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相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

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債券先物テクニカル分析(5月22日)

2006-05-23 00:30:00 | 債券先物テクニカル分析
5月22日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.39(前日比+0.74)
寄付132.82、高値133.40、安値132.75、終値133.39

大幅続伸。第二上値目標値133.45に近い133.40までザラ場で上昇。

22日の債券先物相場は大幅続伸。終値は前日比74銭高い133.39となった。
前日の海外債券相場の堅調な展開を背景に、寄り付きは前日比17銭高い132.82で始まった。寄り付き後に132.75まで緩むなど前場は揉み合いに終始した。しかし、後場に入ると株式相場が大幅安となったことで上値を試す展開となり、引けにかけて一段高。133.40まで上昇し、本日の高値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は19日に132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測していた。この133.20は、5月1日の133.14を終値で上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。本日、相場は予測通り急進。第二上値目標値の133.45に近い133.40までザラ場で上昇。終値も133.39となり、5月1日の133.14を上回ったことで、基調としては戻りを試すステージに入っていると考えられる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.39近辺。上下の2σはそれぞれ133.29と131.49程度で、本日はバンド幅を拡大。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日も買いシグナルを継続している。RSIは59.94と前日の51.97から上昇となり、中立ゾーンからやや離れて来た状態。
債券先物相場は終値ベースで16日の132円台回復により、ようやく下値固めのステージに入ってきている状態と予測していた。福井日銀総裁発言により、6月の利上げ観測が大幅に後退、売られ過ぎの修正段階が続いている状況と考えられる。
相場は本日、中期的な上値のトリガーポイントの133.15を突破。当面の相場の底入れは本格的に完了し、相場は戻りを拡大する展開に入っている状態と考えられる。グローバルな債券市場も底入れから反発の兆候を見せており、引き続き支援材料になると考えられる。
中期的には134円台の可能性を視野に入れつつも、目先は上昇一服感が漂う可能性も考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.60以上で引け、買いシグナル→:133.20、133.45、134.05
下値:先物終値で132.25以下で引けると→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)


債券先物テクニカル分析(5月19日)

2006-05-20 14:52:50 | 債券先物テクニカル分析
5月19日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.65(前日比+0.35)
寄付132.59、高値132.84、安値132.50、終値132.65

急反発。終値で132.60以上で引け、買いシグナル。上値目標値は133.20、133.45

19日の債券先物相場は急反発。終値は前日比35銭高い132.65となった。
前日の米株安、予想を上回る新規失業保険申請件数や米景気先行指数の低下を受けた米国債券高を背景に、寄り付きは前日比29銭高い132.59で始まった。寄り付き後に132.50まで緩む局面も見られたが、その後相場は急進。前場のうちに132.84まで上昇した。しかし、後場に入ると株価が反発したことで、債券先物相場は上値が抑えられ、伸び悩む展開となり、132.65を中心に一進一退。揉み合いのまま本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は本日、132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測される。さらに、この133.20は、5月1日の133.14を上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。
一方、相場の上攻めに失敗し、132.25以下で引ける場合は、下値目標値は131.70と計測される。この場合は、5月10日の終値131.65に対する二番底を形成しに行く形となる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.35近辺。上下の2σはそれぞれ133.14と131.56程度で、本日もバンド幅は横這い。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日も買いシグナルを継続している。RSIは51.97と前日の47.37から上昇となり、中立ゾーン近辺で推移している。
債券先物相場は終値ベースで16日の132円台回復により、ようやく下値固めのステージに入ってきている状態と予測している。福井日銀総裁発言により、6月の利上げ観測が大幅に後退、売られ過ぎの修正段階と考えられる。
本日の買いシグナルにより、中期的な上値のトリガーポイントの133.15に向けて上値を試すことが考えられる。ここを上抜いてくれば、当面の底入れは本格的に完了し、相場は戻りを拡大する展開になると予測している。グローバルな債券市場も底入れの兆候を見せており、支援材料になると考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.60以上で引け、買いシグナル→:133.20、133.45
下値:先物終値で132.25以下で引けると→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)

債券先物テクニカル分析(5月18日)

2006-05-19 01:23:46 | 債券先物テクニカル分析
5月18日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.30(前日比-0.27)
寄付132.43、高値132.62、安値132.23、終値132.30

4日ぶりに反落。終値で132.60以上で引け、133.15以上を回復すれば、戻りを拡大する展開。

18日の債券先物相場は4日ぶりに反落。終値は前日比27銭安い132.30となった。
前日の予想を上回る米CPIを受けた米国債券相場の軟調、欧州債券相場の急落を背景に寄り付きは前日比14銭低い132.43で始まった。寄り付き後に132.60まで戻りを試す場面も見られたが、その後は下値を試す展開となり、後場には132.23まで反落する展開となった。その後、買い戻しも入ったが、引けにかけて再度売りなおされる展開。株式相場が急落後に切り返したこともあり、債券先物相場は引けにかけて安値圏で推移。上値が重く、前日比マイナス幅を拡大して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は10日に131.95以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値の131.55に対して、131.63まで下落する展開(11日のイブニングでは131.56が安値)となった。11日は131.80に反発したことで、一旦売りシグナルは消滅。相場は仕切り直しの状態となっている。17日までの3日続伸でも依然として売買のシグナルは出ていない状態である。
今後、相場が再度下値を探り、131.60以下で引けると、下値目標値は131.20と計測される。一方、相場が上値を更に拡大した場合、132.60以上で引けると上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45となる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.32近辺。上下の2σはそれぞれ133.11と131.53程度で、本日のバンド幅は横這い。また、MACDは17日からプラス領域に転換。買いシグナルを継続している。RSIは47.37となり、中立ゾーン近辺で推移している。
債券先物相場は16日の132円台回復により、ようやく下値固めのステージに入ってきている状態と予測している。福井日銀総裁発言により、6月の利上げ観測が後退、債券先物相場は底入れのステージに入っている状態と予測している。
中期的な上値のトリガーポイントは133.15である。ここを上抜いてくれば、当面の底入れは本格的に完了し、相場は戻りを拡大する展開になると予測している。まずは終値で132.60以上で引けるかが目先の焦点。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.60以上で引けると→:133.20、133.45
下値:先物終値で131.60以下で引けると→:131.20

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)



債券先物テクニカル分析(5月17日)

2006-05-18 00:49:45 | 債券先物テクニカル分析
5月17日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.57(前日比+0.42)
寄付132.35、高値132.81、安値132.31、終値132.57

3日大幅続伸。終値で133.15以上を回復すれば、戻りを拡大する展開。

17日の債券先物相場は3日大幅続伸。終値は前日比42銭高い132.57となった。
前日の海外債券市場が大きく続伸したことから寄り付きは前日比20銭高い132.35で始まった。寄り付き後に若干もたついたが、戻りを試す展開となった。株式相場が急落すると上値を拡大。109円台の円相場も追い風となり、後場寄り後には132.81まで上昇した。しかし、その後は株式相場が切り返したことや利食い売りに頭を抑えられる展開となり、132.56まで下落。買い直されて132.76まで戻したが、引けにかけて若干上げ幅を縮小して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は10日に131.95以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値の131.55に対して、131.63まで下落する展開(11日のイブニングでは131.56が安値)となった。11日は131.80に反発したことで、一旦売りシグナルは消滅。相場は仕切り直しの状態となっている。本日の3日続伸でも依然として売買のシグナルは出ていない状態である。
今後、相場が再度下値を探り、131.60以下で引けると、下値目標値は131.20と計測される。一方、相場が上値を更に拡大した場合、133.15以上で引けると上値目標値は133.55となる。当初は、チャートの形状が良くないため一気に戻りを試す展開には発展しづらいものと考えていたが、相場の戻りに勢いが付いており、このまま上値余地を試す展開も考えられる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.31近辺。上下の2σはそれぞれ133.10と131.52程度で、本日はバンド幅は僅かながら縮小。また、MACDは昨日から買いシグナルに転換している。RSIは50.86となり、中立ゾーンに上昇している。
債券先物相場は16日の132円台回復により、ようやく下値固めのステージに入ってきている状態と予測している。福井日銀総裁発言により、6月利上げへ観測が後退、債券先物相場は底入れのステージに入っている状態と予測する。当面の上値のトリガーポイントは上記のように133.15である。ここを上抜いてくれば、当面の底入れは完了し、相場は戻りを拡大する展開になると予測している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.55
下値:先物終値で131.60以下で引けると→:131.20

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)



債券先物テクニカル分析(5月16日)

2006-05-16 23:29:28 | 債券先物テクニカル分析
5月16日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.15(前日比+0.36)
寄付132.04、高値132.17、安値131.74、終値132.15

続伸。12日高値132.17を上回れるかが目先のポイント。その上は133.15を越えると戻りを拡大。

16日の債券先物相場は続伸。終値は前日比36銭高い132.15となった。
前日の海外債券市場が堅調だったことから寄り付きは前日比25銭高い132.04 で始まった。しかし、朝方は株式相場が上昇、円相場も110円台後半で推移。5年中期国債の入札を控えて、上値が伸びず、下値を探る展開となった。後場寄り後には131.74まで下落。本日の安値をつけた。しかし、その後は入札がまずまずであったこと、後場に株式相場が大幅安となったこと、円相場の切り返しなどから、債券先物相場は戻りを試す展開。引けにかけて一段田かとなり、132.17まで上昇。本日の高値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は10日に131.95以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値の131.55に対して、131.63まで下落する展開(11日のイブニングでは131.56が安値)となった。11日は131.80に反発したことで、一旦売りシグナルは消滅。相場は仕切り直しの状態となっており、本日の相場上昇にも売買のシグナルは出ていない状態である。
今後、相場が再度下値を探り、131.60以下で引けると、下値目標値は131.20と計測される。一方、相場が上値を試した場合、133.15以上で引けると上値目標値は133.55となる。ただし、チャートの形状は良くなく、一気に戻りを試す展開には発展しづらいものと考えられる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.29近辺。上下の2σはそれぞれ133.08と131.49程度で、本日もバンド幅は僅かながら拡大。また、MACDは売りシグナルから買いシグナルに転換している。RSIは45.01となり、依然として中立ゾーンを下回る水準で推移している。
債券先物相場は先月13日以降、132円前後が強固な下値支持帯となっており、ここを下にブレイクしたため、中期的にはもう一段の下値拡大リスクがあると予測していた。11日と12日にザラ場で132円台を一時回復し、下げ幅拡大への抵抗を見せていたが、終値ではやや遠い水準となっていた。しかし、本日の132円台回復により、相場もようやく下値固めのステージに入ってきていると予測する。このところの円高、株安の材料は日銀の6月利上げを反映したものであった。福井日銀総裁は講演で6月利上げと年末までの複数回に及ぶ利上げ観測を牽制する発言をしており、市場の過度な利上げへの織り込み度合いが後退すれば、債券先物相場の底入れも早まるものと予測する。まずは12日高値の132.17を更新できるかがポイント。さらにその上の133.15を上抜いてくれば、当面の底入れは完了し、相場は戻りを試す展開に移行していくと予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.55
下値:先物終値で131.60以下で引けると→:131.20

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)


債券先物テクニカル分析(5月15日)

2006-05-16 02:14:33 | 債券先物テクニカル分析
5月15日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値131.79(前日比+0.05)
寄付131.82、高値131.94、安値131.70、終値131.79

小幅反発。P&Fチャート上では変化なし。リバウンド局面も正念場。

15日の債券先物相場は小幅反発。終値は前日比5銭高い131.79となった。
円高や株安の進行を受けて寄り付きは前日比8銭高い131.82 で始まった。一時131.94まで上値を伸ばしたが、5年中期国債の入札を明日に控えて、大きく買い上がる雰囲気に乏しく、逆にヘッジ売りに押される展開となった。2時の機械受注が予想を下回ったことから、131.91まで買われる局面もあったが、引けにかけて、戻り売りから値を崩し、131.70まで下落。結局、前日比小幅高で本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は10日に131.95以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値の131.55に対して、131.63まで下落する展開(11日のイブニングでは131.56が安値)となった。11日は131.80に反発したことで、一旦売りシグナルは消滅。相場は仕切り直しの状態となっており、売買のシグナルはでていない。
今後、相場が再度下値を探り、131.60以下で引けると、下値目標値は131.20と計測される。一方、相場が上値を試した場合、133.15以上で引けると上値目標値は133.55となる。ただし、チャートの形状は良くなく、一気に戻りを試す展開には発展しづらいものと考えられる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.29近辺。上下の2σはそれぞれ133.08と131.50程度で、本日もバンド幅は拡大。また、MACDは売りシグナル転換後の状態を継続。また、RSIは39.26となり、依然として中立ゾーンを下回る水準で推移している。
債券先物相場の見通しに大きな変更はない。先月13日以降、132円前後が強固な下値支持帯となっており、ここを下にブレイクしたため、中期的にはもう一段の下値拡大リスクがあると予測する。11日と12日にザラ場で132円台を一時回復し、下げ幅拡大への抵抗を見せていたが、終値ではやや遠い水準となっている。円高、株安の材料も市場参加者の目が慣れてきており、なかなか債券先物相場の上げ材料となりづらい状況となっている。中長期的な利上げ観測が相場の戻りを重くしており、目先は米国債券相場の反発などの支援材料が必要と考えられる。相場のリバウンド局面も正念場である。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.55
下値:先物終値で131.60以下で引けると→:131.20

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)



債券先物テクニカル分析(5月12日)

2006-05-13 14:04:00 | 債券先物テクニカル分析
5月12日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値131.74(前日比-0.06)
寄付131.68、高値132.17、安値131.66、終値131.74

戻り幅を拡大後、小幅反落。チャート上では変化なし。下値目標値131.55に対し、131.63まで下落後のリバウンド局面。円高、株安を上げ材料にできるか。

12日の債券先物相場は小幅反落。終値は前日比6銭安い131.74となった。
11日の海外債券市場が軟調な展開たったことを背景に寄り付きは前日比12銭安い131.68 で始まった。株式市場の大幅安や円高の進行がグローバルな債券安を打ち消す格好で寄り付き後からじりじりと値を上げる展開となり、前日までの戻り高値132.08を上回る132.17まで上昇した。戻り一巡後は急速に押し戻される展開。戻りを入れながらも下落歩調となり、引けにかけて一段安の展開。結局前日比でマイナス圏にまで下げ、本日の安値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は10日に131.95以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値の131.55に対して、131.63まで下落する展開となった。11日は131.80に反発したことで、一旦売りシグナルは消滅。相場は仕切り直しの状態となっている。相場が再度下値を探り、131.60以下で引けると、下値目標値は131.20と計測される。一方、相場が上値を試した場合、133.15以上で引けると上値目標値は133.55となる。ただし、チャートの形はあまり良くなく、上値は重いものと考えられる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.33近辺。上下の2σはそれぞれ133.10と131.57程度で、本日もバンド幅は拡大。また、MACDは売りシグナル転換後のままの状態。また、RSIは38.43となり、依然として中立ゾーンを下回る水準で推移している。
相場見通しに大きな変更はない。先月13日以降、132円前後が強固な下値支持帯となっており、ここを下にブレイクしたため、基本的にはもう一段の下値拡大リスクがあると予測する。ただし、11日も本日12日もザラ場で132円台を回復するなど、下げ幅拡大への抵抗を見せているのも事実。足元の円高、株式市場の下落幅拡大などの材料をどのくらい債券先物相場の上げ材料として取り込めるかが焦点と考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.55
下値:先物終値で131.60以下で引けると→:131.20

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(5月11日)

2006-05-12 01:20:26 | 債券先物テクニカル分析
5月11日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値131.80(前日比+0.15)
寄付131.74、高値132.08、安値131.67、終値131.80

5日ぶりに反発。下値目標値131.55に対し、131.63まで下落後のリバウンド。

11日の債券先物相場は5日ぶりに反発。終値は前日比15銭高い131.80となった。
10日のFOMC後の海外債券市場が比較的底堅かったことを背景に寄り付きは前日比9銭高い131.74 で始まった。日銀の6月のゼロ金利解除否定の噂もあり、寄り付き後から値を上げ、132.08まで上昇した。しかし、昨日の高値面あわせで高根行進されなかったこともあり、その後は戻り売りが優勢の展開。戻しをいれつつ、131.67まで下落した。引けにかけて若干戻すも前日比の上げ幅を縮小して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は10日に131.95以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値の131.55に対して、131.63まで下落する展開となった。本日11日、131.80に反発したことで、一旦売りシグナルは消滅。相場は仕切り直しの状態となっている。相場が再度下値を探り、131.60以下で引けると、下値目標値は131.20と計測される。一方、相場が上値を試した場合、133.15以上で引けると上値目標値は133.55となる。ただし、上値は重いだろう。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.38近辺。上下の2σはそれぞれ133.09と131.66程度で、本日もバンド幅は拡大。また、MACDは売りシグナルに転換。また、RSIは39.02となり、依然として中立ゾーンを下回る水準で推移している。
相場見通しに大きな変更はない。先月13日以降、132円前後が強固な下値支持帯となっており、ここを下にブレイクしたため、基本的にはもう一段の下値拡大リスクがあると予測する。下値固めにはまだ時間がかかりそうであり、円高だけではなく、米国債市場など海外債券市場の反発、株式市場の調整などの材料が必要であると考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.55
下値:先物終値で131.60以下で引けると→:131.20

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(5月10日)

2006-05-11 01:32:28 | 債券先物テクニカル分析
5月10日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値131.65(前日比-0.57)
寄付131.88、高値132.08、安値131.63、終値131.65

4日大幅続落。131.95以下で引け、売りシグナル。下値目標値131.55に対し、131.63まで下落。

10日の債券先物相場は4日大幅続落。終値は前日比57銭安い131.65となった。
引き続き海外の債券市場の軟調な展開を背景に寄り付きは前日比34銭安い131.88 で始まった。日銀による6月のゼロ金利解除の思惑もあり、安寄りしたが、前場はその後上昇。132.08まで上昇した。しかし、その後は上値が伸びず、下値を探る展開。131.64まで下落した。一旦131.90まで戻したが、引けにかけて再度131.63まで下落。本日の安値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は本日、131.95以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値の131.55に対して、131.63まで下落する展開となった。基本的には終値で131.55までの下落を予測する。
一方、相場が再度上値を試した場合、133.15以上で引けると上値目標値は133.55となる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.41近辺。上下の2σはそれぞれ133.09と131.74程度で、本日はバンド幅が拡大。また、MACDは依然として買いシグナルを継続中であるが、MACDとシグナルの幅がやや縮小し、売り転換しそうな形であ。一方、RSIは36.752となり、中立ゾーンを下回る水準で推移している。
債券先物相場はまだ下値堅めに時間がかかりそうである。先月13日以降、132円前後が強固な下値となっており、ここを下にブレイクしたためもう一段の下値拡大余地があると予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.55
下値:先物終値で131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(5月9日)

2006-05-10 01:45:54 | 債券先物テクニカル分析
5月9日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.22(前日比-0.12)
寄付132.30、高値132.35、安値132.02、終値132.22

3日続落。終値の132.00と131.98の二番底を再度確認に行く可能性残る。

9日の債券先物相場は3日続落。終値は前日比12銭安い132.22となった。
海外の債券市場の軟調な展開を背景に寄り付きは前日比4銭安い132.30 で始まった。寄り付き後から上値が伸びず、下値を探る展開。132.04まで下落した。一旦132.18まで戻したが、後場に入ると132.02まで再度下落した。しかし、その後は切り返し、132.35まで上昇した。大引けにかけて値を崩したが、下落幅を縮小して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は1日に132.85以上で引けたことで買いシグナルが点灯。上値目標値の133.25に対して、ザラ場で133.15、終値でも133.14まで上昇する展開となっていた。しかし、2日に終値で132.74まで反落。買いシグナルは一旦消滅。翌8日も続落。戻りを試す場面から逆に下値を再度確認する状況となっている。相場は本日も3日続落。終値ベースでも下値の差し込みが深くなっており、P&Fチャート上の形は良くない。このまま下値を拡大して131.95以下で引けると、下値目標値は131.55と計測される。一方、相場が再度上値を試した場合、133.15以上で引けると上値目標値は133.55となる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.46近辺。上下の2σはそれぞれ133.03と131.89程度で、本日はバンド幅はほぼ横這い。また、MACDは依然として買いシグナルを継続中であるが、MACDとシグナルの幅がやや縮小してきている。一方、RSIは42.32となり、中立ゾーンを下回る水準で推移している。
相場は本日も3日続落。P&Fチャート上でも形状が悪化している。売買シグナルは出ていないが、このまま終値ベースの4月14日の132.00、27日の131.98の二番底近辺を試しに行く場合は要注意となる。昨日コメントしたが、相場は、4月27日の安値131.95から28日の高値132.15までの上昇幅1円20銭の61.8%戻しである132.40を下回り、本日85.4076%(0.618*1.382)戻しの132.12でも下げが止まらなかった。相場上昇トレンド転換の茅は仕切り直しとなり、最悪の場合は安値更新となることも考えられる。本日132.02まで下落し、相場の下値不安が払拭しきれていない状態である。ただし、罫線では下ヒゲが長く、切り返す展開を見ている。
基本的には2005年6月30日の141.20から始まった相場の下落トレンドも一旦の大底を見たと考えているが、海外債券市場が引き続き金利上昇バイアスがかかり、軟調な展開となっていること、株式相場が底堅い推移であることなどから、債券先物相場はまだ下値堅めに時間がかかりそうである。先月13日以降、132円前後が強固な下値となっており、ここを下にブレイクするようだともう一段の下値新世界が待っている。このまま戻しがなく6月に突入した場合はアノマリーでも6月が最もリターンが低い月なだけに怖いものがある。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.55
下値:先物終値で131.95以下で引けると→:131.55

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(5月8日)

2006-05-09 01:29:59 | 債券先物テクニカル分析
5月8日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.34(前日比-0.40)
寄付132.69、高値132.72、安値132.34、終値132.34

続落。差し込みが深く、ザラ場で132.12を下回り、終値の132.00と131.98の二番底を再度確認に行く場合は要注意。

8日の債券先物相場は続落。終値は前日比40銭安い132.34となった。
海外の株式相場の堅調や日本株の高寄りを背景に寄り付きは前日比5銭安い132.69 で始まった。寄り付き後に132.72まで上昇したが、上値が伸びず前引けにかけて下値を探る展開となった。後場に入っても、上値の重い中、揉み合い。大引けにかけて値を崩し、132.34の安値引けで本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は1日に132.85以上で引けたことで買いシグナルが点灯。上値目標値の133.25に対して、ザラ場で133.15、終値でも133.14まで上昇する展開となっていた。しかし、2日に終値で132.74まで反落。買いシグナルは一旦消滅する形となっていた。相場は本日も続落。戻りを試す場面から逆に下値を再度確認する状況となっている。P&Fチャート上の形はあまり良くない。このまま下値を拡大して131.95以下で引けると、下値目標値は131.55と計測される。一方、相場が再度上値を試した場合、133.15以上で引けると上値目標値は133.55となる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.48近辺。上下の2σはそれぞれ133.04と131.91程度で、本日もバンド幅は縮小している。また、MACDは依然として買いシグナルを継続中であるが、やや傾きが下がってきている。一方、RSIは43.61となり、中立ゾーンを下回る水準で推移している。
相場は本日も続落し、少し下げの差し込みが深くなっており、P&Fチャートの形状が悪化している。売買シグナルは出ていないが、このまま終値ベースの4月14日の132.00、27日の131.98の二番底近辺を試しに行く場合は要注意となる。相場は、4月27日の安値131.95から28日の高値132.15までの上昇幅1円20銭の61.8%戻しである132.40をも下回っており、85.4076%(0.618*1.382)戻しの132.12でも下げが止まらない場合は相場の仕切り直しか、最悪の場合は安値更新となることも考えられる。基本的には2005年6月30日の141.20から始まった相場の下落トレンドも一旦の大底を見たと考えているが、海外債券市場が引き続きボラタイルであること、株式相場が堅調であることなどから、債券先物相場はまだ試練が続きそうである。


相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.55
下値:先物終値で131.95以下で引けると→:131.55

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)



債券先物テクニカル分析(5月2日)

2006-05-03 20:46:06 | 債券先物テクニカル分析
5月2日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.74(前日比-0.40)
寄付132.75、高値132.86、安値132.71、終値132.74

上値目標値の133.25に対して133.15まで上昇後のスピード調整的な反落。ただし、終値で132.00と131.98の二番底完成で、戻りを試す基調には変化なし。

 2日の債券先物相場は反落。終値は前日比40銭安い132.74となった。
バーナンキFRB議長発言を受けた米国債券相場の大幅安を背景に寄り付きは前日比39銭安い132.75 で始まった。寄り付き後に132.71まで下落したが、すぐに切り返し132.86まで戻す展開。しかし、その後は132.80前後を中心に終始揉み合う展開。引けにかけて値を崩し、安値圏で本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は1日に132.85以上で引けたことで買いシグナルが点灯。上値目標値の133.25に対して、ザラ場で133.15、終値でも133.14まで上昇する展開となった。しかし、本日2日、終値で132.74まで反落。買いシグナルは一旦消滅した。今後、相場が再度上値を試した場合、133.15以上で引けると上値目標値は133.55となる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.52近辺。上下の2σはそれぞれ133.14と131.89程度で、本日はバンド幅が縮小している。また、MACDは依然として買いシグナルを継続。一方、RSIは48.16となり、中立ゾーンを若干下回る水準となっている。
相場は本日反落したものの、中期的な相場見通しに変化はない。1日までの続伸で、終値ベースで4月24日の132.82を上回ったことにより4月14日の132.00、27日の131.98の二番底が完成。2005年6月30日の141.20から始まった相場の下落トレンドも一旦の大底を見たと考えてよいと思われる。罫線では、陰線が25日から3個続き、三羽烏の不吉な絵となっていたが、28日の大陽線がつつみ線の形となり、トレンド転換の可能性を示していた。海外債券市場が引き続きボラタイルであり、もたつく場面も考えられるが、相場の向きは変わったと考えられ、基調として戻りを試す展開を予測する。


相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.15以上で引けると→:133.55
下値:先物終値で131.95以下で引けると→:131.55

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月28日)

2006-04-29 04:58:16 | 債券先物テクニカル分析
4月28日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.60(前日比+0.62)
寄付132.27、高値132.68、安値132.18、終値132.60

米国債券高。株安を受けて急反発。二番底形成し、一旦の大底確認の可能性。

28日の債券先物相場は急反発。終値は前日比62銭高い132.60となった。
バーナンキFRB議長の議会証言で6月の利上げ休止観測が高まり、米国債券相場が反発したことを材料に寄り付きは前日比29高い132.27 で始まった。寄り付き後に一旦132.18まで下落したが、すぐに切り返す展開。じりじりと上値を試し、前場は132.63まで上昇した。後場は132.50を割り込むなど、利食い売りも入り、一進一退となったが、引けにかけて再度上値を試し、132.68まで上昇。大引けでは若干緩んだものの、大幅高で本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は26日に132.40以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値は131.70となっていた。27日は終値ベースで131.98まで下落。下値目標値に近づくとともに、14日の終値ベースでの安値132.00を2銭下回る状態となっていた。
相場は本日急反発し、売りシグナルが消滅。現段階では売買シグナルは出ていないが、このまま戻りを拡大して、132.82を上回り、132.85以上で引けると、上値目標値はとりあえず133.25となる。また、終値で132.82を上回ることで、14日の132.00、27日の131.98の二番底が完成。2005年6月30日の141.20から始まった相場の下落トレンドも一旦の大底を見たと考えてよいと思われる。罫線では、陰線が3個続き、三羽烏の不吉な絵となっていたが、本日の大陽線がつつみ線の形となり、トレンド転換の可能性を示している。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.51近辺。上下の2σはそれぞれ133.13と131.90程度で、本日もバンド幅が縮小してきている。また、MACDは依然として買いシグナルを継続している。一方、RSIは46.07となり、昨日から上昇。中立ゾーンに近づいている。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.85以上で引けると→:133.25
下値:先物終値で131.95以下で引けると→:131.55

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月27日)

2006-04-27 23:29:06 | 債券先物テクニカル分析
4月27日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値131.98(前日比-0.34)
寄付132.07、高値132.22、安値131.95、終値131.98

グローバルな債券安から3日続落。131円台の引けで下値目標値に近づく。

27日の債券先物相場は3日続落。終値は前日比34銭安い131.98となった。
引き続き米国債券相場などグローバルな債券相場の続落を背景に寄り付きは前日比25銭安い132.07 で始まった。寄り付き後の132.01を安値に切り返し、揉み合いながら再度下値を試す動きとなり、131.95まで下落。安値圏で本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は26日に132.40以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値は131.70となっている。本日、終値ベースで131.98まで下落。下値目標値に近づくとともに、14日の終値ベースでの安値132.00を下回った。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.56近辺。上下の2σはそれぞれ133.29と131.82程度で、本日もバンド幅が縮小してきている。また、MACDは依然として買いシグナルを継続している。一方、RSIは35.37となり、昨日からさらに低下。売られ過ぎのゾーンに近づいている。
基本的には133.20前後までの相場の戻り基調を予測していたが、上値が伸びず、逆に26日に売りシグナルが点灯した状態。下値のポテンシャルは終値で131.70までの下落が計測される。これは、14日のザラ場安値131.75を終値で取りに行く形となる。グローバルに債券相場の地合いが悪いが、金利上昇は株価にもマイナスであり、一旦はそろそろ相場の底も近くに見えてきている状態と考えている。


相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.85以上で引けると→:133.25
下値:先物終値で132.40以下で引け、売りシグナル→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)

債券先物テクニカル分析(4月26日)

2006-04-26 23:50:09 | 債券先物テクニカル分析
4月26日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.32(前日比-0.35)
寄付132.12、高値132.46、安値132.10、終値132.32

米国債安を受けて続落。132.40以下で引け、売りシグナル。

 26日の債券先物相場は続落。終値は前日比35銭安い132.32となった。
米国債券相場など海外債券相場の大幅安を背景に寄り付きは前日比55銭安い132.12 で始まった。寄り付き後の132.10を安値に戻りを試す展開。前引けにかけて132.46まで上昇した。後場は揉み合いで推移。一時132.25まで下落したが、引けにかけて132.45まで戻すも、大引けは132.32と乱高下したが、下げ幅を縮小して本日の安値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は25日に132.65以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は133.20となっていた。25日には132.94まで上値を伸ばしたものの、終値では小幅反落する展開となっていた。相場は本日132.40以下で引け、売りシグナルが点灯。下値目標値は131.70となる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.62近辺。上下の2σはそれぞれ133.37と131.87程度で、バンド幅が縮小してきている。また、MACDは買いシグナルを継続している。一方、RSIは39.34となり、昨日から低下している。
基本的には、相場の戻り基調を予測していたが、上値が重く、仕切り直しとなってしまった。下値のポテンシャルは終値で131.70までの下落が計測される。これは、14日のザラ場安値131.75を終値で取りに行く形となる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.85以上で引けると→:133.25
下値:先物終値で132.40以下で引け、売りシグナル→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)