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相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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債券先物テクニカル分析(9月28日)

2012-09-28 23:00:51 | 債券先物テクニカル分析
債券先物テクニカル分析

日本国債先物12月限:9月28日終値:144.18(+0.08)

4月23日終値142.56以降は、小さなジグザグの右肩上がりレンジを形成しながら、上昇トレンドを継続。7月6日に143.95で引け、買いシグナル。7月12日には第一上値目標値の144.35に対して、144.36に相場上昇。19日は第二上値目標値144.50に対して144.49に相場上昇。23日は第三上値目標値144.65に対して、144.63に上昇。26日から軟化に転じ、31日は144.01に4日続落となったが、3日に144.51に3日続伸。6日から下落基調となり、9日に143.87に4日続落。10日は143.88に1銭反発。欧米市場の反発の影響から回復が考えられるが、まずは144.00以上の終値が下値確認の条件と予測した。相場は13日に143.99に続伸したが、終値で144に乗せられず、14日から軟化。16日には143.27と3日続落。第二下値目標値143.40も下回ったことによる売られ過ぎから17日は143.59に反発。20日に143.47に反落したが、21日から反発基調を継続し、24日には143.85に上昇。31日には144.00に上昇。9月5日には144.17(12月限は143.96)に上昇。7日に143.93(12月限は143.71)に反落。12月限は11日に143.93に反発後、13日は143.60に反落。14日は143.87に反発後、19日の143.57に続落したが、24日に143.94で引け、買いシグナル。28日に144.19に戻りを拡大。上値を試す展開を予測する。

MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:51.87、BB:144.02と143.53

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:9月24日に143.94で引け、9月14日終値143.87を上回り、買いシグナル→上値目標値144.30、144.45、144.60、144.75
下値:9月19日終値143.57を下回り、143.54以下で引けると→下値目標値143.10、142.95


債券先物テクニカル分析(6月1日)

2012-06-01 23:58:13 | 債券先物テクニカル分析
債券先物テクニカル分析

日本国債先物6月限:6月1日終値:143.82(+0.21)

2011年5月6日から高値圏で右肩上がりのレンジを形成し、エネルギーを蓄積しながらも、上昇トレンドを継続。11月18日は終値で12月限で143.09、3月限で142.49まで上昇。しかし、11月21日以降、東証のシステム変更によるボラ上昇の影響もあり、軟調地合いに転換。11月29日は終値で12月限で141.73、3月限で141.11まで下落。しかし、30日以降反発し、12月15日は142.39まで回復。28日に142.17まで下落したが、30日は142.41で引け、買いシグナルが点灯。第一上値目標値の142.80に対して、16日にはザラ場で142.86、終値で142.79に上昇したが、その後は24日の142.14まで反落。しかし、25日以降反発に転じ、2月2日は142.75まで上昇。8日に142.24に下落したが、10日以降は回復基調となり、142.75を目指す展開の予測通り、16日には142.88まで上昇。しかし、その後は軟化に転じ、22日は142.47まで下落。29日に142.73まで上昇したが、3月2日に142.54に下落。7日に142.78に上昇。3月限は9日に142.73で取引を終了。6月限は13日に142.47まで上昇したが、14日以降は軟化。15日は141.08まで下落したが、16日以降は反発し、30日に142.01まで回復した。4月4日に141.58へ反落後、6日に142.04まで上昇。9日142.32で引け、買いシグナル。第一上値目標値142.45に対して、10日に142.46。そして第二上値目標値142.60に対して13日に142.59に上昇。17日に142.73に上層後は保ち合い。20日も142.73となった。23日に142.95に上昇後、24日は142.79に反落したが、25日以降は反発。中期的な143.20前後への予測に対し、5月1日は143.16に上昇。2日は142.98に下落も、揉み合いながら16日には143.49に上昇。17日に143.25に反落後、18日は143.45に反発。21日以降軟化に転じ、25日は143.06に下落。28以降反発に転じ、31日に買いシグナル。6月1日には143.82と5連騰となった。欧米市場の堅調から上値試す展開を予測する。

MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:72.12、BB:143.84と142.87

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:5月31日に143.61で引け、5月18日終値143.45を上回り、買いシグナル→上値目標値143.90、144.05、144.20、144.35
下値:5月25日終値143.06を下回り、143.04以下で引けると→下値目標値142.60、142.45


債券先物テクニカル分析(7月14日)

2006-07-16 22:44:30 | 債券先物テクニカル分析
7月14日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値132.45 (前日比+0.68)
寄付132.00、高値132.52、安値131.97、終値132.45

大幅4日続伸。6月14日133.49から7月6日130.84までの下落幅2円65銭の61.8%戻しの132.48を上回る132.52まで戻りを拡大。戻り余地を探る展開。

14日の債券先物相場は大幅4日続伸。終値は前日比68銭高い132.45となった。
前日の海外債券相場の堅調、株式相場の下落を背景に寄り付きは前日比23銭高い132.00で始まった。寄り付き後は一旦売りが優勢となり、9時40分頃には131.97まで下落したが、その後はジリジリと水準を切り上げる展開。後場寄り後には132.45まで上昇。日銀の政策決定会合発表を前に、132.11まで値を崩したが、公定歩合の0.4%や追加利上げを急がない旨の発表を受けて、再び買いが優勢。利上げの材料で尽くし感も重なり、引けにかけて132.52まで急上昇した。大引けは132.45と若干緩んだものの、本日の高値圏で取引を終了した。
14日の債券相場は、大幅高。日銀が5年4ヶ月ぶりにゼロ金利を解除したが、0.25%の利上げは織り込み済み。補完貸付(ロンバート)金利に適用される公定歩合が0.4%と低い設定となったことも好感された。中東情勢の緊迫化、原油高、予想を下回る企業決算などによる米国株安や国内株式相場の大幅続落も債券相場の上昇要因となった。
現物債券市場でも堅調な展開。10年者の281回債利回りは0.025%低い1.885%で取引を開始。一時1.860%まで低下した。後場は1.845%~1.870%で推移。3時過ぎには前日比0.070%低下の1.840%まで相場上昇(金利低下)。10年物利回りとしては6月20日以来の水準となった。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は131.69程度。上下の2σはそれぞれ132.76と130.62程度。また、MACDはマイナスの領域からプラスの領域に転換している。RSIは61.15と上昇。中立ゾーンの50をやや上回った状態となっている。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は7月3日に131.40以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値の130.70に対し、6日にザラ場で130.84、終値で130.90まで下落した。しかし、その後は買い戻しが先行。売りシグナルは消滅し、4日続伸となっている。現段階では、売買のシグナルは出ていない状態となっている。相場がこのまま戻りを拡大し、133.25以上で引けると上値目標値は133.65となる。  14日の高値132.52は、6月14日高値133.49から7月6日130.84までの下落幅2円65銭の61.8%戻しである132.48を上回っており、次は85.4076%戻しに相当する133.10を目指す可能性が出ており、相場は戻り余地を探る展開を予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.65
下値:先物終値で130.89以下で引けると→:130.45

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)
⑪上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.10(13日終値で到達)


債券先物テクニカル分析(6月27日)

2006-06-28 00:47:31 | 債券先物テクニカル分析
6月27日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値131.78 (前日比-0.08)
寄付131.66、高値132.01、安値131.56、終値131.78

4日続落で正念場。5月23日終値132.33からの揉み合いレンジに回帰し、131.41の下抜けリスクを意識。

27日の債券先物相場は4日続落。終値は前日比8銭安い131.78となった。
前日の米国債券相場が9日続落するなど海外債券相場の軟調推移、7月ゼロ金利解除観測の強まりを背景に寄り付きは前日比20銭安い131.66で始まった。前場は上値の重い展開の中、下値を試す流れとなり、131.56まで下落した。2000年9月21日依頼の安値をつけた。その後は下げ幅を縮小する展開。後場寄り後から上値を試し、132.00まで上昇。その後131.84まで緩み、揉み合ったが、引けにかけて132.01まで再度上昇した。しかし、大引けにかけて売り込まれ8銭安い水準に推し戻されて本日の取引を終了した。
本日の債券相場は、前場と後場で地合いが変化。米国債の続落、7月ゼロ金利解除観測の強まりから安寄り後も軟調な推移。しかし、後場には2年債入札が順調だったこと、福井日銀総裁の進退問題に関する思惑から買い戻しが先行。戻りを試す展開となった。ただし、鉱工業生産、消費者物価指数、日銀短観などの国内材料に加えて、FOMCを控えていることもあり、買い戻し一巡後は伸び悩む展開となった。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.28程度。上下の2σはそれぞれ133.37と131.20程度で、本日のバンド幅は3銭程拡大している。また、MACDは21日にプラスの領域からマイナスの領域に転換し、本日も継続中。RSIは45.31と前日の46.36から低下。中立ゾーンの50を下回った状態となっている。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値を6月限で134.55、9月限で133.10と予測していた。13日には、9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。15日は133.23まで上昇した。しかし、9月限で見て、5月23日終値の132.22以降の揉み合い分のエネルギー噴出による上値のポテンシャルは133.10近辺でほぼ完了。短期的には上げるところまで既に上げており、上昇ペースが一服する可能性を見ていた。
相場は20日までで3日続落。終値で132.33まで下げていた。この132.33は、6日の終値131.41から15日の133.23までの終値ベースの上昇幅1円82銭の50%戻しの132.32にほぼ匹敵。一旦の反発を見ていたが、21日はようやく小幅ながら132.40まで終値で反発。しかし、相場は22日から再度下値を試し、132.28まで終値で下落。上記の61.8%戻しの132.11を次の終値での下値と見ていたが、23日に132.11で引ける展開となった。61.8%戻しまで売られたことで、一旦132.30以上の反発を予測していたが、26日、27日とさらに下値を拡大。本日131.78まで下落してきた。フィボナッチリトレースメントではその下は131.68前後となる。相場は5月23日の終値132.22からの揉み合いレンジに回帰し、チャートの形状も悪化。今後反発しても上値が抑えられ、海外債券相場次第では、131.40割れを試すリスクも視野に入ってきており、その際には130.70、130.25などが下値目標値となり、5月10日の130.06に対する二番底を試す可能性が生じている。相場は、6月のアノマリーでは収益率が低いという経験則が中旬移行に実現してしまった状態となっている。罫線では下ヒゲが長いことから反発の可能性もあるが、相場はまさに正念場である。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.65
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)
⑪上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.10(13日終値で到達)




債券先物テクニカル分析(6月26日)

2006-06-26 23:12:50 | 債券先物テクニカル分析
6月26日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値131.86 (前日比-0.25)
寄付132.07、高値132.20、安値131.84、終値131.86

3日続落で5月23日終値132.33からの揉み合いレンジに回帰。チャートの形状も悪化。

26日の債券先物相場は3日続落。終値は前日比25銭安い131.86となった。
前日の米国債券相場が8日続落するなど海外債券相場が軟調な展開だったことを背景に寄り付きは前日比4銭安い132.07で始まった。前場は一旦上値を試す流れとなり、132.20まで上昇したものの、上値も伸びず、株式相場が後場から切り返すと一転下値を試す展開。131.84まで下落した。その後、買い戻しも入ったが、戻りも131.96までで、本日の安値圏で揉み合ったまま本日の取引を終了した。
本日の債券相場は、引き続き上値が抑えられる展開で3日続落となった。日銀のゼロ金利解除観測に不透明感が残る中、国内要因よりはむしろ欧米の利上げ幅拡大の観測で値を崩す海外債券相場と株式相場の底堅さから下値を試す展開となっている。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.29程度。上下の2σはそれぞれ133.36と131.22程度で、本日のバンド幅は1銭程縮小している。また、MACDは21日にプラスの領域からマイナスの領域に転換し、本日も継続中。RSIは46.36と前日の49.68から低下。中立ゾーンの50を下回った状態となっている。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値を6月限で134.55、9月限で133.10と予測していた。13日には、9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。15日は133.23まで上昇した。しかし、9月限で見て、5月23日終値の132.22以降の揉み合い分のエネルギー噴出による上値のポテンシャルは133.10近辺でほぼ完了。短期的には上げるところまで既に上げており、上昇ペースが一服する可能性を見ていた。
相場は20日までで3日続落。終値で132.33まで下げていた。この132.33は、6日の終値131.41から15日の133.23までの終値ベースの上昇幅1円82銭の50%戻しの132.32にほぼ匹敵。一旦の反発を見ていたが、21日はようやく小幅ながら132.40まで終値で反発。しかし、相場は22日から再度下値を試し、132.28まで終値で下落。上記の61.8%戻しの132.11を次の終値での下値と見ていたが、23日に132.11で引ける展開となった。61.8%戻しまで売られたことで、一旦132.30以上の反発を予測していたが、本日も131.86まで下値を拡大してきた。フィボナッチリトレースメントではその下は131.68前後となる。相場は5月23日の終値132.22からの揉み合いレンジに回帰し、チャートの形状も悪化。今後反発しても上値が抑えられ、海外債券相場次第では、131.40割れを試すリスクも視野に入ってきており、その際には130.70、130.25などが下値目標値となり、5月10日の130.06に対する二番底を試す可能性がある。相場は、6月のアノマリーでは収益率が低いという経験則が中旬移行に実現してしまった状態である。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.65
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)
⑪上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.10(13日終値で到達)


債券先物テクニカル分析(6月23日)

2006-06-24 00:35:15 | 債券先物テクニカル分析
6月23日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値132.11 (前日比-0.17)
寄付132.36、高値132.49、安値132.19、終値132.28

続落。6日の終値131.41から15日の133.23までの終値ベースの上昇幅1円82銭の61.8%戻しの132.11で引ける。

23日の債券先物相場は続落。終値は前日比17銭安い132.11となった。
前日の米国債券相場が7日続落するなどグローバルな債券相場が軟調な展開だったことを背景に寄り付きは前日比13銭安い132.15で始まった。前場の早い段階で一旦下値を試し、132.06まで下落したが、すぐに132.21まで切り返すなど、前場は揉み合いの展開となった。後場中頃には132.37まで上昇したが、株式相場が強含みとなると下攻めに転換。引けにかけて急反落し、前場の揉み合っていた水準まで値を下げて本日の取引を終了した。
本日の債券相場は、引き続き上値が伸びない展開だった。福井日銀総裁の辞任観測には円相場ほどは反応していない状態。利上げ幅拡大の観測で値を崩す海外の債券相場や株式相場の安値からの急反発で上値が抑えられる状態となっている。ただし、ゼロ金利解除にはまだ不透明感が残るうえ、機関投資家の押し目買い意欲もあることから、海外債券市場対比では、下落幅は限定的となっている。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.29程度。上下の2σはそれぞれ133.36と131.21程度で、本日のバンド幅は2銭程縮小している。また、MACDは21日にプラスの領域からマイナスの領域に転換し、本日も継続している。RSIは49.68と前日の52.04から低下。中立ゾーンの50を下回った状態となっている。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値を6月限で134.55、9月限で133.10と予測していた。相場は13日に予測通り、9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。とりあえずの上値達成感が出る位置まで上昇し、テクニカル的にもやや割高な状態であることから、短期的にややもたつく可能性を考えていた。相場は、14日にはザラ場で133.49まで上値を拡大したが、その後一時前日比マイナス圏に突入するなど急速に上げ幅を縮小する展開となった。終値ベースで見ても14日の上げ幅が10銭、15日は3銭と、上値目標値133.10到達後の上昇幅が縮小。9月限で見て、5月23日終値の132.22以降の揉み合い分のエネルギー噴出による上値のポテンシャルは133.10でほぼ完了。短期的には上げるところまで既に上げており、現段階では最低でも133.05以下の軽微な調整を入れ、上昇ペースが一服する可能性を見ていた。
相場は20日までで3日続落。終値で132.33まで下げていた。この132.33は、6日の終値131.41から15日の133.23までの終値ベースの上昇幅1円82銭の50%戻しの132.32にほぼ匹敵。一旦の反発を見ていたが、21日はようやく小幅ながら132.40まで終値で反発していた。しかし、相場は22日から再度下値を試し、132.28まで終値で下落。上記の61.8%戻しの132.11を次の終値での下値と見ていたが、本日相場は132.11で引ける展開となった。61.8%戻しまで売られたことで、一旦132.30以上の反発を予測する。さらに、相場の習性から再度上値を試し、133.23の上抜けを試す動きとなり、133.25以上で引けると、上値目標値は133.65と計測される。しかし、20日までの3日続落と22日と本日の続落でP&Fチャートの形状は大きく悪化。買いシグナル点灯水準まで売られたことで、今後反発しても上値が抑えられ、133.23を一気に抜くのはかなり難しいと考えられる。海外債券相場次第では、131.40割れを試すリスクも視野に入ってきており、相場は分岐点を迎えている。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.65
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)
⑪上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.10(13日終値で到達)


債券先物テクニカル分析(6月22日)

2006-06-22 23:46:20 | 債券先物テクニカル分析
6月22日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値132.28 (前日比-0.12)
寄付132.36、高値132.49、安値132.19、終値132.28

反落も下値も堅い展開。下値では現物債需要から下げ渋る展開。

 22日の債券先物相場は反落。終値は前日比12銭安い132.28となった。
前日の米国債券相場が小幅ながら6日続落するなど海外債券相場が弱含みの展開だったことを背景に寄り付きは前日比4銭安い132.36で始まった。前場の早い段階で一旦上値を試し、132.49まで上昇したものの、上値が伸びず、株式相場が強含みとなると一転下値を試す展開。後場寄り後には132.19まで下落した。その後は買い戻しも入り、132.37まで戻すなど一進一退の展開。株式相場が上げ幅を拡大した割には、債券先物相場の下値は限定的だった。引けにかけて132.21まで値を崩したが、大引けで若干買い戻されて本日の取引を終了した。
 本日の債券相場は、株式相場の大幅高、西村日銀審議委員の講演が早期のゼロ金利解除に前向きだったことなどから先物主導で下げが加速する局面も見られた。一方で上期の計画対比で債券投資が進んでいない投資家の買い需要が見られたことや、財務省が非市場性国債の発行を検討するとの報道による需給改善期待などから下値も限定的となった。
 西村日銀審議委員は、長崎市内の講演で、『物価上昇率が低いながらもプラスに定着してきている状況で、名目利子率を極端に低いレベル長期に置き続けることは、長期的に見ると、起こる可能性は小さいかもしれないが、起きた場合には相当な問題を生じさせてしまうリスクが伴う』と発言。ゼロ金利政策解除に意欲的な見解を示した。
 現物債券市場は小幅な値動き。10年物の280回債利回りは前日比0.010%高い1.855%で寄り付いた。株式相場の大幅高の割には、利回りの上昇は1.880%までと相場下落は限定的で、先物対比で見ても小幅となり、べーシスが付く状況となった。
 本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.28程度。上下の2σはそれぞれ133.36と131.19程度で、本日のバンド幅は5銭程縮小している。また、MACDは21日にプラスの領域からマイナスの領域に転換し、本日も継続している。RSIは52.04と前日の53.70から若干低下。中立ゾーン近辺での推移となっている。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値を6月限で134.55、9月限で133.10と予測していた。相場は13日に予測通り、9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。とりあえずの上値達成感が出る位置まで上昇した。テクニカル的にもやや割高な状態に近づいており、短期的にややもたつく可能性を考えていた。相場は、14日にはザラ場で133.49まで上値を拡大したが、その後一時前日比マイナス圏に突入するなど急速に上げ幅を縮小する展開となった。14日の上げ幅が10銭、15日は3銭と、上値目標値133.10到達後の終値ベースでの上げ幅が縮小。9月限で見て、5月23日終値の132.22以降の揉み合い分のエネルギー噴出による上値のポテンシャルは133.10でほぼ完了。中期的には134.10程度までの上昇を見ているが、短期的には上げるところまで既に上げており、現段階では最低でも133.05以下の軽微な調整を入れ、上昇ペースが一服する可能性を見ていた。
相場は20日までで3日続落。終値で132.33まで下げていた。この132.33は、6日の終値131.41から15日の133.23までの終値ベースの上昇幅1円82銭の50%戻しの132.32にほぼ匹敵。一旦の反発を見ていたが、21日はようやく小幅ながら132.40まで終値で反発していた。しかし、相場は本日、再度下値を試す展開。132.28まで終値で下落した。上記の61.8%戻しは132.11となる。
 今後の展開であるが、相場の習性から再度上値を試し、133.23の上抜けを試す動きとなり、133.25以上で引けると、上値目標値は133.65と計測される。しかし、20日までの3日続落で、P&Fチャートの形状は悪化。反発しても上値が抑えられ、133.23を一気に抜くのは難しいと考えられる。明日以降反発し、上値を試す動きとなっても上抜けは簡単ではなく、一旦は揉み合いながらエネルギーを溜めるステージに移行する可能性が考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.65
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)
⑪上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.10(13日終値で到達)


債券先物テクニカル分析(6月21日)

2006-06-22 00:51:07 | 債券先物テクニカル分析
6月21日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値132.40 (前日比+0.07)
寄付132.09、高値132.50、安値132.03、終値132.40

4日ぶりに反発。131.41から133.23までの終値ベースの上昇幅の半値押しの132.32に近い132.33で短期的な底。ただし、132.50以上で引けないと下値確認とはならない。

21日の債券先物相場は、4日ぶりに反発。終値は前日比7銭高い132.40となった。
前日の米国債券相場の5日続落など海外債券相場が引き続き軟調な展開だったことを背景に寄り付きは前日比24銭安い132.09で始まった。寄り付き後の132.03を安値に戻りを試す展開。後場寄り後には株式相場の下落を材料に132.50まで上昇した。しかし、戻り一巡後は上値が抑えられる展開。株式相場が買い戻されて下げ幅を縮小すると、引けにかけて132.28まで値を崩したが、買い戻しも入り、小幅反発のザラ場引けで本日の取引を終了した。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.25程度。上下の2σはそれぞれ133.36と131.14程度で、本日のバンド幅は変わらずとなっている。また、MACDは6月限で17日からプラス領域に転換していたが、9月限は本日、プラスの領域からマイナスの領域に転換している。RSIは53.70と前日の52.89から若干上昇。中立ゾーンに近辺での推移となっている。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値の134.55(9月限は133.10)に対して、6 月限は134.07までザラ場で上昇する展開となっていた。その後、6月限は9日にザラ場で134.34まで上昇し、基本的には134.55までの上昇を見ていたが、限月交代によるカレンダースプレッド1円49銭を考慮すると133.06となり、9限月では133円台乗せが次の上値目標値のゾーンとなっていた。
相場は13日に予測通り、9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。とりあえずの上値達成感が出る位置まで上昇した。テクニカル的にもやや割高な状態に近づいており、短期的にややもたつく可能性を考えていた。相場は、14日にはザラ場で133.49まで上値を拡大したが、その後一時前日比マイナス圏に突入するなど急速に上げ幅を縮小する展開となった。14日の上げ幅が10銭、15日は3銭と、上値目標値133.10到達後の終値ベースでの上げ幅が縮小。9月限で見て、5月23日終値の132.22以降の揉み合い分のエネルギー噴出による上値のポテンシャルは133.10でほぼ完了。中期的には134.10程度までの上昇を見ているが、短期的には上げるところまで既に上げており、現段階では最低でも133.05以下の軽微な調整を入れ、上昇ペースが一服する可能性を見ていた。
相場は20日までで3日続落。終値で132.33まで下げていた。この132.33は、6日の終値131.41から15日の133.23までの終値ベースの上昇幅1円82銭の50%戻しの132.32にほぼ匹敵。一旦の反発を見ていたが、本日ようやく小幅ながら132・40まで終値で反発してきた。
今後の展開であるが、相場の習性から再度上値を試し、133.23の上抜けを試す動きとなり、133.25以上で引けると、上値目標値は133.65と計測される。しかし、20日までの3日続落で、P&Fチャートの形状は悪化。反発しても上値が抑えられ、133.23を一気に抜くのは難しいと考えられる。明日も続伸し、さらに上値を試す動きとなっても上抜けは簡単ではなく、揉み合いながらエネルギーを溜めるステージに移行する可能性も考えられる。132.50以上の終値を示現しない限り、下値確認とはならないと考えているが、戻りを拡大した場合、短期的なザラ場の上値目処は、132.59、132.76、132.93などを予測している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引け、買いシグナル→:134.55(9日高値134.34)
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10
(9月限)
上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.65
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)
⑪上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.10(13日終値で到達)


債券先物テクニカル分析(6月20日)

2006-06-20 22:00:47 | 債券先物テクニカル分析
6月20日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値132.33 (前日比-0.35)
寄付132.56、高値132.59、安値132.20、終値132.33

3日続落。131.41から133.23までの上昇幅の半値押しの132.32に近い132.33で引ける。

20日の債券先物相場は、3日続落。終値は前日比35銭安い132.33となった。
前日の米国債券相場の4日続落など海外債券相場が軟調に推移したことを背景に寄り付きは前日比12銭安い132.56で始まった。寄り付き後の132.59を高値に徐々に値を崩す展開。後場中頃までは132.40台を中心に揉み合いが続き、132.57まで戻す場面も見られたが、20年国債の入札不調、議事要旨の内容が利上げに前向きであったこと、福井日銀総裁の日本記者クラブでのゼロ金利政策の早期解除に意欲を示す発言などから、引けにかけて急落。132.20まで下値を示現した。大引けでは若干戻したが、3日続落で本日の取引を終了した。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.23程度。上下の2σはそれぞれ133.34と131.12程度で、本日のバンド幅は1銭の縮小となっている。また、MACDは6月限で17日からプラス領域に転換しているが、9月限は本日もプラスの領域を継続したが、その幅は引き続き縮小している。RSIは52.89と前日の57.62から低下。中立ゾーンに近づいている状態となっている。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値の134.55(9月限は133.10)に対して、6 月限は134.07までザラ場で上昇する展開となっていた。その後、6月限は9日にザラ場で134.34まで上昇し、基本的には134.55までの上昇を見ていたが、限月交代によるカレンダースプレッド1円49銭を考慮すると133.06となり、9限月では133円台乗せが次の上値目標値のゾーンとなっていた。
相場は13日に予測通り、9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。とりあえずの上値達成感が出る位置まで上昇した。テクニカル的にもやや割高な状態に近づいており、短期的にややもたつく可能性を考えていた。相場は、14日にはザラ場で133.49まで上値を拡大したが、その後一時前日比マイナス圏に突入するなど急速に上げ幅を縮小する展開となった。14日の上げ幅が10銭、15日は3銭と、上値目標値133.10到達後の終値ベースでの上げ幅が縮小。9月限で見て、5月23日終値の132.22以降の揉み合い分のエネルギー噴出による上値のポテンシャルは133.10でほぼ完了。中期的には134.10程度までの上昇を見ているが、短期的には上げるところまで既に上げており、現段階では最低でも133.05以下の軽微な調整を入れ、上昇ペースが一服する可能性を見ていた。
相場は本日で3日続落。終値で132.33まで下げてきた。この132.33は、6日の終値131.41から15日の133.23までの終値ベースの上昇幅1円82銭の50%戻しの132.32にほぼ匹敵する。
今後の展開であるが、相場の習性から再度上値を試し、133.23の上抜けを試す動きとなり、133.25以上で引けると、上値目標値は133.65と計測される。しかし、本日の3日続落で、P&Fチャートの形状は悪化。反発しても上値が抑えられ、133.23を一気に抜くのは難しいと考えられる。この辺で一旦反発を見ているが、もう一度上値を試す動きとなっても上抜けは簡単ではなく、揉み合いながらエネルギーを溜めるステージに移行する可能性も考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引け、買いシグナル→:134.55(9日高値134.34)
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10
(9月限)
上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.65
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)
⑪上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.10(13日終値で到達)


債券先物テクニカル分析(6月19日)

2006-06-19 22:53:26 | 債券先物テクニカル分析
6月19日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値132.68 (前日比-0.04)
寄付132.59、高値132.84、安値132.59、終値132.68

小幅ながら続落。上値目標値133.10到達後の調整局面続く。目先の正念場。

19日の債券先物相場は、小幅ながら続落。終値は前日比4銭安い132.68となった。
前日の米国債券相場が3日続落したことを背景に寄り付きは前日比13銭安い132.59で始まった。朝方は、寄付きを安値に戻りを試し、132.84まで上昇した。しかし、その後は上値も伸びず、揉み合う展開。後場には132.62まで下値を示現した。下値では買い需要も強く、引けにかけて買い戻しが入り、132.75まで戻したが、大引けでは若干押し戻され、小幅続落で本日の取引を終了した。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.22程度。上下の2σはそれぞれ133.34と131.11程度で、本日のバンド幅は1銭の拡大となっている。また、MACDは6月限で17日からプラス領域に転換しているが、9月限は本日もプラスの領域を継続したが、その幅は縮小している。RSIは57.62と前日の58.17から低下。中立ゾーンに若干近づいている状態となっている。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値の134.55(9月限は133.10)に対して、6 月限は134.07までザラ場で上昇する展開となっていた。相場は、6月限が9日にザラ場で134.34まで上昇し、基本的には134.55までの上昇を見ていたが、限月交代によるカレンダースプレッド1円49銭を考慮すると133.06となり、9限月では133円台乗せが次の上値目標値のゾーンとなっていた。
相場は13日に予測通り、9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。とりあえずの上値達成感が出る位置まで上昇した。テクニカル的にもやや割高な状態に近づいており、短期的にややもたつく可能性を考えていた。相場は、14日にはザラ場で133.49まで上値を拡大したが、その後一時前日比マイナス圏に突入するなど急速に上げ幅を縮小する展開となった。14日の上げ幅が10銭、15日は3銭と、上値目標値133.10到達後の終値ベースでの上げ幅が縮小。9月限で見て、5月23日終値の132.22以降の揉み合い分のエネルギー噴出による上値のポテンシャルは133.10でほぼ完了。中期的には134.10程度までの上昇を見ているが、短期的には上げるところまで既に上げており、現段階では最低でも133.05以下の軽微な調整を入れ、上昇ペースが一服する可能性を見ていた。
今後の展開であるが、相場の習性から再度上値を試し、133.23の上抜けを試す動きとなり、133.25以上で引けると、上値目標値は第一目標値133.65、第二目標値134.45と計測される。現段階でのP&Fチャートの形状は悪くないが、さらに終値ベースで下落幅が拡大するようだと、戻りは限定的となり、とりあえずの一相場が終わる可能性もあり、相場は目先の正念場を迎えている。もう一度上値を試す動きとなるか、さらに下押すかで今後の上値の位置が変わってくるが、とりあえずは下値を確認後は一旦揉み合いに入り、エネルギーを溜めるステージに入る可能性も考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引け、買いシグナル→:134.55(9日高値134.34)
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10
(9月限)
上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.65、134.45
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70


的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)
⑪上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.10(13日終値で到達)


債券先物テクニカル分析(6月16日)

2006-06-17 02:44:06 | 債券先物テクニカル分析
6月16日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値132.72 (前日比-0.51)
寄付132.80、高値132.90、安値132.61、終値132.72

8日ぶりに反落。上値目標値133.10到達後の調整局面。

16日の債券先物相場は、7日ぶりに反落。終値は前日比51銭安い132.72となった。
前日の海外株式相場の反発を受けた海外債券相場の続落を背景に、寄り付きは前日比43銭安い132.80で始まった。朝方は一旦上値を試し、132.90まで上昇したが、上値が伸びないことから反落。戻りを入れつつ、後場には132.61まで値を下げる展開となった。しかし、株価が上げ幅を縮小すると買い戻され、132.87まで戻す展開となった。引けにかけてやや押し戻され、寄付きを若干下回る水準で本日の取引を終了した。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.18程度。上下の2σはそれぞれ133.29と131.07程度で、本日のバンド幅は14銭の縮小となっている。また、MACDは6月限で17日からプラス領域に転換しているが、9月限も本日もプラスの領域を継続。プラス幅が若干縮小しているが買いシグナルを続けている。RSIは58.17と前日の65.61から低下。中立ゾーンに近づいている状態となっている。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値の134.55(9月限は133.10)に対して、6 月限は134.07までザラ場で上昇する展開となっていた。8日の相場上昇により、5月23日の133.78を上回っており、基本的にはもう一段上の位置まで相場の戻りを予測していた。相場は、6月限が9日にザラ場で134.34まで上昇し、基本的には134.55までの上昇を見ていたが、限月交代によるカレンダースプレッド1円49銭を考慮すると133.06となり、9限月では133円台乗せが次の上値目標値のゾーンとなっていた。
相場は13日に予測通り9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。とりあえずの上値達成感が出る位置まで上昇してきた。テクニカル的にもやや割高な状態に近づいており、今後は、短期的にややもたつく可能性を考えていた。相場は、14日にはザラ場で133.49まで上値を拡大したが、その後一時前日比マイナス圏に突入するなど急速に上げ幅を縮小する展開となった。14日の上げ幅が10銭、15日は3銭と、上値目標値133.10到達後の終値ベースでの上げ幅が縮小。9月限で見て、5月23日終値の132.22以降の揉み合い分のエネルギー噴出は133.10でほぼ完了。中期的には134.10程度までの上昇を見ているが、短期的には上げるところまで既に上げており、現段階では最低でも133.05以下の軽微な調整を入れ、上昇ペースが一服する可能性を見ていた。むしろ軽いスピード調整を入れたほうが、さらに戻り高値を狙いやすくなると予測していたが、今後の展開として、133.25以上で引けると、上値目標値は第一目標値133.65、第二目標値134.50と計測される。なお、第二上値目標値の134.50は、当初の6月限の上値目標値134.55にほぼ匹敵する水準である。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引け、買いシグナル→:134.55(9日高値134.34)
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10
(9月限)
上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.65、134.50
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70


的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)
⑪上値:先物終値で133.25以上で引けると→:133.10(13日終値で到達)


債券先物テクニカル分析(6月15日)

2006-06-16 00:42:36 | 債券先物テクニカル分析
6月15日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値133.23 (前日比+0.03)
寄付132.99、高値133.37、安値132.86、終値133.23

小幅7日続伸。上値目標値の133.10到達後の上昇ペース一服局面。

15日の債券先物相場は、小幅ながら7日続伸。終値は前日比3銭高い133.23となった。
前日の海外債券相場が予想を上回る米CPIコアを受けて米国債券相場を中心に軟調だったこと、米国株式相場が反発したことを背景に、寄り付きは前日比21銭安い132.99で始まった。朝方は下値を探り、132.86まで下落したが、日銀のゼロ金利解除延期観測もあり、積極的に売り込む形にはならなかった。前引けにかけて切り返し、133.10台まで回復した。後場は一進一退となったが、株式相場が上げ幅を縮小したこともあり、133.37まで高値を示現するなど高値圏で堅調に推移。前日比小幅高で本日の取引を終了した。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.10近辺。上下の2σはそれぞれ133.28と130.92程度で、バンド幅は5銭縮小となっている。また、MACDは6月限で17日からプラス領域に転換しているが、9月限も本日もプラスの領域を継続。買いシグナルを続けている。RSIは65.61と前日の65.37から若干上昇。中立ゾーン近辺からやや買われ過ぎゾーンの70に近づいている状態となっている。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値の134.55(9月限は133.10)に対して、6 月限は134.07までザラ場で上昇する展開となっていた。8日の相場上昇により、5月23日の133.78を上回っており、基本的にはもう一段上の位置まで相場の戻りを予測していた。相場は、6月限が9日にザラ場で134.34まで上昇し、基本的には134.55までの上昇を見ていたが、限月交代によるカレンダースプレッド1円49銭を考慮すると133.06となり、9限月では133円台乗せが次の上値目標値のゾーンとなっていた。
相場は13日に予測通り9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。とりあえずの上値達成感が出る位置まで上昇してきた。テクニカル的にもやや割高な状態に近づいており、今後は、短期的にややもたつく可能性を考えていた。相場は、14日には133.49まで上値を拡大したが、その後一時前日比マイナス圏に突入するなど急速に上げ幅を縮小する展開となった。14日の上げ幅が10銭、本日15日は3銭と、上値目標値133.10到達後の終値ベースでの上げ幅が縮小してきている。9月限で見て、5月23日終値の132.22以降の揉み合い分のエネルギー噴出は133.10でほぼ到達。中期的には134.10程度までの上昇を見ているが、短期的には上げるところまで既に上げており、現段階では最低でも133.05以下の軽微な調整を入れ、上昇ペースが一服する可能性を見ている。むしろ軽いスピード調整を入れたほうが、さらに戻り高値を狙いやすくなると予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引け、買いシグナル→:134.55(9日高値134.34)
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10
(9月限)
上値:先物終値で132.10以上で引け、買いシグナル→:133.10(13日到達)、134.10
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70


的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)


債券先物テクニカル分析(6月14日)

2006-06-15 02:18:44 | 債券先物テクニカル分析
6月14日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値133.20 (前日比+0.10)
寄付133.40、高値133.49、安値133.00、終値133.20

小幅6日続伸。上値拡大も上げ幅縮小。
14日の債券先物相場は、小幅ながら6日続伸。終値は前日比10銭高い133.20となった。
前日の海外債券相場が堅調、海外株式相場が軟調だったことから、寄り付きは前日比30銭高い133.40で始まった。株式相場の安寄りから133.49まで上昇したが、株価が持ち直すと利食い売りに押される展開。ジリジリと売り込まれ後場には133.00まで下落した。その後は買い戻しが入り、133.29まで回復したが、大きく戻りきれず、前日比小幅高で本日の取引を終了した。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は131.97近辺。上下の2σはそれぞれ133.18と130.77程度で、バンドは場は13銭程度拡大となっている。また、MACDは6月限で17日からプラス領域に転換しているが、9月限でも本日、プラスの領域を継続。買いシグナルを続けている。RSIは65.37と前日の64.60から上昇。中立ゾーン近辺からやや買われ過ぎゾーンの70に近づいている状態である。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値の134.55(9月限は133.10)に対して、6 月限は134.07までザラ場で上昇する展開となっていた。8日の相場上昇により、5月23日の133.78を上回っており、基本的にはもう一段上の位置まで相場の戻りを予測していた。相場は、6月限が9日にザラ場で134.34まで上昇し、基本的には134.55までの上昇を見ていたが、限月交代によるカレンダースプレッド1円49銭を考慮すると133.06となり、9限月では133円台乗せが次の上値目標値のゾーンとなっていた。
相場は13日に予測通り9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。とりあえずの上値達成感が出る位置まで上昇してきた。テクニカル的にもやや割高な状態に近づいており、今後は、短期的にややもたつく可能性を考えていた。相場は、本日133.49まで上値を拡大したが、その後一時前日比マイナス圏に突入するなど急速に上げ幅を縮小した。しかし、グローバルな株式相場の大幅調整、金・原油など商品相場の急落、新興国の為替・株式市場の急落など、リスク資産の圧縮と質への逃避が継続する中、中期的に見てあと1円程度の相場上昇も可能性があると予測する。その場合は、調整を入れつつも上値目標値は134.10程度までの上昇を見ている。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引け、買いシグナル→:134.55(9日高値134.34)
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10
(9月限)
上値:先物終値で132.10以上で引け、買いシグナル→:133.10(本日到達)、134.10
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70


的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)


債券先物テクニカル分析(6月13日)

2006-06-14 00:38:52 | 債券先物テクニカル分析
6月13日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値133.10 (前日比+0.47)
寄付132.80、高値133.21、安値132.72、終値133.10

大幅5日続伸。予測通り、上値目標値の133.10で引ける。

13日の債券先物相場は、大幅5日続伸。終値は前日比47銭高い133.10となった。
前日の海外債券相場が全般的にしっかり、海外株式相場が軟調だったことから、寄り付きは前日比17銭高い132.80で始まった。一旦132.90まで上昇後に132.72まで下落した。しかし、株式相場が下値を拡大すると上値を試す展開。後場に上げ幅を拡大し、引けにかけて一段高。133.21まで上昇した。引けでは若干緩んだものの、133.10で本日の取引を終了した。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は131.86近辺。上下の2σはそれぞれ133.00と130.72程度で、バンドは場は3銭程度拡大となっている。また、MACDは6月限で17日からプラス領域に転換しているが、9月限も本日プラスの領域を継続。買いシグナルを続けている。RSIは64.60と前日の60.79から上昇。中立ゾーン近辺からやや買われ過ぎゾーンの70に近づいている状態である。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値の134.55(9月限は133.10)に対して、6 月限は134.07までザラ場で上昇する展開となっていた。8日の相場上昇により、5月23日の133.78を上回っており、基本的にはもう一段上の位置まで相場の戻りを予測していた。相場は、6月限が9日にザラ場で134.34まで上昇した。基本的には134.55までの上昇を見ていたが、限月交代によるカレンダースプレッド1円49銭を考慮すると133.06となり、9限月では133円台乗せが次の上値目標値のゾーンとなっていた。
相場は本日、予測通り9月限の上値目標値である133.10に終値で到達。とりあえずの上値達成感が出る位置まで上昇してきた。テクニカル的にもやや割高な状態に近づいており、今後は、短期的にややもたつく可能性が考えられる。ただし、株式相場の大幅調整、新興国市場や商品相場の調整に伴うリスク資産の圧縮と質への逃避が継続する場合は、中期的に見てあと1円程度の相場上昇も可能性があると予測する。その場合は、上値目標値は134.10程度を見ている。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引け、買いシグナル→:134.55(9日高値134.34)
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10
(9月限)
上値:先物終値で132.10以上で引け、買いシグナル→:133.10(本日到達)、134.10
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70


的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)


債券先物テクニカル分析(6月12日)

2006-06-13 01:35:17 | 債券先物テクニカル分析
6月12日 本日の債券先物相場

債券先物9月限:終値132.63 (前日比+0.02)
寄付132.59、高値132.72、安値132.34、終値132.63

小幅4日続伸。9月限では133.05~10前後が上値目標値。

12日の債券先物相場は揉み合いの中、小幅4日続伸。終値は前日比2銭高い132.63となった。
金曜日の海外債券相場が底堅く、株式相場が安く始まったことから、寄り付きは前日比4銭高い132.65で始まった。寄り付き後は株価の下落を材料に132.72まで上昇した。しかし、1~3月期のGDPの上方修正や国内企業物価指数が予想を上回ったことを背景に株式相場が切り返すと、下値を試す動きとなり、前引けにかけて132.34まで下落した。後場に入ると相場は再度上昇開始。戻りを試す展開となり、132.70まで回復した。引けにかけて若干値を崩したが、132.63で本日の取引を終了した。
現物債市場では、10年債の280回債は、前日比0.5bp高い1.850%で寄り付き、揉み合い。後場は買い先行の展開。一時1.830%まで相場上昇した。しかし、国内企業物価指数が25年ぶりの高い伸びとなったことから、中短期ゾーンは全般的に上値が抑えられる展開となった。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は131.74近辺。上下の2σはそれぞれ132.86と130.61程度となっている。また、MACDは6月限で17日からプラス領域に転換しているが、本日もプラスの領域を継続。RSIは60.79と中立ゾーン近辺からやや上に位置している状態である。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上(9月限は132.10以上)で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値の134.55(9月限は133.10)に対して、6 月限は134.07までザラ場で上昇する展開となっていた。8日の相場上昇により、5月23日の133.78を上回っており、基本的にはもう一段上の位置まで相場の戻りを予測していた。相場は、9日にザラ場で134.34まで上昇した。基本的には134.55までの上昇を見ていたが、限月交代によるカレンダースプレッド1円49銭を考慮すると133.06となり、9限月では133円台乗せが次の上値目標値のゾーンとなる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引け、買いシグナル→:134.55(9日高値134.34)
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10
(9月限)
上値:先物終値で132.10以上で引け、買いシグナル→:133.10
下値:先物終値で131.40以下で引けると→:130.70


的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)