のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2023.11.04のお稽古(小習) 炉開

2023-11-05 19:00:52 | 茶道

待合の短冊 「開門落葉多」(かいもん らくよう おおし)

風炉から炉へ、諸道具の入れ替えを済ませて、炉開きを迎えました。

軸 「関 南北東西活路通」

   福代洋道 筆

花 芒・藤袴・ツワブキ

花入 唐銅鶴首(真)

薄板 矢筈板(真)

 初炭手前

釜 万代屋釜

炭斗 瓢

羽 野雁

香合 織部焼ハジキ

初炭の後、恒例の「粟善哉」を用意しました。

自家製浅漬けと次郎柿を添えて。

 濃茶運び点前

茶入 備前緋襷(伊部)の肩付き

茶杓 玄々斎(写し) 銘 「和敬」

仕覆 苺裂緞子

 開炉の道具組では、三部(瓢・織部・伊部)を取り合わせることが多いようですが、決まりでは無いようです。

 薄茶の干菓子 吹き寄せ

    菓子器 箕焚火絵

干し柿練り切り(米屋製)

 薄茶運び点前の点前座

水指 瀬戸の一重口

茶碗 喜寿祝茶碗

茶杓 春慶塗り茶杓

薄器 住吉蒔絵の面根来中次

薄茶棚点前(替え茶碗付)

炉に切り替わったばかりなので、濃茶・薄茶共に平点前です。

炉開きは茶の世界では正月に当たります。

その年の新茶をいただき、茶室も改めて、気持ちも新たに精進します。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿