相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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日経平均テクニカル分析(11月30日)

2010-11-30 23:26:14 | 日経平均テクニカル分析
日経平均テクニカル分析

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

11月30日終値:先物6月限:9950(-170)、 現物:9937.04(-188.95)

急反落。日経平均1万円割れ。中国引き締め懸念や欧州債務問題を背景としたリスク回避、円高から木庭に大幅安の安値引け。
相場の森では、8日に9732.92で引け、11月6日9691.43を上回ったことによる中長期買いシグナルが継続中。さらに、11日に9861.46で引け、7月14日9795.24や7月28日の9753.27の水準も突破。現物終値で9800を下回らない限り、戻りを試すバイアスは継続。ただし、欧州債務問題、北朝鮮問題等、中国利上げ観測等、外部環境が悪いことから引き続き調整色を強める可能性が高い。まずは9800程度までの下落で、買いシグナル消滅かどうかを試す展開に。
相場の木では、22日に10120に到達後、10040に反落。29日に10120に反発したが、本日、急反落。9950で引け、10040を下回り、売りシグナルが点灯。先物終値で10020以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは継続。下値目標値は9800.

30日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9797近辺。上下の2σはそれぞれ10360と9234近辺となっている。MACDは11月5日から買いシグナルを継続。RSIは56.72となっている。また、パラボリック・システムは11月5日から買いシグナルを継続。ストキャスティックスは本日30日に再度売りシグナルに転換。

相場の森:中長期トリガーポイントと目標値
上値:11月8日に9732.92で引け、10月6日終値9691.43を上回り、買いシグナル→:上値目標値10200、10500、10800(現物終値9800以下で消滅)
下値:現物終値で9159.98を下回り、9100以下で引けると→下値目標値8300、8000、7700

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で10120を上回り、10140以上で引けると→:上値目標値10300、10420
下値:11月30日に9950で引け、10040を下回り、売りシグナル→:9920、9800
さらに先物終値で9740を下回り、9720以下で引けると→下値目標値9500


ドル・円テクニカル分析(11月29日)

2010-11-29 21:53:49 | ドル・円テクニカル分析
ドル・円テクニカル分析

11月29日 東京市場終値(17時)83.86/87(-0.04)   安値83.82  高値84.20

ドル円小幅反落。小さい枠では25日に83.51で引け、17日終値83.42を上回り、追加のドル買いシグナルが再々点灯。
10月25日終値80.50と11月1日終値80.47で短期的な二番底を完成。11月10日に81.83で引け、11月8日終値81.20を上回り、第一弾のドル買いシグナルが点灯。さらに、11日に82.23で引け、10月27日終値81.99も上回り、大きな枠でも追加の第二弾のドル買いシグナルが点灯中。東京市場終値で83.40を下回らない限り、ドルの戻りを試すバイアスが継続。次の上値目標値84.20に対して、本日84.20まで上昇後、ポジション調整のドル売りで引けにかけて押されるも流れは変わらず。ただし、中長期でのドル安基調が転換したわけではなく、少なくとも86円台まで上昇しないと“ドルの向き”が変わっておらず、安心できない状態に変化はない。今回のドルの戻りは季節的な買い戻し(ファンドの決算や年末要因など)が主な要因でファンダメンタルズの改善ではない。

29日の東京市場終値ベースのボリンジャーバンドの中心値は82.62近辺。上下の2σはそれぞれ84.78と80.42近辺となっている。MACDは10月27日からプラス領域(ドル買い)を継続。RSIは64.28となっている。また、パラボリック・システムは9日からドル買いシグナルを継続。ストキャスティックスは本日29日からドル売りシグナルに転換。
 
相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月10日に81.83で引け、11月8日東京市場終値81.20を上回り、ドル買いシグナル→82.10、82.40、83.00
11月15日に82.82で引け、11月11日東京市場終値82.23を上回り、ドル買いシグナル再点灯→83.10
大きな視点では、さらに11月11日に82.26で引け、10月27日東京市場終値81.99を上回り、ドル買いシグナル→83.10、84.20
11月25日に83.51で引け、11月17日東京市場終値83.42を上回り、ドル買いシグナル再々点灯→84.30、84.60
下値:11月24日東京市場終値83.04を下回り、82.99以下で引けると→81.80
さらに11月9日東京市場終値80.84を下回り、80.79以下で引けると→79.80、79.60、78.70、中長期目標値77.80、76.40



豪ドル・円、豪ドル・ドルテクニカル分析(11月26日)

2010-11-27 21:50:54 | 豪ドル・円テクニカル分析
豪ドル・円
AUD/JPY
11月25日 NY市場終値 81.99(‐0.01)
11月26日 東京市場17時気配値 81.26(-0.65)       安値81.13  高値82.06

豪ドル・ドル
AUD/USD
11月26日 東京市場17時気配 0.9685(-0.0125)

豪ドル・円、豪ドル・ドルとも急落。
ファンダメンタルズ面からは、スティーブンスRBA総裁発言を受けた利上げ観測後退、欧州債務危機を背景としたリスク回避から軟調。
テクニカル面では、豪ドル・ドルがヘッドアンドショルダーを形成(1.0180をヘッド、0.9930近辺を左右のショルダー、0.97近辺をネックライン)。0.9650を下回ると、0.94~0.92のゾーンへの下落余地が台頭する。
一方、豪ドル円は、ドル円の上昇があるものの(予測通り84円台に入ってきた)、84円台半ばから上が重くなること、クロス円全般の軟調地合いからドル円自体も下落圧力がかかる場合もあり、豪ドル円はまず79円台への下落の可能性がある。

16日の東京市場17時時点の気配値ベースのボリンジャーバンドの中心値は81.75近辺。上下の2σはそれぞれ83.30と80.20近辺となっている。MACDはにマイナス領域(豪ドル売り)に転換。RSIは50.43となっている。また、パラボリック・システムは豪ドル売りシグナルを継続。ストキャスティックスは豪ドル売りシグナルに転換。

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月18日NY市場終値82.68を上回り、82.80以上で引けると→:上値目標値83.50、84.40
下値:11月23日NY市場終値80.86を下回り、80.79以下で引けると→下値目標値79.90、79.00


日経平均テクニカル分析(11月26日)

2010-11-26 23:38:08 | 日経平均テクニカル分析
日経平均テクニカル分析

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

11月26日終値:先物6月限:10060(-20)、 現物:10039.56(-40.20)

小幅ながら反落。寄り後に一旦の高値を付けたが、引けにかけてジリ安の安値引け。
相場の森では、8日に9732.92で引け、11月6日9691.43を上回り、中長期買いシグナルが点灯。さらに、11日に9861.46で引け、7月14日9795.24や7月28日の9753.27の水準も突破。現物終値で9800を下回らない限り、戻りを試すバイアスは継続。ただし、アイルランド等の欧州ソブリン問題、北朝鮮問題等、外部環境が悪いこと、本日上ヒゲの長い陰線の安値引けであることから調整色を強める可能性が高い。
相場の木では、22日に10120に到達後、10040に反落。25日は10080に反発したが、戻しが足りない。先物終値で10100以上にならないと再度上を目指す形にはならない。
上下のトリガーポイントは10140以上と9720以下。下値については10040を下回ると、9920、9800当たりまで急速に値を下げるリスクがある。

26日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9722近辺。上下の2σはそれぞれ10336と9108近辺となっている。MACDは11月5日から買いシグナルを継続。RSIは64.21となっている。また、パラボリック・システムは11月5日から買いシグナルを継続。ストキャスティックスは本日26日に売りシグナルに転換。

相場の森:中長期トリガーポイントと目標値
上値:11月8日に9732.92で引け、10月6日終値9691.43を上回り、買いシグナル→:上値目標値10200、10500、10800
下値:現物終値で9159.98を下回り、9100以下で引けると→下値目標値8300、8000、7700

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で10120を上回り、10140以上で引けると→:上値目標値10300、10420
下値:先物終値で10040を下回り、10020以下で引けると→:9920、9800
さらに先物終値で9740を下回り、9720以下で引けると→下値目標値9500


日経平均テクニカル分析(10月17日)

2010-11-17 21:43:24 | 日経平均テクニカル分析
日経平均テクニカル分析

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

11月17日終値:先物6月限:9830(+50)、 現物:9811.66(+14.56)

小幅ながら反発。外国為替の安定を好感し、輸出の一角が堅調。
相場の森では、8日に9732.92で引け、11月6日9691.43を上回り、中長期買いシグナルが点灯。さらに、11日に9861.46で引け、7月14日9795.24や7月28日の9753.27の水準も突破。現物終値で9500以下で引けない限り、戻りを試す展開。ただし、米国株式相場のP&F上の形が悪く、上値追いも慎重な展開。
相場の木では、5日に9650で引け、10月14日終値9570を上回ったことによる買いシグナルの第二上値目標値9860に対して、11日に終値で9860を達成。12日に9740に反落したが、15日に9820に反発。上下のトリガーポイントは9880以上と9720以下。短期的ナ方向性を決める上で正念場。

17日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9524近辺。上下の2σはそれぞれ9996と9054近辺となっている。MACDは11月5日から買いシグナルを継続。RSIは61.19となっている。また、パラボリック・システムは11月5日から買いシグナルを継続。ストキャスティックスは11月16日から売りシグナルに転換。

相場の森:中長期トリガーポイントと目標値
上値:11月8日に9732.92で引け、10月6日終値9691.43を上回り、買いシグナル→:上値目標値10200、10500、10800
下値:現物終値で9159.98を下回り、9100以下で引けると→下値目標値8300、8000、7700

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で9860を上回り、9880以上で引けると→:上値目標値10040
下値:先物終値で9740を下回り、9720以下で引けると→下値目標値9500


ドル・円テクニカル分析(11月11日)

2010-11-11 21:46:02 | ドル・円テクニカル分析
ドル・円テクニカル分析

11月11日 東京市場終値(17時)82.22/23(+0.40)   安値82.04  高値82.34

ドル円続伸。10月25日終値80.50と11月1日終値80.47で短期的な二番底を完成。
11月10日に81.83で引け、11月8日終値81.20を上回り、第一弾のドル買いシグナルが点灯。さらに、本日11日に82.23で引け、10月27日終値81.99も上回り、追加の第二段のドル買いシグナルが点灯。82.20近辺はボリンジャーバンドの+2σで短期的にはもたつく可能性もあるが、東京市場終値で81.80を下回らない限り、ドルの戻りを試すバイアスが継続。82円台前半を達成し、次は83.10、そして最大で84.20への戻りを予測。しかし、中長期ではまだドルの大底を示現したとは言い切れず、少なくとも86円台まで上昇しないと安心できない。

11日の東京市場終値ベースのボリンジャーバンドの中心値は81.25近辺。上下の2σはそれぞれ82.24と80.26近辺となっている。MACDは10月27日からプラス領域(ドル買い)を継続。RSIは54.94となっている。また、パラボリック・システムは9日からドル買いシグナルに転換。ストキャスティックスは4日からドル買いシグナルを継続。
 
相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月10日に81.83で引け、11月8日東京市場終値81.20を上回り、ドル買いシグナル→82.10、82.40、83.00
さらに11月11日に82.23で引け、10月27日東京市場終値81.99を上回り、ドル買いシグナル→83.10、84.20
下値:11月9日東京市場終値80.84を下回り、80.79以下で引けると→79.80、79.60、78.70、中長期目標値77.80、76.40


日経平均テクニカル分析(11月8日)

2010-11-08 22:30:08 | 日経平均テクニカル分析
日経平均テクニカル分析

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

11月8日終値:先物6月限:9720(+70)、 現物:9732.92(+106.93)

4日続伸。相場の森では、10月6日終値9691.43からの反落も11月2日の9159.98で終了。本日8日に9732.92で引け、11月6日9691.43を上回り、中長期買いシグナルが点灯。しかし、7月14日9795.24や7月28日の9753.27に並んだ水準であり、9800以上の終値が欲しいところ。中長期の上下のトリガーポイントは9800以上と9100以下。
相場の木では、5日に9650で引け、10月14日終値9570を下回ったことから買いシグナルが点灯。第一上値目標値9740に対して、本日高値9740まで上昇。終値は9720.先物終値で9660以下で引けない限り、戻りを試すバイアスが継続。短期的にはボリンジャーバンドの+2σを突破しており、スピード調整が入る可能性が高い。

8日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9422近辺。上下の2σはそれぞれ9713と9132近辺となっている。MACDは11月5日から買いシグナルを継続。RSIは62.98となっている。また、パラボリック・システムは11月5日から買いシグナルを継続。ストキャスティックスは11月4日から買いシグナルを継続。

相場の森:中長期トリガーポイントと目標値
上値:現物終値で9753.27を上回り、9800以上で引けると→:上値目標値10200、10500、10800
下値:現物終値で9159.98を下回り、9100以下で引けると→下値目標値8300、8000、7700

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:11月5日に7650で引け、9570を上回り、買いシグナル→:上値目標値9740、9860、10100
下値:先物終値で9160を下回り、9140以下で引けると→下値目標値8980


日経平均テクニカル分析(11月2日)

2010-11-02 23:33:52 | 日経平均テクニカル分析
日経平均テクニカル分析

日経平均の中長期的、短期的なトリガーポイントと上下目標値

11月2日終値:先物6月限:9170(+10)、 現物:9159.98(+5.26)

小幅反発も上値重い展開。
相場の森では、8月31日終値8824.06を底とした反発局面は、29日に9202.45で引け、現物終値で9300を下回ったことから、7月28日終値9753.27の上抜けを試すバイアスは消滅。今度は8800割れを試すバイアスが台頭。中長期の上下のトリガーポイントは9800以上と8800以下。
相場の木では、20日に9380で引け、9400を下回ったことによる売りシグナルが継続中。11月1日に第二下値目標値9160に終値で到達。先物終値で9220以上で引けない限り、下値を試すバイアスが継続。現物株指数とともに9300割れにより、下値を試し易い状況に。

2日終値時点での現物のボリンジャーバンドの中心値は9431近辺。上下の2σはそれぞれ9724と9138近辺となっている。MACDは10月12日から売りシグナルを継続。RSIは37.90となっている。また、パラボリック・システムは10月6日から買いシグナルを継続していたが、20日から売りシグナルに転換し、継続中。ストキャスティックスは10月13日から買いシグナルを継続していたが、20日に売りシグナルに転換している。

相場の森:中長期トリガーポイントと目標値
上値:現物終値で9753.27を上回り、9800以上で引けると→:上値目標値10300、10600、10900
下値:現物終値で8824.06を下回り、8800以下で引けると→下値目標値8300、7900

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で9570を上回り、9580以上で引けると→:上値目標値9740、9860、10100
下値:18日に9380で引け、9400を下回り、売りシグナル→下値目標値9220、9160、8920