相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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日経平均テクニカル分析(4月21日)

2010-04-21 23:21:04 | 読者の方からのご質問とその解説
日経平均テクニカル分析

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

4月21日終値:先物6月限:11100(+200)、現物:11090.05(+189.37)

4日ぶりに反発。
相場の森では、3月30日に11097.14で引け、1月15日終値10982.10を上回ったことによる中長期の買いシグナルは、中長期第一上値目標値11400に対して、5日ザラ場高値11408.17、終値11339.30で短期的なピークを形成。19日に10908.77で引け、11000を下回ったことにより買いシグナルは一旦消滅。今後の上下のトリガーポイントは11400以上と9800以下。まずは現物終値で11300以上の回復が鍵。
先物も反発。16日に11090で引け、11150を下回ったことによる売りシグナルは下値目標値の10800に対して19日の10840で一端の底値を確認。先物終値で10960以上を回復し、売りシグナルは一旦消滅。

21日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は11135近辺。上下の2σはそれぞれ11423と10847近辺となっている。MACDは12日からマイナス領域(売り)に転換し、継続中。RSIは54.13となっている。また、パラボリック・システムは8日から売りシグナルを継続中。ストキャスティックスは本日21日から買いシグナルに転換している。

相場の森:中長期トリガーポイントと目標値
上値:現物終値で11339.30を上回り、11400以上で引けると→:上値目標値11900、12200
下値:現物終値で9932.90を下回り、9800以下で引けると→下値目標値9400、8800

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で11270を上回り、11280で引けると→:上値目標値11680
下値:先物終値で10900を下回り、10880以下で引けると→下値目標値10720

的中例:
上値;10月15日に10240で引け、9月30日終値10110を上回り、買いシグナル→上値目標値10340  → 20日終値10330→その後22日10270に下落。

上値:12月3日に9950で引け、9880を上回り、買いシグナル→上値目標値10120、10180→12月7日終値10150、12月8日終値10120→その後12月10日は9820まで下落。

上値:3月30日に11097.14で引け、10982.10を上回り、買いシグナル→:上値目標値11400→4月5日ザラ場高値11408.17→その後19日は終値で10908.77に反落。

下値:6月16日に9770で引け、9780を下回り、売りシグナル→:下値目標値9540→23日終値9540

下値:7月6日に9700で引け、9820を下回り、売りシグナル→:下値目標値9100→13日終値9040

下値:8月17日に10250で引け、10440を下回り、売りシグナル→:下値目標値10200→19日終値10210→その後、20日10360、26日10640まで戻りを拡大。

下値:10月1日に9980で引け、10030を下回り、売りシグナル→下値目標値9680→5日および6日終値9680→その後9日の10010まで3日続伸。

下値:11月2日に9830で引け、29日終値9880を下回り、売りシグナル→下値目標値9700→5日終値9700→その後6日9780から11日9880まで4日続伸。

下値:2月5日に10060で引け、10160を下回り、売りシグナル→下値目標値9980→9日終値9940→その後12日終値10100まで続伸。