酒飲み掃除日記

掃除用具のレビューや飲んだお酒の感想とかをつれづれなるままに書いてます。

「GIGAマップル渋滞・ぬけみち関東道路地図」の恐怖!

2006年06月25日 | Weblog

※この駄文は、近所のコンビニで立ち読みした
2004年発行の物を基準にしています。
現在の版では改善されているかもしれません。
http://www.mapple.co.jp/publ/nukemiti.html

車に乗っている時に渋滞に出くわすと、どうしてもイライラしてしまうものです。
渋滞に出くわさない快適な道を日々探している人も多いでしょう。
しかし、普段の生活で訪れる範囲内ならともかく、たまたま所用や観光で
出かけた土地で抜け道になるような道を探すのは困難です。
抜け道だと思って入っていくと行き止まりであったり、
とんでもなく狭い道であったりします。
こうしたニーズに応えるのが、この本・・・・・・のはずです。

パラパラとページをめくり神奈川近辺のページを見ると色々抜け道が載っています。
私がよく使う空いている道も載っていて、一見便利な本に見えます。
しかし、よく見るとトンデモないことが書いてあります。
国道の下を潜る車一台がやっと通れる狭い道が
国道との交差点がある広い道のように書かれていたり、
未だ開通していない県道が開通したかのように書かれています。
売り文句のように、コンピューターで地図情報を管理されているようには、
とても見えません。

しかも、肝心の抜け道にも、とんでもない道が混ざっています。
市内の渋滞を避け郊外を回るとして紹介されている道が
片側一車線で歩道も狭く右折レーンがないため激しく渋滞する道だったりします。
市内へ入る際の渋滞を避ける迂回路のはずが、
より渋滞が激しい市内への入口に案内されます。
市街地の車一台がやっと通れる抜け道を途中まで書いておいて、
何故か抜けたい渋滞発生地点の手前で渋滞する道へ誘導しています。
その上、目的地の方向へ曲がることができない交差点なので
出発地の方向に戻されてしまいます。
(狭い生活道路を地図会社が抜け道として紹介することへの批判もありますが、
ここではその是非を問いません。)
交通量が少ないと紹介している県道が、いわゆる酷道サイトで紹介するような道で
よほどのことが無い限り渋滞する国道を走った方が早く目的地に着きます。
昭文社と50人のモニターによる実走調査をしたとサイトに書いてありますが、
道路地図を見て適当に線を引いたか、
陣馬峠で対向車とすれ違うのが好きなマニアが
地図作りに混ざっていたかしたのでしょう。

とても、最大手の地図会社の2000円もする地図とは思えませんでした。



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