります。
これは一種の“進化”と前向きに考えておきます。

訳あって随分と更新をご無沙汰しておりました。
その間、ご心配頂いた方々には深くお詫び申し上げます。
また、不定期になるかと思いますが、時間の許す限りポツポツと投稿しますので
お手隙の際は是非ご来訪願います。

近々の癒し的な話題は・・・

つい先日気付いたのですが、極寒の中トキワシノブの新芽が出てました。
秋に親株の手入れ中にポキッと折れた茎を勿体無いので苔玉にしたものです。
こうして忘れたころに新発見があると嬉しいものです。


まずはリハビリ的投稿ということで、またの機会に。


緑の珠玉 No,12:ナガサキテングサゴケ(コケ)

2010-03-09 07:00:20 | シダ・コケ
山に入るようになって随分と足腰が鍛えられたような気がします。
例えばこんな急な沢を上ってみたり・・・


この沢は幅30~50cmで湧水がチョロチョロと山頂近くまで続いてました。
もちろんお魚は全くいません。

本日はそんな沢で見つけたコケをご紹介します。

本日のネタ:ナガサキテングサゴケ(たぶん・・・)
湿度:耐乾性なし(常に十分な湿度が必要と思われます)
栽培:不明(経験なし)
水槽内:不明(水槽内・テラリウム共に◎のはず)



【感想】
私には同定不可能です。
いい加減ですみません。
恐らく「スジゴケ科」の一種と思われます。
水草界で「モスsp」などと呼ばれているコケの近種ではないでしょうか?
流れの中や常に濡れたところにしか生えてなかったので水槽内もOKかと思います。
これがたくさん増えたらすごく綺麗だろうなぁ~と。

こんな感じでビッシリだとかっこいい!


少し採取して水槽内でチャレンジです。


※このコケに関して間違いがあったり、何かお気付きの方はご指摘・情報提供をお願いいたします。


創作の春

2010-03-07 07:00:00 | シダ・コケ
この週末はハッキリしない天気で皆様も燻って燻製になっちゃったことでしょう。
てっきり雨かと思えば太陽が出たり、また降り出したり・・・

私と言えば、先日義理の母より「鉢を渡すからオマカセで何か作って」と依頼があり・・・
本当に何でもいいの?
知らんよ?

人の好みなんて千差万別。
とりあえず思ったとおりに造ってみました。


シダとコケの完全にマイワールド!
奥行き感を持たせつつ、石はわざわざ割って険しい山をイメージしました。


「ん~シブい!」と自画自賛。
奥さんに出来映えを確認したところ「何か寂しくない?」の一言・・・

何でもいいって言ったじゃん!!

緑の珠玉 No,11:チョウチンゴケ(コケ)

2010-02-18 07:00:18 | シダ・コケ
マイナスイオン炸裂!
冬じゃなかったら、この滝壷に頭を突っ込みたい。
そんな気分にさせる景色です。


今回はスライダーの出来そうな(危険です!)この段々滝で見つけたコケをご紹介します。

本日のネタ:チョウチンゴケ
湿度:耐乾性なし(常に十分な湿度が必要と思われます)
栽培:容易
水槽内:△(テラリウム◎)



【感想】
透き通った丸っこい小さな葉がとっても可愛いです。
以前、水槽内に投入したとき枯れることはありませんでしたが
綺麗とは思えない形を変えた水中葉がヒョロヒョロと伸びてきて抜き取りました。
ライトの当たらない場所なら2・3ヶ月はこの形状を持ち堪えてくれます。
コツボゴケのそっくりさんですが、コツボゴケの葉は先端が尖ってます。
間違ってるかも知れませんが、私は葉の先端で区別してます。

赤い印のところに着生してました。


早く夏にならんかなぁ~



緑の珠玉 No,10:ウチワゴケ(シダ)

2010-02-11 07:00:42 | シダ・コケ
相変わらず朝は猛烈に寒いです。
しかし、休日の早朝のみが私に許された時間。
その貴重な時間を山に使っております。
それは、この景色で私の心は充電されるからです。


今回はあまり見かけない?と思われるコケのようなシダをご紹介します。

本日のネタ:ウチワゴケ(名前、そのままじゃん・・・)
湿度:耐乾性なし(常に十分な湿度が必要と思われます)
栽培:未経験
水槽内:恐らく×(テラリウムは実績ありそうです)



【感想】
一枚の葉が扇子(団扇)を広げたような形をしてます。
大きさは爪くらいで可愛いです。
見た目からもコケっぽいですがシダの仲間です。
「コケシノブ」同様に水分・湿気がないと直ぐにクシャクシャ枯れてしまいます。
まだ試したことはありませんが、次回山に入ったら持ち帰りたいなぁ~と思ってます。
※単に忘れただけです・・・

こんな感じで木元にビッシリ!!
ここでは岩の着生は見られませんでした。


渓流脇のこんな所で発見しました。


さぁ~貴方もこの眩い世界へ!


緑の珠玉 No,9:ホウオウゴケ(苔)

2010-02-04 07:00:03 | シダ・コケ
寒い!寒い!寒い!
魚恋しや冬の空・・・

そして、懲りることなく新しい山へと入って行くのである。


さて、本日はアクアリウムとしては誰でも知ってる一品です。
今まで気が付かなかったのですが、不思議と自生写真を載せてませんでした。

本日のネタ:ホウオウゴケ(見た目そっくりの種類がたくさんあります)
湿度:耐乾性なし(常に十分な湿度が必要と思われます)
栽培:意外と簡単
水槽内:◎

水槽内の写真です。


【感想】
水草同様の扱いで水槽内での維持ができることは有名です。
陸上では濃い緑のイメージですが、水槽内だと照明のお陰か綺麗なキミドリで下草として映えます。
勝手に突飛なところにも増えたりしてビックリさせてくれます。
※こちらでも紹介してます→「摩訶不思議」
睡蓮鉢に入れてある流木にもしっかりと付いてくれました。
ただし、常に水を吸っている所だけです。
乾燥にはめっきり弱くて、直ぐに枯れてしまいます。

先日、初めて入った山でもこんなところに生えてました。


常に濡れた岩肌に着生してます。
※湿った土の上でもあるので探して見て下さいね~


これまた綺麗に水滴が輝いてますね~


あぁ~落ちるっ!


こんな光景をジィ~っと見てるだけで時間を忘れてしまいます。


これぞネイチャー

2010-01-28 07:00:15 | シダ・コケ
気温マイナスの世界は素晴らしい光景を見せてくれます。
ただし、半端なく凍えますが・・・

この写真はショボくて伝わりにくいかと思いますが、辺り一面が真っ白で神秘的です。
早起きと寒さに強い方は是非とも山へ行くことをお勧めします。

本日はコケ満載の風景をご紹介します。

これぞネイチャーコケリウムって感じ。


大好きなヒノキゴケの群生には心が洗われます。
寒さに震えながらも「たまらん!」の連呼です。


これだけテンコ盛りになるまでに何年の月日が経ったのでしょう。


さぁ!貴方もモスワールドへ!!




緑の珠玉 No,8:ヒノキゴケ(苔)

2010-01-21 07:00:40 | シダ・コケ
「緑の珠玉」シリーズ、面倒臭がりの自分としては意外と頑張ってます。
いつまで続くことやら・・・

先日の散策での一枚。
不健康な私からは似ても似つかぬ清々しい光景。
これが夏ならザブ~ンと行きたいところですが、今なら死ぬな・・・


さて、本日は身近ではあまり見られない一品。
頻繁に散策している中でも、あまり見かけることがありません。

本日のネタ:ヒノキゴケ
湿度:耐乾性なし(常に十分な湿度が必要と思われます)
栽培:難しい
水槽内:実験中(テラリウム可)

  

【感想】
フサフサ、ホワホワの感じがたません!
私の頭もヒノキゴケにあやかりたいものです・・・
盆栽にも植えつけましたが、乾燥に弱いのか直ぐに枯れてしまいました。
いろんな文献では「比較的丈夫で育て易い」とありますが、陰湿が必須条件らしくどうも難しいです。
テラリウムでも、常に霧吹きをするようにしないとダメじゃないのかなぁ~
ってことで水槽に入れみました。

見た目は最高に綺麗です!


投入1W後、微妙に新芽が大きくなってます。


投入3W後、5本の新芽が大きくなりました。
ただし、陸上で育った葉は枯れてきてます。



これがどこまで大きく育つことができるのか?
ryuさんは2ヶ月だったそうです。
少しでも繁殖させてみたいです。
頭髪も・・・



緑の珠玉 No,7:ヒトツバ(シダ)

2010-01-14 07:00:26 | シダ・コケ
先週から仕事も始まりましたが、年初ということもあり挨拶回りばかりでまともに仕事ができず。
どこの業界でも厳しいことは変わりなく、コストを切り詰めた凌ぎ合い。
どの時代も生き延びて行くのは難しいと痛感している今日この頃です。

そんな中、シダは恐竜時代からあったのだと思うと、時空を超えた出会いに感謝です。

さて、本日は稀に庭先でも見られる一品をご紹介します。

本日のネタ:ヒトツバ
湿度:耐乾性あり(とても乾燥に強いです)
栽培:めちゃめちゃ簡単!
水槽内:×(30~40cmになるのでテラリウムには不向きかな?)



【感想】
山中でも湿ったところよりも乾燥した岩肌に固着してその一面を覆い尽くしてます。
非常に乾燥に強いため栽培はめちゃ簡単そうです。
我が家の庭にも1ヶ月前に挿してみましたが未だ枯れてません。
ってか、ほっとくとどんどん増えちゃうのでトリミングが大変そう。
自然界で群生をみつけると嬉しくなるのですが、狭い庭ではその群生がちと鬱陶しいのでは?(苦笑

乾いた岩の上でも根を固着させながら分岐して増えます。
すごい繁殖率!


葉は硬く、光沢あり美しいです。


水遣りが不要で枯れることも少なから、手入れも楽チン。
広いお庭にはピッタリでしょうね。


緑の珠玉 No,6:ハイゴケ(苔)

2010-01-01 10:30:09 | シダ・コケ
ハゲましておめでたくない。

今年もこんな感じでやって参りたい所存です。
奇人・変人の癒しとなることを祈って・・・

新年早々に山に行こうと思いましたが、珍しく大雪になり断念。
そんなこんなで先日の散策時の写真を少しご紹介。


思わぬところで亀に出会いました。
いや、スッポンかな?それともメカゴジラ?



さて、今年も苔フェチ(同士)を作るべく初っ端から苔をご紹介します。


本日のネタ:ハイゴケ
湿度:耐乾性あり(乾いても慌てて水をやらなくても暫くは枯れません)
栽培:容易
水槽内:×(テラリウム可)

【感想】
公園や校庭でも頻繁に見られます。
私は苔玉を作るときに使います。
わりとズボラな管理で茶色くなって枯れても、水を与えてると復活が早いです。
また、枯れたところから新芽が出てくる健気な姿は微笑ましいです。

フワフワと浮いたみたいに展開していきます。


三角状になるのは水生苔に似てますね。               


流木チックな根っこがハイゴケに囲まれてました。
持ち帰りたい症候群をグッと我慢、我慢・・・


それでは本日はこの辺で・・・
本年もよろしくお願いします!!