

債券先物6月限:終値133.03(前日比+0.23)
寄付132.73、高値133.08、安値132.73、終値133.03
反発。下値目標値132.70に対し、132.73まで下落後のリバウンド。
4日の債券先物相場は反発。終値は前日23銭高い133.03となった。
海外債券相場の下落、日本株の強含みから前日比7銭安の132.73で寄り付いた。寄り付き後に揉み合っていたが、前場は132.90前後に水準を切り上げる展開となった。後場に入ると132.73まで下落したが、その後は買い戻しが入る展開。引けにかけて一段高となり133.08まで上昇。高値圏で本日の取引を終了した。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は3月29日に133.72を下回り、売りシグナルが点灯。下値目標値の133.00に対して、終値で133.15まで下落。30日にはザラ場で132.81まで下落し、安値を更新したものの、終値では30日、31日と続伸。133.30以上の133.46で引けたため、売りシグナルは一旦消滅していた。その後、相場の習性から二番底を試しに行き、3日には133.10を下抜けし、再度売りシグナルが点灯。下値目標値の132.70に対し、ザラ場で132.77(終値は132.80)まで下落する展開となっていた。本日4日は、ザラ場で132.73と安値を更新したが、下値目標値にほぼ匹敵する水準まで下落したことで一旦リバウンドする形となった。
今後の展開として、相場の戻りが拡大し、133.50以上で引けると、134.05が上値目標値となる。この場合、下値での売りポジションを切る形で踏み上げ相場となる展開が考えられる。
一方、相場が再度下値を試し、132.75以下で引けると、132.35が下値目標値として計測される。
相場の木: 短期トリガーポイントと目標値


上値:先物終値で133.50以上で引けると→:134.05
下値:先物終値で132.75以下で引けると→:132.35
的中例


①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)


