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相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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債券先物テクニカル分析(4月25日)

2006-04-25 22:18:57 | 債券先物テクニカル分析
4月25日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.67(前日比-0.15)
寄付132.75、高値132.94、安値132.63、終値132.67

132.94まで上昇も、小幅反落。ただし、132.65以下で引けない限り、買いシグナルは継続。上値目標値は133.20。

 25日の債券先物相場は小幅反落。終値は前日比15銭安い132.67となった。
寄り付きは前日比7銭安い132.75 で始まった。昨日の地合いを引き継ぎ、前場の早い段階では上値を試す展開。132.94まで上昇した。しかし、20年国債入札を控えたヘッジ売りや、株の反発から値を崩す展開となった。後場には一時132.63まで下落。一旦132.81まで買い戻されたが、引けにかけて押し戻される展開。本日の安値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は25日に132.65以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は133.20となっていた。本日、132.94まで上値を伸ばしたものの、終値では小幅反落する展開となった。しかし、P&Fチャート上では、132.65以下で引けない限り変化はない状態となる。終値で132.65を下回らない限りは、相場の戻り基調は継続すると予測する。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.66近辺。上下の2σはそれぞれ133.43と131.89程度で、バンド幅が縮小してきている。また、MACDは買いシグナルを継続している。一方、RSIは44.08となり、売られ過ぎから中立の水準に近づいている。
基本的には、相場の戻り基調を予測しており、戻りが拡大した場合は、134.30~40銭程度までの回復の可能性も見ている。ただし、前述のように、買いシグナルが点灯した水準の132.65を下回るようだと、仕切り直しの可能性があり、さらに、132.45を下回るようだと、終値で131.70までの下落が計測される。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.65以上で引け、買いシグナル→:133.20
下値:先物終値で132.40以下で引けると→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月24日)

2006-04-24 21:50:30 | 債券先物テクニカル分析
4月24日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.82(前日比+0.23)
寄付132.80、高値132.91、安値132.55、終値132.82

続伸。132.65以上で引け、買いシグナル点灯。上値目標値は133.20。下値固めから戻りを試す状態に移行していく展開。

 24日の債券先物相場は続伸。終値は前日比23銭高い132.82となった。
米国債券高、円高などを材料に債券先物相場は前日比21銭高い132.80 で寄り付いた。132.91示現後は上値が重く、揉み合い後は下値を試す展開。後場に132.55まで下落した。しかし、株価が大幅安となったことから、その後は切り返し、引けにかけて値を戻す展開。寄り付き水準を回復して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値132.35に対して132.00まで14日に下落。その後、19日に相場は急反発。132.60まで終値で戻す展開となっていた。ザラ場では14日安値131.75に対して、17日131.96、18日131.83と131円台後半でサポートされ、安値更新はされておらず、下値は固まってきたと考えていた。しかし、終値ベースで14日終値の132.00に対して、もう一回二番底確認をしに行く可能性も残っていると考えていたが、20日に最低限の下落幅を見せ、132.45まで下落する展開となっていた。21日に相場は反発を見せたが、あと1銭の差でP&Fチャート上では変化が出ていない状態であった。
 相場は本日、132.65以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は133.20となる。また相場の戻りが拡大した場合は、134.30~40銭程度までの回復の可能性も見ている。本日の上昇で3月からの相場の下げトレンドも一旦終了し、とりあえずの債券先物相場の底も確認された状態と言える。相場は下値固めから戻りを試す状態に移行している展開と予測する。
一方、下値については、トリガーポイントは132.45となる。ここを下回るようだと、終値で131.70までの下落が計測される。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.65以上で引け、買いシグナル→:133.20
下値:先物終値で132.40以下で引けると→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月21日)

2006-04-22 00:56:38 | 債券先物テクニカル分析
4月21日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.59(前日比+0.14)
寄付132.32、高値132.78、安値131.93、終値132.59

反発。132.65以上で引けると上値目標値は133.20で下値固めから戻りを試す状態に移行していく展開。

21日の債券先物相場は反発。終値は前日比14銭高い132.59となった。
前日の反落ムードが漂う中、米国債券安、海外の株高などを材料に債券先物相場は前日比13銭安い132.32 で寄り付いた。上値が重く、まずは下値を試す展開。131.93まで下落した。しかし、後場に入って下値を固めると急速に買い戻しの流れが強まる展開となった。売り方の踏み上げも入り、引けにかけて一段高。132.78まで急進した。大引けに値を崩したが、前日比15銭高で本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値132.35に対して132.00まで14日に下落。その後、19日に相場は急反発。132.60まで終値で戻す展開となっていた。ザラ場では14日安値131.75に対して、17日131.96、18日131.83と131円台後半でサポートされ、安値更新はされておらず、下値は固まってきたと考えていた。しかし、終値ベースで14日終値の132.00に対して、もう一回二番底確認をしに行く可能性も残っていると考えていたが、20日に最低限の下落幅を見せ、132.45まで下落する展開となっていた。本日21日、相場は反発を見せたが、あと1銭の差でP&Fチャート上では変化が出ていない状態である。
今後の展開であるが、3月9日136.18以降の下げ相場において足元の相場の戻り幅が比較的大きいため、二番底を試しても132.00を終値で一気に割り込むのは難しいと考えている。MACDが買い転換しており、目先は買い戻しが優勢な展開と予測する。上値については、トリガーポイントは132.60となる。ここを上回り、132.65以上で引けると133.20が上値目標値となる。もし、このフォーメーションが形成される場合は、とりあえずの債券先物相場の底も確認された状態といえ、下値固めから戻りを試す状態に移行していく展開が明確になると予測する。
 ただし、グローバルに債券相場のベアセンチメントがなかなか払拭されず、132.00を割り込む場合は再度下値を拡大する可能性も残っている。下値のトリガーポイントの132.00を終値で下回る場合は終値ベースの下値目標値は、第一目標値131.70、第二目標値131.05と計測される。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.65以上で引けると→:133.20
下値:先物終値で131.99以下で引けると→:131.70、131.05

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月20日)

2006-04-20 23:51:09 | 債券先物テクニカル分析
4月20日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.45(前日比-0.15)
寄付132.40、高値132.58、安値132.34、終値132.45

反落。14日終値132.00に対する二番底を終値ベースで確認しに行く展開。

20日の債券先物相場は反落。終値は前日比15銭安い132.45となった。
予想を上回る米CPIコアを受けた米国債券安を背景に債券先物相場は前日比20銭安い132.40 で寄り付いた。寄り付き後、132.35ま出下落したが、その後切り返し、132.58まで上昇。本日の高値をつけた。しかし、その後は上値も伸びず、緩やかに値を崩す展開。戻しを入れつつ下値を探り、後場には132.34まで下落した。しかし、その後は再度買い戻しが入り、引けにかけて回復する展開。下げ幅を縮小して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値は132.35となっていた。終値ベースで一旦小幅な反発(132.49→132.58)を入れながらも、14日にはザラ場で131.75、終値では132.00まで下落する展開となっていた。17日は、終値ベースで一旦反発を見せ、目先の底値の確認をした形であったが、18日は相場の習性から再度132.00を下抜けするか試しに行き、ザラ場で131.83、終値で132.05まで下落する展開となっていた。その後、相場は急反発。132.60まで終値で戻す展開となっていた。
ザラ場では14日安値131.75に対して、17日131.96、18日131.83と131円台後半でサポートされ、安値更新はされておらず、下値は固まってきたと考えていた。しかし、終値ベースで14日終値の132.00に対して、もう一回二番底確認をしに行く可能性も残っていると考えていたが、本日、最低限の下落幅を見せ、132.45まで下落した。
今後の展開であるが、終値で132.00を下回らない限り、売りシグナルは点灯しない状態である。一方、上値については、トリガーポイントは132.60となる。ここを上回り、132.65以上で引けると133.20が上値目標値となる。もし、このフォーメーションが形成される場合は、債券先物相場の底も確認された状態といえるだろう。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.65以上で引けると→:133.20
下値:先物終値で131.99以下で引けると→:131.70、131.05

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月19日)

2006-04-19 22:53:51 | 債券先物テクニカル分析
4月19日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.60(前日比+0.55)
寄付132.23、高値132.61、安値132.10、終値132.60

急反発。米国債高、円高受けて戻りを試す展開。一気に133.14を上回るか、もう一度132.00に対する二番底を確認しに行くか分岐点。

19日の債券先物相場は急反発。終値は前日比55銭高い132.60となった。
FOMC議事録の内容がハト派的なもので、6月以降の利上げ観測がこうしたことを受けて米国債券相場が続伸したことや円相場の続伸を材料に、債券先物相場は前日比18銭高い132.23 で寄り付いた。寄り付き後、132.10間で下値を見たが、その後切り返し、前場のうちに132.30台を回復。後場に入ると買い戻しの流れが続き、引けにかけて一段高。132.61まで上昇。本日の高値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値は132.35となっていた。終値ベースで小幅な反発(132.49→132.58)を入れながらも14日にはザラ場で131.75、終値では132.00まで下落する展開となっていた。17日は、終値ベースで一旦反発を見せ、目先の底値の確認をした形であったが、18日は相場の習性から再度132.00を下抜けするか試しに行き、ザラ場で131.83、終値で132.05まで下落する展開となっていた。
 相場は本日、戻り幅を拡大。下値拡大リスクは後退している。ザラ場では14日安値131.75に対して、17日131.96、18日131.83と131円台後半でサポート。安値更新はされておらず、下値は固まってきたと考えられる。しかし、次の問題は終値ベースである。14日終値の132.00に対して、18日の132.05で二番底完成と見えるが、P&Fチャート上では若干値動きが足りない状態。このまま5日の133.14を一気に上回れば、買いシグナルが点灯し、完全な下値確認となるが、もう一回132.00に対する終値ベースの二番底確認をしに行く可能性も残っており、相場は分岐点を迎えている。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.70
下値:先物終値で131.99以下で引けると→:131.70、131.05

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月18日)

2006-04-18 21:02:39 | 債券先物テクニカル分析
4月18日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.05(前日比-0.10)
寄付132.25、高値132.29、安値131.83、終値132.05

小幅反落。相場の習性から二番底確認のプロセス。

18日の債券先物相場は小幅反落。終値は前日比10銭安い132.05となった。
米国債券相場の反発や株式相場の安寄りを材料に、債券先物相場は前日比10銭高い132.25 で寄り付いた。寄り付き後、132.29まで上昇したが、上値もそこまで。入札を控えたヘッジ売りも入り、下値を切り下げる展開となった。後場には131.83まで値を崩したが、買い戻しも入り、132円を挟んで一進一退。揉み合いのまま本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値は132.35となっていた。終値ベースで小幅な反発(132.49→132.58)を入れながらも14日にはザラ場で131.75、終値では132.00まで下落する展開となっていた。昨日17日は、終値ベースで一旦反発を見せ、目先の底値の確認をした形であったが、相場の習性から再度132.00を下抜けするか試しにいく可能性は残るものと予測していた。
 相場は本日、ザラ場で131.83まで下落したが、終値では132.05と戻したため、原状では売りシグナルは点灯していない状況。明日も続落し、131.99以下で引けると、終値ベースの下値目標値は第一目標値131.70、第二目標値131.05と計測される。
このところの福井日銀総裁、谷垣財務相の長期金利上昇へのけん制発言や、海外の債券相場も一旦リバウンドが入るべき水準まで売られていたこともあり、債券先物相場も下値固めに移行できるか正念場となっている。その前の段階として相場の習性から、二番底確認のプロセスに入っている状態と認識している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.70
下値:先物終値で131.99以下で引けると→:131.70、131.05

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月17日)

2006-04-17 21:35:17 | 債券先物テクニカル分析
4月17日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.15(前日比+0.15)
寄付131.96、高値132.22、安値131.96、終値132.15

反発。売られ過ぎのリバウンドで一旦の底値確認。

17日の債券先物相場は反発。終値は前日比15銭高い132.15となった。
海外の債券相場がイースター休暇で休場。相場は前日比4銭安い131.96 で寄り付いた。寄り付きを安値として戻りを試す展開。買い戻しが先行し、132.22まで上昇した。しかし、買い戻し一巡後は132.04まで値を消す場面もあったが、引けにかけて再度買い戻され、132.19まで上昇。高値圏で本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値は132.35となっていた。終値ベースで中途半端な反発(132.49→132.58)を見せていた債券先物相場も、13日に下値目標値132.35に近い132.33まで下落した。これにより、一旦リバウンドを予測。14日はザラ場では下値を拡大しても、終値では下げ余地は限られるものと考えていた。結局14日はザラ場で131.75まで下落し、安値を更新したが、引けにかけて持ち直し、終値は132.00となっていた。
相場は本日、終値ベースで一旦反発を見せ、目先の底値の確認をした形である。ただし、相場の習性から再度132.00を下抜けするか試しにいく可能性は残っており、131.99以下で引けると、下値目標値は第一目標値131.70、第二目標値131.05と計測される。
福井日銀総裁に続き、谷垣財務相も長期金利の上昇に懸念を表明した。海外の債券相場もとりあえずの底に近いと考えられ、債券先物相場も下値固めに移行できるか正念場となる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.70
下値:先物終値で131.99以下で引けると→:131.70、131.05

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月14日)

2006-04-15 00:56:07 | 債券先物テクニカル分析
4月14日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.00(前日比-0.33)
寄付131.99、高値132.08、安値131.75、終値132.00

続落。安寄り且つ安値更新も、引けにかけて下げ幅縮小。
 
 14日の債券先物相場は続落。終値は前日比33銭安い132.00となった。
海外の債券相場が大幅安となったことを受けて前日比34銭安い131.99 で寄り付いた。寄り付き後も売りが先行。131.75まで下値を試したが、その後は下値を固める展開。前引けにかけて切り返し、132.05まで上昇した。後場に入ると揉み合いが続いたが、引けにかけて再度買い戻し圧力が強まり、132.08まで戻し、本日の高値圏で下げ幅を縮小して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値は132.35となっていた。終値ベースで中途半端な反発(132.49→132.58)を見せていた債券先物相場も、13日に下値目標値132.35に近い132.33まで下落した。これにより、一旦リバウンドを予測。本日はザラ場では下値を拡大しても、終値では下げ余地は限られるものと考えていた。
本日、相場はザラ場で安値を更新したが、引けにかけて持ち直る展開となった。グローバルな債券安もかなり、売られ過ぎの状態に近く、リバウンドが入ってもいい水準まで下落している状態。海外債券相場の下落を見て、債券先物相場が安寄りした場合、下ヒゲを長くした状態で引けにかけて小戻しが入る展開を予測していた。本日のイメージは予想通りだが、水準は下値を切り下げた格好。131円台は、一旦リバウンド形成後と考えていたが、かなり前倒しで相場水準が切り下がった形である。
福井日銀総裁は12日の衆議院財務金融委員会で、長期金利の動向は重大な関心事項で、今後の動きを注視すると述べ、長期金利の上昇に懸念を表明した。財務省からは、それなりの圧力が日銀にかかっているものと想像できるが、相場の下値もとりあえずの底にかなり近づいている状況と判断している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.70
下値:先物終値で132.75以下で引け、売りシグナル→:132.35

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月13日)

2006-04-13 21:32:13 | 債券先物テクニカル分析
4月13日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.33(前日比-0.25)
寄付132.59、高値132.67、安値132.22、終値132.33

ザラ場、終値とも下値更新。終値ベースの下値目標値132.35に対し、132.33で引ける。
 
 13日の債券先物相場は下値を更新する展開。終値は前日比25銭安い132.33となった。
海外の債券相場が二番底を試すべく軟調だったことや株式相場も小高く始まった割には、前日比1銭高い132.59 で寄り付いた。一旦132.50まで下値を試したが、すぐに切り返し、132.67まで上昇した。しかし、5年国債入札を控えてそこから上値も伸びず、前場は揉み合った。後場に入るとリバウンドを入れながらも下値を試す展開。132.22まで下落し、10日の132.24の安値を2銭更新した。引けにかけて買い戻しも入ったが、戻りきれず132.33と終値ベースでも安値を更新して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値は132.35となっていた。終値ベースで中途半端な反発(132.49→132.58)を見せていた債券先物相場も、本日、ようやく下値目標値132.35に近い132.33まで下落した。これにより、一旦132.50以上のリバウンドを予測。今後ザラ場では下値を拡大しても、終値では下げ余地は限られるものと考えている。
米国債10年物の5.01~5.07%、ドイツ国債10年物の3.94%前後、英国債10年物の4.50%などは、P&Fチャート上の短期的な下値目標値であり、グローバルな債券安も短期的にはリバウンドが入ってもいい水準まで売られきっている。明日、海外債券相場の下落を見て、債券先物相場が安寄りした場合、下ヒゲを長くした状態で引けにかけて小戻しが入る展開を予測する。地合いは強烈に悪いのだが。。。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.70
下値:先物終値で132.75以下で引け、売りシグナル→:132.35

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月12日)

2006-04-12 21:44:44 | 債券先物テクニカル分析
4月12日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.58(前日比変わらず)
寄付132.75、高値132.86、安値132.46、終値132.58

2日連続で前日比変わらず。終値ベースのチャート上で変化なし。引き続き下値確認には終値で132.65以上の回復が必要。
 
 12日の債券先物相場は2日連続で前日比変わらずとなった。
海外の債券市場が堅調だったことを受けて前日比17銭高い132.75で寄り付いた。一旦132.66まで下値を試したが、切り返し、132.86まで上昇した。しかし、その水準からは上値が伸びず、逆に売り崩される展開。前引けにかけて急速に値を消し、後場も上に窓を空けて下値を試す展開。132.46まで下落した。しかし、下値では買い戻しも入り、引けにかけて132.67まで回復。結局前日比変わらずの水準で本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値は132.35となっていた。7日に132.25、10日に132.24と安値を更新したが、終値では反発する展開となり、短期的には一旦下値を見た格好となっていた。一方、終値ではこれで3日連続の132.58と、終値ベースで上値も伸びないのも事実。昨日の日銀の金融政策決定会合でのゼロ金利解除なしの決定も大きな買い材料にはならなかったようだ。基本的には、一旦相場の底を見た可能性があると考えているが、終値ベースで少なくとも132.65以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは依然として残るものと考えられる。
債券先物相場は、依然として終値ベースではっきりとした底値の確認ができていない状態である。また、下値確認の条件である132.65以上の終値を示現しても、相場の習性から再度二番底を確かめに行く可能性も当然ながら残っており、下値固めにはまだ時間がかかるものと考えている。
短期的には、下値余地が少なくなってきており、一旦もう少し上の位置までリバウンドし、二番底を形成して若干の戻り局面に入ると見ているが、6月の債券先物の収益率は極端に悪く、修羅場がこれで終わったと考えるのは早計だと考えている。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.70
下値:先物終値で132.75以下で引け、売りシグナル→:132.35

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月11日)

2006-04-11 21:30:41 | 債券先物テクニカル分析
4月11日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.58(前日比変わらず)
寄付132.60、高値132.75、安値132.43、終値132.58

前日比変わらず。終値ベースのチャート上で変化なし。下値確認には終値で132.65以上の回復が必要。
 
 11日の債券先物相場は前日比変わらずとなった。
海外の債券市場が反発したことを受けて前日比2銭高い132.60で寄り付いた。前場の早い段階で132.75まで上昇した。しかし日銀の金融政策決定会合を控えて、上値を追う形にはならず、前場は揉み合いとなった。後場に入ると下値を試す動きとなり、132.43まで下落した。引けにかけて買い戻しが入り、寄り付き水準近くまで戻して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値は132.35となっていた。7日、10日と132.24まで安値を更新したが、終値では反発する展開となり、短期的には一旦リバウンドが入る可能性も考えていた。本日前日比変わらずで引けているが、罫線では十字線に近い形となっており、明日の値幅は拡大しそうである。一旦底を見た可能性があると考えているが、基本的には終値ベースで132.65以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは依然として残るものと考えられる。
債券先物相場は、依然として下値を試す基調が続いている。リバウンドを入れつつ、下値を探る状況となっている。明日以降リバウンドしても、相場の習性から再度二番底を確かめに行く可能性も残っており、下値固めにはもう少し時間がかかりそうである。
一方、ディーラーの売り飽き気分というものがあるが、下値余地もだいぶ少なくなってきているのも現状の値動きからは読み取れる。基本的には、下値目標値として計測していた132.35前後で、一旦下値の達成感が出るポイントとして考えており、そこから下はリバウンドを形成してからと考えている。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.70
下値:先物終値で132.75以下で引け、売りシグナル→:132.35

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月10日)

2006-04-10 21:25:22 | 債券先物テクニカル分析
4月10日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.58(前日比+0.09)
寄付132.29、高値132.63、安値132.24、終値132.58

小幅反発も終値ベースのチャート上では変化なし。終値ベースの下値目標値132.35はとりあえず下値達成感が出るポイント。ただし、132.65以上を回復しないと、下値バイアスは残る。
 
 10日の債券先物相場は小幅ながら反発。終値は前日9銭高い132.58となった。
雇用統計後に米国債券相場が大幅下落したことを受けて前日比20銭安の132.29で寄り付いた。前場は132.30を挟んで揉み合い。132.24と7日の安値132.25より1銭更新したが、後場に入ると授受に買い戻しの流れが強まる展開。引けにかけて一段高となり、132.63まで上昇。本日の高値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値は132.35となっていた。7日に続き、132.24まで安値を更新したが、終値では反発する展開となった。7日引け後のコメントで、7日は罫線では下ヒゲも長く、短期的には下値を売り込んだ格好となっており、一旦リバウンドが入る可能性も考えていた。本日安値を更新したものの、終値で反発していることから、一旦底を見た可能性がある。ただし、終値ベースで132.65以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは依然として残るものと考えられる。
債券先物相場は、依然として下値を試す基調が続いている。リバウンドを入れつつ、下値を探る状況となっている。大底に向けてもう一波乱ありそうであるが、下値余地もだいぶ少なくなってきていると予測する。下値目標値として計測していた132.35前後は、とりあえず下値の達成感が出るポイントとして考えている。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.70
下値:先物終値で132.75以下で引け、売りシグナル→:132.35

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月7日)

2006-04-07 22:56:00 | 債券先物テクニカル分析
4月7日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.49(前日比-0.12)
寄付132.42、高値132.60、安値132.25、終値132.49

小幅続落。終値ベースの下値目標値132.35に対して、ザラ場で132.25、終値で132.49まで下落。
 
 7日の債券先物相場は小幅続落。終値は前日12銭安い132.49となった。
グローバルな債券相場の下落や日本株の高寄りから前日比19銭安の132.42で寄り付いた。132.50まで上昇後に下値を探り、132.30前後で揉み合った。前引けにかけて132.60まで戻りを見せたが、上値追いは続かず、後場は132.45で揉み合い。引け前に132.25まで下落したが、大引けに急速に買い戻され、寄り付きを若干上回る水準で本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は昨日6日に132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。終値ベースの下値目標値は132.35となっていた。本日7日、ザラ場で132.25、終値では132.49まで下落し、下値目標値の132.35は本日のザラ場と終値の中間に近い水準となった。本日の罫線では下ヒゲも長く、短期的には下値を売り込んだ格好となっており、一旦リバウンドが入る可能性も考えられる。ただし、終値ベースで132.65以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは依然として残るものと考えられ、下値目標値の132.35を今度は終値で示現するリスクもあると予測する。
債券先物相場は、依然として下値を試す基調が続いている。リバウンドを入れつつ、下値を探る状況となっている。大底に向けてもう一波乱ありそうであるが、下値余地もだいぶ少なくなってきていると予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.70
下値:先物終値で132.75以下で引け、売りシグナル→:132.35

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月6日)

2006-04-07 00:00:01 | 債券先物テクニカル分析
4月6日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.61(前日比-0.53)
寄付133.08、高値133.25、安値132.58、終値132.61

急反落。132.75以下で引け、売りシグナル。下値目標値は132.35
 
 6日の債券先物相場は急反落。終値は前日53銭安い132.61となった。
米国債券相場の反発も、日本株の高寄りから前日比6銭安の133.08で寄り付いた。前場の早い段階で133.25まで上昇したが、戻り売り圧力から、再度下値を試す展開となった。後場に入ると下げ歩調が鮮明となり、引けにかけてさらに下値を探り、132.51まで下落。本日の安値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は本日、132.75以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値は132.35となる。
昨日5日まで戻りを試す展開となっていたが、相場の習性から終値ベースでも二番底を試しに行った格好で、3日の終値132.80を下抜けしてしまった。
 今後の展開として、終値ベースで132.80以上を回復しない限り、下値を試すバイアスはのこるものと考えられ、下値目標値の132.35を示現するリスクがあると予測する。
一方、相場が切り返し、133.15以上でひけると上値目標値は133.70と計測される。
債券先物相場は、依然として下値を試す基調が続いている。下値確認から下値固めへ移行できるまで、まだ試練が続きそうである。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.70
下値:先物終値で132.75以下で引け、売りシグナル→:132.35

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月5日)

2006-04-05 21:39:39 | 債券先物テクニカル分析
4月5日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.14(前日比+0.11)
寄付132.97、高値133.14、安値132.81、終値133.14

続伸。下に往って来いで高値引け。上下のトリガーポイントは133.50と132.75
 
 5日の債券先物相場は続伸。終値は前日11銭高い133.14となった。
引き続き海外債券相場の軟調と、日本株の強含みから前日比6銭安の132.97で寄り付いた。寄り付き後の前場の早い段階で133.14まで上昇したが、株価の高値更新から戻り一巡感も強まり、再度下値を試す展開となった。戻りを入れつつ下値を探り、後場には132.81まで下落した。しかし、昨日の安値を割り込まなかったことや株価が後場に入って急反落したことから、債券先物相場は一転買い戻しが優勢となり、引けかけて一段高。前場の高値と並ぶ133.14と高値引けとなり、下に往って来いの展開で本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は3月29日に133.72を下回り、売りシグナルが点灯。下値目標値の133.00に対して、終値で133.15まで下落。30日にはザラ場で132.81まで下落し、安値を更新したものの、終値では30日、31日と続伸。133.30以上の133.46で引けたため、売りシグナルは一旦消滅していた。その後、相場の習性から二番底を試しに行き、3日には133.15を下抜けし、再度売りシグナルが点灯。下値目標値の132.70に対し、ザラ場で132.77(終値は132.80)まで下落する展開となっていた。昨日4日は、ザラ場で132.73と安値を更新したが、下値目標値にほぼ匹敵する水準まで下落したことで一旦リバウンドする形となっていた。
 今後の展開として、相場の戻りが拡大し、133.50以上で引けると、134.05が上値目標値となる。この場合、下値での売りポジションを切る形で踏み上げ相場となる展開が考えられる。
一方、本日ザラ場では二番底のような形になったものの、終値ベースでも二番底の確認に行く可能性も残っており、相場が再度下値を試し、132.75以下で引けると、132.35が下値目標値として計測される。
明日は債券が強い木曜日。日本株の短期的上値達成感からやや調整幅を拡大した場合は、債券先物相場も予想外の戻りを見せるかもしれない。その場合、上記のように133.50がトリガーポイントとなる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.50以上で引けると→:134.05
下値:先物終値で132.75以下で引けると→:132.35

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)