相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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ポンド・円テクニカル分析(9月28日)

2012-09-28 23:28:13 | ポンド・円テクニカル分析
ポンド・円テクニカル分析

GBP/JPY(9月28日東京市場終値125.97(+0.10))

2011年3月18日のG7協調介入により続いた円安局面で4月8日に終値で139.78まで上昇後は下落トレンドを継続。9月22日終値118.17と10月4日118.14で二番底を形成。10月31日は日銀の円売り介入もあり、126.40まで反発したが、2012年1月16日は117.64に下落。その後は反発に転じ、中期上値目標値の132.20に対して、3月21日は132.87まで終値で上昇。4月2日の132.89と二番天井を形成後は4月16日に127.49に下落。4月26日に131.41に反発後は再度ポンドの下落トレンドが継続し、6月4日は119.86に下落。6月18日に124.19で引け、買いシグナルとなり、22日に125.44に上昇。28日に123.55に下落したが、7月3日に125.16に反発。しかし、その後は軟化に転じ、7月9日に123.34で引け、売りシグナル。13日には122.42に下落。18日に123.63に反発したが、上値も重く、24日は121.11に下落。30日は122.95に反発したが、31日から軟化に転じ、8月3日は121.51に4日続落。3日のNY市場では122.730で引けているが、まずは122.95を上抜けして123円台を回復できるかがポンドの下値確認と戻り拡大の条件と予測した。9日に終値で122.96に上昇したが、10日は122.26に反落するなど上値の重い展開が継続。しかし、13日以降反発に転じ、14日に123.42で引け、買いシグナル。17日に第一上値目標値124.60に対して、124.69に5日続伸。22日には第二上値目標値125.20に対して、125.21に8日続伸。しかし、短期的な上値達成感もあり、24日には124.68に続落し、買いシグナルは一旦消滅。31日は123.83に下落幅を拡大。しかし、9月3日から反発に転じ、7日は126.04に急進。ユーロポンドの上昇の影響から戻りが抑えられ、13日に125.13に下落したが、14日の125.72から反発に転じ、19日は128.57に3日続伸。しかし、20日は126.52に急反落。21日は126.99に反発したが、127.00以上を回復しないと再度戻りを試す可能性は小さいと予測した。26日は125.60に下値を拡大。28日に125.97に続伸したが、東京市場終値で126.20以上を回復しない限り、下落バイアスが継続し、ポンド円の上値の重い展開の継続を予測する。

MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:62.27、BB:128.06と123.00

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:9月19日東京市場終値128.57を上回り、128.60以上で引けると→上値目標値:130.20
下値:9月13日東京市場終値125.13を下回り、124.99以下で引けると→:下値目標値123.20、122.60、122.00