相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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ユーロ・円テクニカル分析(4月1日)

2008-04-02 00:39:55 | ユーロ・円テクニカル分析
ユーロ円テクニカル分析

東京市場終値(17時):157.00   安値156.33 高値157.39

157.80以上で引けるとユーロ買いシグナル。上値目標値は158.60、そして2月27日の戻り高値160.80。

ユーロ円相場は3月13日終値155.94を下回ったことによるユーロ売りシグナル点灯により、17日は下値目標値の153.80に対して終値で153.51、ザラ場では152.10まで下落した。一旦リバウンドしてもよい水準とみていたが、19日には終値で155.64に反発。24日に153.81に反落したが、その後反発。終値ベースでは17日の153.51と24日の153.81え短期的な二番底を完成。25日には156.28で引け、155.64を上回り、ユーロ買いシグナルが点灯。上値目標値の156.80に対して、28日には157.73まで終値で上昇。その後31日に156.96に反落した。本日は157.00で引けている。ドルの買い戻しが入り、ドル円が上昇してもユーロドルの下落がきつく、ユーロ円としてはもたついた状態だった。今後、157.73を上回り157.80以上で引けるとユーロ買いシグナルが点灯し、上値目標値として第一目標値158.60、そして第二目標値として160.80を計測している。この160.80は2月27日の戻り高値160.86に近く、ココを抜き去れば、1月22日の安値152.47と3月17日153.51の二番底が完成し、もう一段の戻りも期待できることになる。ただし、2007年7月20日の168.84をピークとする緩やかなダウントレンドのレジスタンスが控えており、163円~165円程度の本格的なユーロ円の上昇にはまだ時間を要すると考えられる。

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で157.80以上で引けると→:上値目標値158.60、160.80
下値:終値で153.70以下で引けると→:下値目標値152.30


ドル・円テクニカル分析(4月1日)

2008-04-01 23:59:38 | ドル・円テクニカル分析
ドル・円テクニカル分析

東京市場終値(17時):100.10/13   安値99.61 高値100.24

ドルのもぐら叩きも売り飽き気分?100.20以上で引けるとドル買いシグナルが点灯。上値目標値は103.60。

 ドル円は3月17日に95.78まで下落。この95.78は1995年4月19日の79.75から1998年8月11日の147.64までの上昇幅67円89銭の76.4%に相当。ドル円は147.64到達後の安値であった1999年12月22日と30日の終値102.08、2004年12月2日終値の102.03ザラ場では(101.30~101.60台)を下抜けしており、下値支持帯突破によって下方バイアスが強まる状況となっていた。テクニカル上、巨視的には79.75に対する大きな二番底を試す状態と考えざるを得なかったが、ドルの下攻めも時間切れとなってきた。ドルの100円以上の戻りを売り込むドルのもぐら叩きも飽きたのか、本日東京市場引け後にドルは101円台後半に上昇している。テクニカル的なロジックでは101円台後半から102円台以上を回復しない限り、ドルの下落バイアスは強いとみられるが、とりあえずのドルの下落サイクルも終了となった可能性が高い。明日移行の東京市場終値で100.20以上で引ける場合はドル買いシグナルが点灯し、上値目標値を103.60と計測する。一方、101円台後半から102円台の壁に跳ね返され、99.20も割り込むような急反落となった場合は、下値目標値として95.00を計測している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:終値で100.20以上で引けると→:上値目標値103.60
下値:終値で99.37を下回り、99.20未満で引けると→:下値目標値95.00