EXILE・USAが参院選候補者のブログに
応援の様子を掲載されたことで
NHKの出演番組の放映が延期された。
NHKの判断のよしあしはここでは触れないが
私が驚いたのは、
USAがその候補を応援する立場を表明したということ。
その人のパフォーマンスや活動が大好きであっても
その候補や政党の主張に同意できなかった場合
その一点において離れていく可能性は否定できない。
そういったわけで、エンタメ界、スポーツ界などの
いわゆる人気稼業の人間は
宗教や政治からは距離を置くのが得策とされてきた。
(特定の宗教とむすびついた政党の事例は除く)
ネットに掲載されることはUSAの意図ではなかったかもしれないが
応援に行ったということは
支持する立場を表明することは本人の意思でしょう?
それ、ありなんだ、というところが驚きでした。
(LDHは自分たちがやりたいことをやるために
自分たちで出資して立ち上げた事務所なので特殊
という事情はあるでしょうけど。
いわゆる芸能事務所だったら事務所に止められたはず)
そして、元ワールドオーダー、野口量さんも
ご自分のブログやツイッターで某候補さんへの支持を
熱く表明していた。
ありなんだねえ。
せっかく自分のパフォーマンスを気に入ってくれた人が
去っていく危険性を避けることよりも
自分はこういう考えだと表明する、
自分を正直に表現することのほうを大切にする。
なんか、時代が違くなったんだなあとしみじみ感じました。
(お年寄りか)
『ファン』という立場からすると
自分が気に入ったパフォーマンスであっても
宗教や政治的立場を知ってついていけなくなる可能性があるわけで
ちょっとドキドキする。
「知らされない幸福」の中に安穏としてはいられないのだ。