goo blog サービス終了のお知らせ 

相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

トップファンドマネージャー、相場のプロが書く金融市場予測&学習ブログ!

今月は『二日新甫』で相場が荒れる!?

2008-06-02 21:57:10 | 相場雑学
時間が経つのは早いもので、今日からもう6月です。

2年前の10月にも書きましたが、相場の世界では、昔から最初の営業日が2日で始まる月は、『二日新甫』といって相場が荒れるという格言があります。今年は6月だけですが、2006年は10月が該当していました。ちなみに10月は、アノマリーで株のリターンがマイナスのことが多い月(最もマイナスである月は9月)です。あの1987年のブラックマンデーは10月でした。ちなみにTOPIXでは1949年以降のデータで9月、10月とマイナスのリターンを出す傾向が多く見られます。もちろん、『荒れる』というのは、下げるだけの意味ではなく、激しく上下に変動することも意味しています。

足元の相場は株式市場が反発し、堅調。外国為替市場も3月の1ドル95円台からは円安となるなど、株価反発などを背景としたリスク許容度の上昇からクロス円全般で円売りが優勢となっていました。そして債券市場も原油価格の最高値更新を背景としたインフレ懸念、米国の利下げ打ち止め観測および年内の利上げ観測、英国やカナダの利下げ観測後退、ユーロ圏の利上げ観測などから下値を探る展開(金利上昇)となっていました。しかし、今月は一波乱ありそうな感じがします。つまり、これまでと逆の動きが起こる可能性が考えられます。株式市場の下落、円高、債券高だけでなく、原油価格や商品市況も含めて大きく変動する月になるかもしれません。
また、繰り返しになりますが、2日で営業日が始まる月は、13日が金曜日になります。
不気味ですね。



コガネムシの理論

2006-09-17 01:17:48 | 相場雑学
コガネムシの理論

小生にP&Fを伝授していただいた元上司のたとえ話を書きたいと思います。

小生は3回くらい仕事場で説明をされたのを覚えています。しかし、当時はすぐには理解できませんでした。

元上司が子供のころ、庭の樫の木に沢山コガネムシがいて、コップを逆さにしてコップの底で相撲をとらせたりしていたそうです。ある日、一匹のコガネムシをコップの底に置くと、コップの底を歩き出し、縁まで行っては跳ばないですぐにポトンと下に落ちてしまった。何度やっても縁まで行って跳ばないですぐに下に落ちてしまう。しかし、こんなコガネムシでさえ、さすがに7~8回同じことをやると、コップの縁まで行って立ち止まり、何か考えているような素振りをして初めて下に落ちることなく、縁から引き下がり、やがて羽を広げて飛び立ったそうです

このメッセージでは、コガネムシでさえ同じことを繰り返すと現象を理解し、ポトンと下に落ちなくなったことから生じます。市場参加者はコガネムシではなく、人間です。人間ならば、なおさら繰り返して起こる現象から学びます。相場があるバランス状態、たとえば115円と117円のレンジで往復相場の現象を繰り返していると、その往復の回数が多ければ多いほど、寄り多くの人がその収益機会を提供している現象に気づき、だんだんと115円での買い、117円での売りが多くなるのです。したがって往復の数が多いほど、P&F流に言うと、相場のバランスの行数が多ければ多いほど、117円近辺での売りは増え、115円近辺での買いは増えるわけです。しかし、往復相場のバランスが崩れ、ひとたび117円を上放れたり、115円を下放れたりすると相場が跳ぶ要因がここにあるのです。117円を上放れると、売り方の損切りの買い戻しに加えて、新たな買いポジションが加わります。また、同様に115円を下放れると、買い方の損切りの投げ売りに加えて、新たな売りポジションが加わります。こうした現象から『相場はバランスを崩すと跳ぶ』ことになるのですが、元上司は、これを笑い話として『コガネムシの理論』と読んでいるそうです。

コガネムシは金持ちとも言いますしね

銀行家

2006-06-18 18:11:07 | 相場雑学
雨が降っています。
梅雨の季節だから仕方ないけれど・・・。

そういえば雨で英語の諺を思い出したので、書いてみます。
銀行家について天気に喩えて述べたものです。

“A banker is a fellow who lends you his umbrella when the sun is shining, and wants it back the minute it begins to rain.”

『銀行家は、晴れの日に傘を貸したがるが、雨が降り出すと返してもらいたがる者である』

なんとなく分かる気がします。


ランダムウォーク理論対テクニカル分析

2006-05-06 00:40:07 | 相場雑学
ランダムウォーク理論テクニカル分析

将来のことは誰にも分からないという人が居ます。金融市場の予測なんて分からないに決まってると。これを運用会社の人が平気な顔で言うのにはびっくりです。小生には自分の仕事を放棄しているような気がしてなりません。

小生は百歩譲ったとしてもこう言いたいです。『いつも分からないわけではない』と。あるいは『分かるときもかなりある』と。

読者の皆さんには、ご存知の方も多いと思われますが、効率的市場仮説(この場合ウィーク型)とかランダムウォーク理論とかいう言葉があります。簡単に言うと、それは過去の値動きから将来の予測をすることはできないというものです。

ランダムウォーク理論によれば、市場価格の変化はそれぞれ独立したものとされます。したがって、過去の値動きは将来の価格の方向性を予測するに際して信頼すべきではないこととされています。この理論は効率的市場仮説を基に、市場価格は本質的価値の周辺をランダムに変動するものと考えます。そして最良の市場戦略は、市場に打ち勝とうとするのではなく、極めて単純なBuy and Hold 戦略にあるとするものであります。
 
 ランダムウォーク理論は、市場価格がトレンドを形成することを疑問視するものでありますが、実務界で多くのトレンド追随型システムが収益を上げているという事実をどう説明するのでしょうか?もし、市場価格が予測不能で、トレンドを形成しないとすれば、市場参加者は如何にして市場の強気、弱気を判断するのでしょうか。Buy and Hold戦略は、市場価格の長期下落トレンドが続く場合は実践すべきではないのではないかといった疑問が残るのであります。

 小生の経験では、日中の値動きは確かに予測が難しいのもがあります。あまりにもノイズが多く、イントラデーの値動きが細か過ぎるからです。しかし、その日中の値動きにも、時々、規則性や市場特有の変動パターンが見られるときがあります。また、日々の終値を繋いだチャートであれば、過去の経験則が活かされるときもかなり多く見られます。テクニカル分析によってかなり相場予測の参考になったことが多かったのです。

 テクニカル分析は、過去の市場価格の変動パターンを通じて将来の参考にするものであります。たとえそれが100%当たらないからといって全てを否定するアンチチャート論者とは初めから議論がかみ合わないものなのです。だいたい100%なんていう『絶対』の世界は『死』と『税金』だけなのです。
 
小生が参考にしているP&F、エリオット波動、罫線、移動平均線などのテクニカル分析、そして行動ファイナンスは、こうした効率的市場仮説やランダムウォーク理論に常に挑戦しているのです。


為替ってもともとどんな意味?

2006-03-22 10:06:54 | 相場雑学
為替ってもともとどんな意味?

私たちが毎日耳にする為替という言葉があります。外国為替が最も多く聞かれるものですが、それではこの為替という言葉は何を表しているのでしょうか?

外国為替とは通貨の交換レートのことですが、為替には他に、内国為替という言葉もあります。
読者の皆さんの中には、ご存知の方も多いと思いますが、老婆心ながら、今回相場雑学のコーナーで取り上げてみました。

この為替という言葉は、実は、『遠隔地決済』という意味なのです。

超一流の高学歴グループと軍隊グループで為替のディーリング勝負

2006-03-19 14:57:59 | 相場雑学
超一流の高学歴グループ軍隊グループで為替のディーリングをしました。
どっちのグループが儲かったでしょうか?

米国でこのような興味深い実験を行ったケースがあるそうです。
当時の外国為替市場は電話による売買が主流で、現在のようなEBS(電子ブローキングシステム)による所謂、板のような取引ではなかったため、より反射神経が大事な売買執行形態でした。

結果は、海軍、陸軍など軍隊の人たちが、修士号や博士号を持つ高学歴の人たちよりずっと儲かったそうです。
俊敏な判断が要求されるボラティリティの高い外国為替市場においては、フットワークが何よりも重要になるのでしょう。

相場の世界は、『売る』、『買う』、『何もしない』、この3種類のアクションしかなく、意外にシンプルな世界なのです。相場を決定するのは、意思決定の背後にある難しい理論やファンダメンタルズではなく、さまざまな意思決定の結果としての市場参加者のバランスオブアクションなのです。

何故、なぜ強気をブルと言い、弱気をベアと言うのか?

2006-03-11 16:52:05 | 相場雑学
英語では強気をブル(I am bullish)、弱気をベア(I am bearish)と言いますが、この由来は何か知っていますか?

何故、強気が牛で、弱気が熊なのでしょうか?

金融業界関係者では知っている人は多いものの、正確な由来は意外に知らない人が多いのです。
会社で若い人に聞いたところ、知らない人が結構いました。

答えは、動物の攻撃態勢から来ています。

牛は角を下から上へ突き上げます。熊は手を上から下へ振り下ろします。
このことから牛は上昇相場、熊は下落相場を意味するようになったといわれています。

相場の習性 - 相場の変動パターン②

2006-02-19 01:25:14 | 相場雑学
相場の習性 - 相場の変動パターン②

相場の習性を理解することは、相場予測の上で欠かせないものです。
相場の習性とは、相場の変動パターンを理解することなのです。

相場の格言③の相場はバランスを崩すと跳ぶで説明した相場の変動パターンについてもう一度書いてみたいと思います。

①相場がバランス(均衡状態)を崩し、それまでの保ち合い(揉み合い)を上放れ るか下放れるかすると、相場は急騰・急落する。

②その後、相場は次の目標値の近辺で再度売り買いが拮抗し、バランスし始め、新 しい保ち合い(揉み合い)を形成する。

つまり、古い均衡状態を壊して、新しい均衡点を求めて突き進む状態を繰り返すのが相場の歴史であります。
そして、このバランスとバランス崩しの繰り返しが全体としてトレンドを形成し、時にそのトレンド自体にも転換が起こります。

どんな市場でも1年約250日の営業日のうち通常200日以上は相場がバランスしている状態にあり、バランスを崩して跳んでいる状態の期間はせいぜい50日くらいです。この跳んでいるときに正しい方向にポジショニングされていれば、あとの200日はそれほど問題ではないのです。
また、バランスの期間が長ければ長いほどエネルギーは大きく、相場の跳ぶ度合い、つまり、上値目標値は高くなり、下値目標値は低くなります。保ち合い(揉み合い)が長くなると、上値バランス近辺では売りやショートポジションが多くなり、下値バランス近辺では買いやロングポジションが多くなります。そしてそれを突破することで一気にポジションを逆転させようとする力が働くと同時に、新しく進行する方向への新規のポジションも形成されるため、相場が跳ぶことになるのです。

相場の変動パターンは、実は、このような単純な動きの繰り返しなのです。こうしたパターン、あるいは癖みたいなものを理解することが重要と考えています。

相場の習性 - 相場の変動パターン①

2006-02-11 23:06:31 | 相場雑学
相場の習性 - 相場の変動パターン①

相場の習性を理解することは、相場予測の上で欠かせないものです。
相場の習性とは、相場の変動パターンを理解することなのです。

①今、ある金融市場の価格が上昇しているとする。  

②しかし、どこかの地点で上昇が止まり、反落する。


③その後、前回の高値を抜けるか試しに行く動きとなり、再度上昇を始め
る(上攻め)。                   


④前回の高値を抜けた場合は、上値余地を確かめるように高値更新の状
態となり、さらに上昇する。                 

⑤一方、前回の高値を抜けずに反落した場合は、一転、②の反落した地点
を抜けるか試しに行く動きとなる(下攻め)。  

⑥そこで、もし②の安値を抜けた場合は、所謂二番天井となり、下値模索の
展開となる。                    

⑦相場の推移が④でも⑥でもない場合。すなわち高値も安値も抜けずに推
移する状態に入るケースを、所謂、揉み合いの状態と呼ぶ。

相場の変動パターンは、実はこの単純な動きの繰り返しなのです。


ICT化が為替の取引額とボラティリティー低下の要因

2006-02-08 01:28:46 | 相場雑学
ICT化の進展は、外国為替市場で取引額減少の要因となっている。輸出入企業がキャッシュ・マネージメント・システム(CMS)(注1)の採用など、為替管理を高度化させており、円相場への影響力が弱まっているためである。貿易収支の輸出入額などから推計すると、2000年後半に9%近くあった輸出入企業の東京市場での為替取引に占める割合は、2004年上半期に6%まで低下。市場関係者の中には、円相場のボラティリティーの低下も、円やドルを買い切ることの多い輸出入企業による為替取引が相対的に増えていないことが一因との見方がある。グループの資金調達を外貨も含めて一括管理すれば、同一の企業内で余っている外貨を互いにやり取りすることができる。結果として、輸出入企業が高い手数料を払って銀行から資金を調達する必要性が低下し、取引が増え難い一因となっている。


(注1)CMS
グループ内の資金を一元的に管理し、資金調達や運用を効率的にするシステム。親会社や金融子会社などが専門口座を持ち、余裕資金を集約すると同時に、運転資金が不足するグループ会社に貸し出す。外貨を含めて運転資金を融通し合ったり、関係会社同士で債権と債務を相殺するネッティングを行うケースも多い。グループの余裕資金を集めることで有利子負債の圧縮につながるほか、金融機関に支払う金利や手数料を削減できる。国際的に事業展開する企業を中心に導入が進んでいる。

ディーラーがトレードする目安・・・かな?

2006-02-06 00:52:38 | 相場雑学
にまる(20銭)、ごまる(50銭)、はちまる(80銭)

小生の外国為替のトレード経験およびディーラーとの相場についての会話で、イントラデーディーリングなど、きわめて短期的なトレードにおいて、短期筋が一つの目安として常に見ている共通する水準があります。
それは、にまる(20銭)、ごまる(50銭)、はちまる(80銭)です

どういうことかというと、現状のトレンドに対して、イントラデーの逆張りをする際に意識するポイントということです。

①にまる(20銭)は下から上に上がってきた相場が、大台変わりのときに売りを意識する水準。
②はちまる(80銭)は上から下に落ちてきた相場が、大台割れのときに買いを意識する水準。
③ごまる(50銭)は大台の前半か後半のどちらをやりたがっているのかを判断するときの通過点として意識する水準。 

ということになるかと思います。

①の場合、仮に、今のドル円が117円台後半から上昇して118円05銭まで上昇していたとします。イントラデートレーディングの場合、ディーラーは118円20銭前後でショートポジションを作ろうとします。その際、②のごまる、つまり118円50銭をストップロスの買い戻しのポイントとして設定します。

②の場合、仮に今のドル円が118円前半から下落して118円05銭まで売られたとします。この場合もディーラーは117円80銭前後でロングポジションを作ろうとします。その際、やはり②のごまる、つまり117円50銭をストップロスの売り決済のポイントとして設定します。

③したがって、ごまるはストップロスのポイントでもあると同時に、大台における前半か後半かの分岐点の役割となります。

高値が10銭台だった場合は、①のにまる(20銭)を意識していますし、安値が80銭台だった場合は②のはちまる(80銭)を意識しています。
この場合、ごまる(50銭)のストップロスをつけにいかなかった場合と考えられます。

逆にストップロスが発動した場合、①のケースで118円の69銭~74銭あたり、③のケースで117円31銭~36銭あたりが、とりあえずの居所となりやすいのです。

外国為替市場はかなりテクニカルで、ゲームのような感じがするときがあります。

バブル発生の原因

2006-01-31 00:26:43 | 相場雑学
バブル発生の原因
市場関係者によれば、合理的バブルについては、その成長過程と破裂、再発生などを確率的に示すモデルが作られているという。しかし、現実にどのような契機によってバブルが発生するかについては、あまり知られているわけではない。バブルの発生には、人々がその資産の価格が成長するという期待を強く抱くことが必要である。バブルが生じるためには、実体的な原因で、資産価格が一定期間実際に上昇する必要がある。1980年代後半の地価バブルの発生直前には東京のオフィスに対する海外からの需要が増大し、家賃が急上昇していたといわれている。
 当時の金融政策が緩和政策をとっていたことが、バブル発生を促進したという主張も根強い。金融緩和によって潤沢に供給されたマネーが資産市場に向かい、価格上昇を招いたという議論である。実際に当時の金融政策は緩和基調であり、1987年の公定歩合は2.5%という低水準であった。日銀が金融緩和政策をとっていたのは、物価が安定していたからである。マクロ経済理論によると、一般物価水準は貨幣供給量(マネーサプライ)に依存し、資産のファンダメンタル価格は資産がもたらす将来便益によって決定される。また、資産の将来便益の名目額は将来の物価水準に依存する。したがって、バブルが発生しない時には、一般物価水準を調節していれば資産価格の急上昇を招くことはないはずである。この意味では、一般物価水準を重視して金融政策を行うのは妥当な方法といえる。
 一方、バブルに対してどのような政策発動をすべきかについては、まだ、十分に明らかにされていないといわれている。


○主なバブルと金融危機の歴史
1637年 オランダのチューリップ投機発生
1720年 英国の南海バブル発生
1929年 米国株価暴落暗黒の木曜日
1987年 ブラックマンデー
1990年 日本のバブル経済崩壊
1992年 欧州通貨危機
1997年 アジア通貨危機
1998年 ロシア危機、LTCM破綻
2001年 米エネルギー大手のエンロンの破綻

相場雑学③-ドルの由来は?

2006-01-29 11:56:16 | 相場雑学
相場雑学第三弾です!

ドルの由来は?

私たちが毎日のように耳にするドルという言葉。
では、このドルという名称はどこから来たのでしょうか?

実は、このドルは地名から来ています。
ボヘミアに”ダール”という銀の鉱山があります。
その銀を使って効果を製造したことから、徐々に変化してドルとなったと言われています。
メキシコドルなどが出発点です。

相場雑学 - 『相場』 と 『市場』 は同じか?

2006-01-28 17:08:11 | 相場雑学
相場雑学 - 『相場』と『市場』は同じか?

毎日、何気なく使っている言葉に『相場』という言葉があります。株式相場、債券相場、為替相場など。これに対して、株式市場、債券市場、為替市場など、『市場』という言葉も頻繁に耳にします。

それでは、この『相場』と『市場』は同じでしょうか?これは、意外にも違うのです。
実は市場関係者、尊敬する先輩、優秀な後輩、そして小生も含めて知らない人が結構多かったのには驚きました。小生は大学院の指導教授にご指摘をいただき、なるほどと思ったものです。
 
答えは以下の通りです。

『市場』は英語では“Market” 、『相場』は“Price”
つまり、『相場』は『価格』を意味します。
『最近の家賃は12万円が相場だ』などと使いますよね。

したがって、『相場』と『市場』は同じではないのです!


相場雑学

2006-01-26 20:02:27 | 相場雑学
相場雑学 - ドルは何故$と綴るのか?

ドルは何故$(本当は二本の縦線)と綴るのでしょうか?

ユーロはE、日本円はYにそれぞれ二本線が入っていますが、
何故、ドルはSなのでしょうか?

このSは、実はスペインのSから来ているのです。
ちなみに二本の縦線は橋を意味します。ジブラルタル海峡に
かかる橋を象徴しています。