時間が経つのは早い
もので、今日からもう6月
です。
2年前の10月にも書き
ましたが、相場の世界では、昔から最初の営業日が2日
で始まる月は、『二日新甫』といって相場が荒れる
という格言があります。今年は6月だけですが、2006年は10月が該当していました。ちなみに10月は、アノマリーで株のリターンがマイナス
のことが多い月(最もマイナスである月は9月)です。あの1987年のブラックマンデーは10月でした。ちなみにTOPIXでは1949年以降のデータで9月、10月とマイナス
のリターンを出す傾向が多く見られます。もちろん、『荒れる』というのは、下げるだけの意味ではなく、激しく上下に変動する
ことも意味しています。
足元の相場は株式市場が反発
し、堅調。外国為替市場も3月の1ドル95円台からは円安となるなど、株価反発などを背景としたリスク許容度の上昇からクロス円全般で円売りが優勢
となっていました。そして債券市場も原油価格の最高値更新を背景としたインフレ懸念、米国の利下げ打ち止め観測および年内の利上げ観測、英国やカナダの利下げ観測後退、ユーロ圏の利上げ観測などから下値を探る展開
(金利上昇)となっていました。しかし、今月は一波乱
ありそうな感じがします。つまり、これまでと逆
の動きが起こる可能性が考えられます。株式市場の下落、円高、債券高だけでなく、原油価格や商品市況も含めて大きく変動する
月になるかもしれません。
また、繰り返しになりますが、2日で営業日が始まる月は、13日が金曜日になります。
不気味
ですね。





2年前の10月にも書き








足元の相場は株式市場が反発









また、繰り返しになりますが、2日で営業日が始まる月は、13日が金曜日になります。
不気味




