一気に冬が到来しました。
常であれば、皆さんが見えてから下火をおこすのですが、急に寒くなったので早めに釜を掛けて待ちました。
四か伝ですので、三種の菓子を縁高に用意します。
菓子 薯蕷饅頭(松茸)・亥の子餅・次郎柿
四か伝
五角盆にて盆点(I)・和巾点(O)
ここで、たっぷりと入れた炭が燃え尽きそうになり、後炭手前をしてもらいます。
茶通箱(K)
大津袋の点前座
濃茶器に棗を使用しているので、棚上の薄器には棗以外のものを乗せます。
干菓子 麩焼き煎餅(式亭)・州浜の吹き寄せ(京都伊藤軒)
菓子器 梅花盆(吹き寄せにふさわしい干菓子器を選んで欲しいものです。)
水屋で道具を選ぶ時は、自身が亭主になったつもりで組み合わせを考えて、おもてなしをするように常に言っているのですが、不十分な道具では無理ですかね。
特に季節が合わないのは要注意です。
替え茶碗付での薄茶点前です。
正客が主茶碗で一口飲んだら、帛紗を腰に付けて「お替えで失礼します」と正客に断り、替え茶碗を二手で取り込みます。
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