酒飲み掃除日記

掃除用具のレビューや飲んだお酒の感想とかをつれづれなるままに書いてます。

安ウイスキーの消費方法を考える

2007年02月02日 | ウイスキー

安ウイスキーを飲んでいると、
最初の内はストレートや水割りでもいいのですが
途中から味や香りに飽きてしまうことがあります。
しかも、ウイスキーは焼酎などよりアルコール度数が高いので
飲んでも飲んでもなかなか減りません。
ここでは、宝酒造のキングウイスキー凛を例に
安ウイスキーをジュースで割って消費する方法を検証してみます。


キングウイスキー凛(宝酒造)720mL

ウイスキーとしてはすっきりしていて
ピートのスモーキーさはあまりない。
甘味とも苦みともつかない独特の味があり、
それが好みを分けるだろう。
香りは高めだがすっきりしている。




・コカコーラ(コカコーラ)
ウイスキーの割り物の定番だけ合って
美味しく飲めました。
ウイスキーの香りがコーラの香りに負けず
主張していましたが、
悪くありませんでした。


・がぶ飲み ヴァイタミンC(サッポロ飲料)
オロナミンCなどの栄養炭酸飲料系の味です。
強いジュースの香りの後にウイスキーの香りがきましたが
意外なことに凛と合っていました。


・キリンレモン(キリン)
炭酸と柑橘系の酸味という混ぜ物の王道ですが
凛の味が強くでてしまって、
キリンレモンの良さが消されてしまいます。
飲み飽きた味を変えるという目的は達成できませんでした。


・カナダドライ トニックウォーター(コカコーラ)
カクテルなどを造るための飲み物だけあって
柑橘系の酸っぱさがキリンレモンよりよく出てました。
ただ、これも凛の味に負けているため、
あまり混ぜた意味がありませんでした。

・コダマジンジャーエール(コダマ飲料)
甘味を抑えた割り物むけの味と
そこそこ強めの炭酸が
凛の香りとあいました。


飲み飽きたウイスキーの目先を変えるには、
炭酸と果実のような一般的な割り物よりも
ウイスキーの味や香りに負けない
コーラなど強烈な味の飲料が良いようです。
意外なものがあってるのかもしれません。


低価格ウイスキーを飲む(8) オールモルト (ニッカ)

2006年06月16日 | ウイスキー

オールモルト(ニッカ)180ml
http://www.nikka.com/products/whisky_brandy/nikka/blended/allmalt/

ニッカ独自のオールモルト製法で作られたウイスキー。
オールモルト製法とは、ブレンデッドウイスキーに使われる
グレーンウイスキーの原材料をモルトウイスキーと同じく大麦にしたもの。
ストレートで飲むと、アルコールの辛さとともに、甘い香りが口に広がる。
後味はニッカのウイスキーとしては、すっきりしている。
水で割って飲むと、アルコールの辛さが和らぎ、
樽からきた甘味と甘い香りを愉しみやすくなる。


低価格ウイスキーを飲む(7)ブラックニッカ スペシャル

2006年03月13日 | ウイスキー

ブラックニッカスペシャル(ニッカ)180ml
http://www.nikka.com/product/type/blend/bl_black-sp.html

髭のウイスキーとして知られた酒。
クリアブレンドにも同じ肖像が描かれているが味は全く違う。
こちらが、旧一級ウイスキーの流れをくんでいる。
飲む前の香りは、ほんのりスモーキーで少し甘い。
ストレートで飲むと、複雑とまでは言えないが、濃いめの甘い香りが広がる。
香りは余韻としても長く残る。
割って飲むと飲みやすくなり、しっかりと香りを楽しむことができる。
昔ながらのウイスキーといった感じの味と香りだ。


低価格ウイスキーを飲む(6) サントリー オールド Rich&Mellow

2006年03月09日 | ウイスキー

サントリー オールド Rich&Mellow(オールド43°)(サントリー)180ml
http://www.suntory.co.jp/cgi-bin/wow/product.pl?prodid=14290&prodid=14300

かつてのジャパニーズウイスキーの象徴。
1980年には1240万ケースも出荷したらしい。
飲む前の香りは、あまり強くなく、ほんのり甘い。
ストレートで飲むと、アルコールの辛さと、
樽からきた甘さを感じる。
それと同時に甘めの香りが口の中一杯に広がる。
香りは長い間持続し続ける。
割って飲むと、当然、香りはストレートより弱くなるが、
飲みやすくなり香りを楽しむことができる。
旧特級ウイスキーだけあって格が違うということか。


低価格ウイスキーを飲む(5)~富士山麓 樽熟50°(キリン ディスティラリー)

2006年03月06日 | ウイスキー

富士山麓 樽熟50°(キリン ディスティラリー)600ml
http://www.fujisanroku.jp/

キリンが2005年に出したヒット商品。
飲む前の香りは、高いウイスキーほどの複雑さはないものの
このクラスでは珍しいほどの樽由来の香りがする。
ストレートで飲むと、アルコールの辛さと甘めの香りが口一杯に広がる。
香りは長時間持続する。
しかし、水割りにしてみると香りが著しく減退する。
ストレート、オンザロック、濃いめの水割りなどで飲んだ方が良いのかもしれない。
級別制度時代のアルコール度数にとらわれた製品が多い中、
50°と高いアルコール度数なのも良いし、
しっかりとした香りをしているのも良い。
ヒットした理由がよく解った。


低価格ウイスキーを飲む(4)~キングウイスキー 凛(宝酒造)

2006年03月05日 | ウイスキー

キングウイスキー 凛(宝酒造)720ml
http://www.takarashuzo.co.jp/tkr-shohin/cmn_p_detail.php?p_prodid=879

清酒 松竹梅や缶チューハイでおなじみの宝酒造が販売しているウイスキー。
トリス ブラックやオーシャンラッキーと並んで最安値を争っている。
飲む前に嗅ぐと、ほんのり甘めの香りがする。
ストレートで飲んで見ると、まず辛みを感じるが直ぐに消え、甘めの香りだけが広がる。
割ってみると、香りだけが強調される。
クリアブレンドやトリスよりすっきりしている。
とっても個性的で、好みの別れるウイスキーだと思う。


低価格ウイスキーを飲む(3)~ホワイト(サントリー)

2006年02月24日 | ウイスキー

ホワイト(サントリー)180ml
http://www.suntory.co.jp/cgi-bin/wow/product.pl?prodid=15810

サントリーが1923年に売り出した、最初の本格的な国産ウイスキー。
飲む前の香りは、ほんのり甘く、ほんの少しだけスモーキー。
ストレートで口に入れると、辛みと香りが口に広がる。
香りはスッと消えて後に残らない。
割って飲んでみると、強すぎない甘さ、辛さ、香りが広がるようになり飲みやすくなる。
最近は目立たない酒になっているが、ウイスキーの基本を押さえている良いお酒だと思う。


低価格ウイスキーを飲む(2)~ブラックニッカ クリアブレンド(ニッカウヰスキー)

2006年02月15日 | ウイスキー

ブラックニッカ クリアブレンド(ニッカウヰスキー)180ml
http://www.nikka.com/product/kob/

現在のニッカウヰスキーの低価格帯ウイスキーの代表。
昔からのブラックニッカは、こちらではなくスペシャルの方。
飲む前の香りは、ほんのり甘い香りがする程度。
ストレートで口に含むと、甘みとアルコールの辛さを感じる。
ピートを使わずに大麦麦芽を乾燥させたため苦みがほとんどない。
甘い香りは後味として残るが、それほど強くない。
トリスほどではないが、複雑な香りというわけではないので、
やはり何かで割って飲むのが良いかもしれない。


低価格ウイスキーを飲む(1)~トリスウイスキー(サントリー)

2006年02月13日 | ウイスキー
トリスウイスキー(サントリー)180ml
http://www.suntory.co.jp/whisky/torys/

戦後すぐ発売された低価格ウイスキーの代表。
スクエアとブラックもあるが、今回購入したものは昔ながらのラベルのもの。
値段が違うブラックとは中身が違うと解るけど、同価格のスクエアとどう違うかは謎。
飲む前の香りは、ほんのり甘い香りがする程度。
ストレートで飲むと、ほんの少し苦み伴った甘みが口の中に広がった後、すっと消える。
水やソーダで割ると色や香りが思ったよりも薄くなるので注意が必要。
色と香りのついた甲類焼酎のような感じで飲むのがいいかも。