家族のノートパソコンのハードディスクに不良セクターができたようで
起動時に毎回スキャンディスクが始まってしまうようになった。
本体購入以来5年以上も使ってきた物なので、
諦めてハードディスクを交換することにした。
ネットで大体の相場を見た後、平塚市北部にある
ヤマダ電器・コジマ・ケーズデンキと三つも大型家電量販店が並ぶ地域へ向かった。
そこには、私の想像を遙かに越える変化が待っていた。
最初に入ったヤマダは、コジマの開店に会わせて店内を改装したようで
プラモデルやカー用品など、電器と全く関係のない商品が増えていた。
過去にも介護用品や書籍など、電器と関係のないことを
始めては止めてきたヤマダで
いつまでこの売場はもつのだろうと思いながら、
パソコンのパーツ売場の方向へ歩いて行った。
改装前は広く品数も多かった自作関連パーツなどは
隅の方に追いやられ売場も狭くなっていた。
それでもビデオカードや筐体など一通りは揃っているようで
ハードディスクを置いている場所もあった。
しかし、そこにはバファローとロジテックの商品しかなくバルク品は影も形もなかった。
コストパフォーマンスが悪いリテール品を買う気はなかったので、私は店を出た。
次に入ったコジマは、つい最近できた店舗だ。
パソコンのコーナーはあるものの自作関連用品やパーツなどは、無かった。
他の店舗もあまりパソコンに強くないので、こんなもんだろうと思い店を出た。
最後に入ったケーズデンキも、前は、パーツ類をある程度置いていたが
今は、リテール品が少しだけ置いてあるだけだった。
かつての自作ブームの頃、こぞってパーツを置いていた郊外型大手量販店は、
すでにパーツを置かない方向へなっているようだった。
仕方が無く、私は厚木へ向かった。
厚木では、まずラオックスへ向かった。
自作ブーム以前から、そこそこ部品を置いていた店舗だからだ。
しかし、自作用のパーツどころか、リテール品の内蔵ハードディスクまで
置かないようになっていた。
厚木には、パーツ堂という店もあるが定休日であったため、
ソフマップで値段を見た後、厚木の北の外れの方にあるZOAへ向かった。
結局、バルク品が同じぐらいの値段で売っていて、
ポイントもつくソフマップに戻り購入した。
しかし、10%だと思いこんでいたポイント還元はたった1%で
結局、無駄な手間をかけただけだった。
かつての自作パソコンブームによって、神奈川県央でもある程度は
パーツを手に入れられるようになっていた。
しかし、茅ヶ崎のPC湘南は閉店したし、8月にはソフマップも閉店してしまう。
また、以前のように遠くまで出かけなければ
欲しいパーツが入手できない時代が来るのだろうか。