goo blog サービス終了のお知らせ 

相場博士(ファンドマネージャーのテクニカル分析)

トップファンドマネージャー、相場のプロが書く金融市場予測&学習ブログ!

債券先物テクニカル分析(6月9日)

2006-06-10 15:09:30 | 債券先物テクニカル分析
6月9日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値134.10 (前日比+0.27)
寄付133.82、高値134.34、安値133.48、終値134.10

大幅3日続伸。上値目標値134.55に対して134.34まで上昇。9月限では133.06前後が上値目標値。

9日の債券先物相場は大幅3日続伸。終値は前日比27銭高い134.10となった。
前日の堅調な海外債券相場と小高い寄り付きの株式相場から、寄り付きは前日比変わらずの133.82で始まった。寄り付き後は一旦下値を探り133.48まで下落したが、すぐに切り返す展開。6月限の最終売買日であることから、ポジション調整的な買い戻しが先行。後場寄り後には134.34まで上昇した。その後は商いが細る中、一進一退の展開。高値から値を崩したものの、134円台で本日の取引を終了した。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は133.13近辺。上下の2σはそれぞれ134.32と131.94程度で、本日もバンド幅は12銭ほど縮小となっている。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日もプラスの領域を継続。RSIは60.30と前日の58.07から上昇となり、中立ゾーン近辺からやや上に位置している状態である。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は8日に133.55以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値の134.55に対して、134.07までザラ場で上昇する展開となっていた。8日の相場上昇により、5月23日の133.78を上回っており、基本的にはもう一段上の位置まで相場の戻りを予測していた。相場は、本日9日、ザラ場で134.34まで上昇した。基本的には134.55までの上昇を見ていたが、限月交代によるカレンダースプレッド1円49銭を考慮すると133.06となり、9限月では133円台乗せが次の上値目標値のゾーンとなる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引け、買いシグナル→:134.55(9日高値134.34)
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)


日経平均テクニカル分析(6月9日)

2006-06-10 05:28:14 | 債券先物テクニカル分析
6月9日 
寄付 高値 安値 終値 前日比
日経平均先物9月限 14680 14850 14380 14800    +200
日経平均株価(現物)14530.50 14825.48 14389.31 14750.84 +117.81

6月9日 本日の株式相場

5日ぶりに反発。相場の習性から再度下値を試す動きとなった場合は更なる下値リスクが残る展開。

株式相場は5日ぶりに反発。先物は前日比110円高い14680で始まった。寄り付きから戻りを試す動きとなり、14825.48まで上昇した。しかし、14800円台で揉み合った後、上値も伸びず、サイド下値を確認する展開となり、14389.31まで高値から400円以上も急落した。その後は週末のポジション調整的な買い戻しが入ったことを背景に切り返し、引けにかけて戻りを試す展開。前場につけた高値に並ぶ14800円台まで戻し、大引けに若干値を下げて本日の取引を終了した。先物の終値は9限月の前日比200円高い14800。現物は前日比117.81高い14750.84。
相場の短期的な流れである相場の木を先物のP&Fチャートで見ると、相場は6日に15470を下回り、売りシグナルが点灯。第二下値目標値の15300に対して、ザラ場で15340、終値で15360で引ける展開となった。そして7日はザラ場で15090、終値で15100まで下値を拡大。15060近辺で下げ止まらなければ、中期的下値目標値の14700を見ていた。8日に現物は14633.03、先物は14570まで大幅に下値を拡大。短期的には売られ過ぎの修正が入り、反発する可能性を見ていたが、ここで大底との判断はまだできないとコメントしていた。相場は本日、ザラ場で14380まで下値を更新したが、終値では反発する展開となった。今後の展開として、相場の習性からもう一度下値を試し、14570を下回ると下値目標値は14480、14400、そしてさらに下値が拡大すると13580となる。
また、相場の大局的流れである相場の森を日経平均現物の1枠100円チャートで見ると、相場は5月31日に15467.33で引け、23日終値15599.20を下回り、再度売りシグナルが点灯。中期的な下値目標値を14700、14100と計測していた。その後相場は、2日に下値不安後退の条件と見ていた15800にあと僅かとなる15789.31まで戻したが、5日、6日、7日と続落。15096.01まで下値を拡大していた。8日は14633.03とさらに安値を更新。中期的第一下値目標値に到達したこともあり、一旦は反発する水準と見ていたが、相場は本日、14750.84まで反発する展開となった。ただし、P&Fチャート上では15000以上の終値で反発の形ができることになり、本日程度の反発ではまだ反発幅が小さい状況となっている。フィボナッチリトレースメントでは、2005年5月17日安値10780から2006年4月7日高値17580までの上昇幅6800円の50%戻しの14180が計測されているが、この水準は1枠100円のP&Fチャートの下値目標値14100とほぼ同水準であり、リバウンドが入っても、相場の習性から再度下値を試す動きとなった場合は、第二下値目標値の14100前後は十分考えられる水準と見ている。

相場の森: 中長期トリガーポイントと目標値
○4月24日に現物終値で17000を下回り、下値目標値は15900前後(終値でも○到達
○5月31日15467.33と23日15599.20を下回り、売りシグナル→:14700、14100

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で15790を上回ると→:15910、16020 
下値:先物終値で14570を下回ると→:14480、14400、13580


債券先物テクニカル分析(6月8日)

2006-06-09 01:44:07 | 債券先物テクニカル分析
6月8日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.82 (前日比+0.42)
寄付133.39、高値134.07、安値133.25、終値133.82

大幅続伸。133.55以上で引け買いシグナル。上値目標値134.55に対して134.07まで上昇。

8日の債券先物相場は大幅続伸。終値は前日比42銭高い133.82となった。
アトランタ連銀のグイン総裁も29日のFOMCで追加利上げを示唆したことから米国債券相場が小甘い展開となったものの、株式相場が大幅安の売り気配で始まったことから、寄り付きは前日比2銭安い133.39で始まった。寄り付き後はしばらく揉み合ったが、上値を試す動きとなった。先物の最終売買日を明日に控えて買い戻しが先行する流れが続き、引けにかけて一段高。134.07まで上昇した。大引けは若干値を崩したが、133.82銭で強含みのまま本日の取引を終了した。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は133.01近辺。上下の2σはそれぞれ134.26と131.76程度で、本日もバンド幅は10銭ほど縮小となっている。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日もプラスの領域を継続。RSIは58.07と前日の54.37から上昇となり、中立ゾーン近辺からやや上に位置している状態である。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は本日、133.55以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値の134.55に対して、134.07までザラ場で上昇する展開となった。
本日の相場上昇により、5月23日の133.78を上回っており、基本的にはもう一段上の位置まで相場の戻りを予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引けると→:134.55
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)


債券先物テクニカル分析(6月7日)

2006-06-08 01:37:22 | 債券先物テクニカル分析
6月7日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.41 (前日比+0.57)
寄付132.98、高値133.49、安値132.94、終値133.41

急反発も上抜けできず。1日以降は小さな三角保ち合いを形成中。

7日の債券先物相場は急反発。終値は前日比57銭高い133.41となった。
前日のセントルイス連銀のプール総裁のインフレ警戒発言にも米国債券相場が底堅かったこと、株式相場が売り気配で始まったことから、寄り付きは前日比14銭高い132.98で始まった。寄り付き語しばらくもたついていたが、前引けにかけてジリジリと値を上げ、戻り歩調に転じた。後場も堅調。引けにかけて一段高し、133.49まで上昇し、本日の高値圏で取引を終了した。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は1日に133.30を下回り売りシグナルが点灯。下値目標値の132.70に対して、終値で132.72(安値引け)、2日はザラ場で132.68まで下落する展開となった。短期的には一旦の底に近い水準と認識していたが、2日に終値で133.03まで反発し、売りシグナルは消滅。相場は5日も続伸し、133.51で引ける展開となった。しかし、6日は132.84まで終値で急反落した。
相場は1日以降、小さな三角保ち合いを形成中と考えられる。目先は133.51と132.84のどちらを抜けるかが焦点であるが、すぐには上下とも抜けずに上下約80銭のレンジを縮小しながらエネルギーを溜める展開と考えられる。今後、相場が再度上値を試し、133.55以上で引けると上値目標値は134.55となる。一方、相場が下値を試し、132.80以下で引けると下値目標値は132.10と予測する。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.91近辺。上下の2σはそれぞれ134.21と131.61程度で、本日もバンド幅は17銭ほど縮小となっている。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日もプラスの領域維持。RSIは54.37と前日の48.67から上昇となり、中立ゾーン近辺に位置している状態である。
債券先物相場は、株式相場下落のプラス要因と、グローバルな利上げのマイナス要因で方向性が連続しない展開となっている。短期的には1日の急坂落後からの小さな三角保ち合いの中で、一進一退の中、エネルギーを溜める展開と予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引けると→:134.55
下値:先物終値で132.80以下で引けると→:132.10

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)


債券先物テクニカル分析(6月6日)

2006-06-06 23:29:19 | 債券先物テクニカル分析
6月6日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.84 (前日比-0.67)
寄付133.51、高値133.51、安値132.78、終値132.84

急反落。133.51と132.72のどちらを抜けるかが焦点も、方向感出ず、レンジ推移でエネルギーを溜める展開。

6日の債券先物相場は急反落。終値は前日比67銭安い132.84となった。
前日の全米銀行協会の国際通貨会議におけるパネル討論でバーナンキFRB議長がインフレ警戒を強調、追加利上げを示唆したことで米国債券相場が反落したが、株式相場が売り気配で始まったことから、寄り付きは前日比変わらずの133.51で始まった。しかし、寄り付きを高値に下値を試す展開となり、相場は終始軟調に推移。ジリジリと値を下げ、引けにかけて132.78まで急反落し、本日の安値圏で取引を終了した。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は1日に133.30を下回り売りシグナルが点灯。下値目標値の132.70に対して、終値で132.72(安値引け)、2日はザラ場で132.68まで下落する展開となった。短期的には一旦の底に近い水準と認識していたが、相場は2日にザラ場で132.68まで下落したが、終値では133.03まで反発し、売りシグナルは消滅していた。その後相場は5日も続伸し、133.51で引ける展開となった。しかし、本日は132.84まで終値で急反落した。
目先は133.51と132.72のどちらを抜けるかが焦点であるが、すぐには上下とも抜けずに上下約80銭のレンジで推移しながらエネルギーを溜める展開も考えられる。今後、相場が再度上値を試し、133.55以上で引けると上値目標値は134.55となる。一方、相場が下値を試し、132.70以下で引けると下値目標値は132.30と計測される。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.82近辺。上下の2σはそれぞれ134.21と131.44程度で、本日はバンド幅は5銭ほど縮小となっている。また、MACDは17日からプラス領域に転換したが、プラスの領域を縮小していた。5日は若干プラス幅を拡大したが、本日は再度縮小している。RSIは48.67と前日の56.36から低下となり、中立ゾーン近辺に位置している状態である。
債券先物相場は、株式相場下落のサポート要因と、グローバルな利上げのマイナス要因で方向性が連続しない展開となっている。尤も、株安は利上げによるものだけに、債券相場も株安を好材料とみなしきれない状況となっている。テクニカル面でも強弱まちまちで、短期的には一進一退でエネルギーを溜める展開を予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.55以上で引けると→:134.55
下値:先物終値で132.70以下で引けると→:132.30

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)
10下値:6月1日に133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70(1日終値132.72、2日ザラ場で132.68まで下落)


債券先物テクニカル分析(6月5日)

2006-06-06 01:23:07 | 債券先物テクニカル分析
6月5日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.51 (前日比+0.48)
寄付133.43、高値133.53、安値133.34、終値133.51

大幅続伸。逆転上昇パターン。133.70以上で引けると上値目標値は134.40。

5日の債券先物相場は大幅続伸。終値は前日比48銭高い133.03となった。
前日の米国債券相場が予想を下回る非農業部門就業者数を背景に急騰したことから、寄り付きは前日比40銭高い133.43で始まった。寄り付き後に一旦133.39まで下げたが、すぐに切り返し、133.53まで上昇した。株式相場が一旦戻りを試すと133.35まで下落したが、その後は一進一退の展開。後場寄り後に133.34まで再度下値を試したが、株式相場が下げに転じると、債券先物相場は買い戻しが先行。引けにかけて一段高し、再度133.53まで上昇。高値圏で本日の取引を終了した。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は1日に133.30を下回り売りシグナルが点灯。下値目標値の132.70に対して、132.72まで下落した。短期的には一旦の底に近い水準と認識していたが、相場は2日にザラ場で132.68まで下落したが、終値では133.03反発し、売りシグナルは消滅していた。相場は本日も続伸し、133.51で引けた。今後、相場がさらに上値を拡大し、133.70以上で引けると上値目標値は134.40となる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.79近辺。上下の2σはそれぞれ134.20と131.38程度で、本日はバンド幅は5銭ほど拡大となっている。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、このところプラスの領域を縮小していたが、本日は若干プラス幅を拡大している。RSIは56.36と前日の51.23から上昇となり、中立ゾーン近辺に位置している状態である。
債券先物相場は、中期の移動平均線が底打ちから右肩上がりに転じていること、MACDもプラス幅を再度拡大していること、そしてP&Fチャートも逆転上昇の可能性を示唆していることなどから、短期的には戻りを拡大する基調の継続を予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.70以上で引けると→:134.40
下値:先物終値で132.70以下で引けると→:132.30

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)


債券先物テクニカル分析(6月2日)

2006-06-03 00:58:14 | 債券先物テクニカル分析
6月2日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.03 (前日比+0.31)
寄付132.78、高値133.25、安値132.68、終値133.03

急反発。下値目標値132.70に近い132.72、132.68到達後のリバウンド。

2日の債券先物相場は急反発。終値は前日比31銭高い133.03となった。
前日の米国債券相場が予想を下回るISM景況感指数を背景に反発したことから、寄り付きは前日比6銭高い132.78で始まった。寄り付き後に一旦132.68まで下げたが、株式相場が前場に急落したことを材料に戻りを試す展開となった。132.90近辺で揉み合った後、さらに値を上げ、133.25まで上昇。この日の高値をつけた。しかし、その水準からは積極的に買い進む動きとはならず、133.10前後で揉み合い。引けにかけて若干値を下げ本日の取引を終了した。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は19日に132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測していた。第一目標値の133.20は、5月1日の133.14を終値で上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。22日に相場は予測通り急進。第二上値目標値の133.45に近い133.40までザラ場で上昇。終値も133.39となり、5月1日の133.14を上回ったことで、基調としては戻りを試すステージに入っている状態と考えていた。相場は23日も3日続伸し、133.78まで終値で上値を伸ばす展開となった。しかし、5月10日の131.65から23日の133.78まで終値ベースで2円13銭、特に3日間で1円48銭も戻しており、一旦押し目も考えていたが、24日、25日と続落の展開となっていた。
相場は1日に133.30を下回り売りシグナルが点灯。下値目標値の132.70に対して、132.72まで下落した。短期的には一旦の底に近い水準と認識していたが、相場は本日反発。売りシグナルは消滅している。今後、相場がさらに上値を拡大し、133.70以上で引けると上値目標値は134.40となる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.73近辺。上下の2σはそれぞれ134.12と131.35程度で、本日はバンド幅は1銭ほど拡大となっている。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、プラスの領域を拡大していたが、本日はさらにプラス幅を縮小している。RSIは51.23と前日の47.53から上昇となり、中立ゾーン近辺に位置している状態である。
FOMC議事要旨を背景とした米国の利上げ継続観測の台頭でグローバルな債券相場は、戻り一巡後の反落場面を迎えている。来週以降、5年20年国債の入札も控えており、10年国債の入札結果が良くなかったことによる需給悪化懸念も相場の戻りを抑える可能性が高いと考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.70以上で引けると→:134.40
下値:先物終値で132.70以下で引けると→:132.30

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)




債券先物テクニカル分析(6月1日)

2006-06-02 02:28:40 | 債券先物テクニカル分析
6月1日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値132.72 (前日比-0.94)
寄付133.23、高値133.32、安値132.72、終値132.72

急反落。133.30を下回り、売りシグナル。下値目標値の132.70に近い132.72の安値引け。

1日の債券先物相場は急反落。終値は前日比94銭安い132.72となった。
前日の米国債券相場が利上げ継続観測の高まりから大幅安となったこと、株式相場の高寄り、10年国債入札を控えたヘッジ売り需要などから、寄り付きは前日比43銭安い133.23で始まった。前場は133.32まで上昇したが、売り物に押されて下値を試す展開。後場に入ると133円を割り込んだ。一旦133.16まで戻したものの、入札結果発表後は再度売り込まれる展開。引けにかけて下値を探り、ヘッジ売りが下げに拍車をかける形となり、132.72と安値引けとなった。
財務省発表の1日の10年国債入札結果は、280回債・クーポン1.9%の最低落札価格が99円95銭となり、市場予想の下限である99円97銭を下回った。応札倍率は1.84倍と、2003年7月の251回債(1.68倍)以来の低水準となった。
債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は19日に132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測していた。第一目標値の133.20は、5月1日の133.14を終値で上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。22日に相場は予測通り急進。第二上値目標値の133.45に近い133.40までザラ場で上昇。終値も133.39となり、5月1日の133.14を上回ったことで、基調としては戻りを試すステージに入っている状態と考えていた。相場は23日も3日続伸し、133.78まで終値で上値を伸ばす展開となった。しかし、5月10日の131.65から23日の133.78まで終値ベースで2円13銭、特に3日間で1円48銭も戻しており、一旦押し目も考えていたが、24日、25日と続落の展開となっていた。
相場は本日、133.30を下回り売りシグナルが点灯。下値目標値の132.70に対して、132.72まで下落した。短期的には一旦の底に近い水準と認識しているが、相場の地合いが悪化しており、下げ幅が拡大した場合、132.10程度までの調整の可能性もある。
相場は、20日移動平均線(132.72)引けた。中長期的な移動平均線は右肩上がりのトレンドに転じていることから、5月10日の131.65を大きく割り込むこともすぐには考え難い。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.72近辺。上下の2σはそれぞれ134.10と131.34程度で、本日はバンド幅は4銭ほど縮小となっている。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、プラスの領域を拡大していたが、本日は縮小している。RSIは47.53と前日の60.43から急低下となり、中立ゾーン以下に位置している状態である。
米国の利上げ継続観測の台頭でグローバルな債券相場は、戻り一巡後の反落場面となっている。株式相場が大きく調整しても、債券が買われないのは利上げ打ち止め感がなかなか醸成されないからである。来週以降、5年20年国債の入札も控えており、10年国債の入札結果が良くなかったことによる需給悪化懸念も相場の戻りを抑える可能性が高いと考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.80以上で引けると→:134.20、134.70
下値:先物終値で133.25以下で引け、売りシグナル→:132.70、132.10

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)


債券先物テクニカル分析(5月31日)

2006-06-01 00:55:05 | 債券先物テクニカル分析
5月31日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.66 (前日比+0.29)
寄付133.63、高値133.91、安値133.53、終値133.66

続伸。ようやく動き出す。終値で133.80に乗せれば、戻り余地拡大の展開。

31日の債券先物相場は続伸。終値は前日比29銭高い133.66となった。
グローバルに債券相場が小幅安となっていたが、株式相場の安寄りを背景に寄り付きは前日比26銭高い133.63で始まった。前場は133.77まで上昇したが、後場に入ると若干軟化した。しばらく一進一退だったが、引けにかけて133.91まで上昇。しかし、引けでは値を崩し、上げ幅を縮小して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は19日に132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測していた。第一目標値の133.20は、5月1日の133.14を終値で上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。22日に相場は予測通り急進。第二上値目標値の133.45に近い133.40までザラ場で上昇。終値も133.39となり、5月1日の133.14を上回ったことで、基調としては戻りを試すステージに入っている状態と考えていた。相場は23日も3日続伸し、133.78まで終値で上値を伸ばす展開となった。しかし、5月10日の131.65から23日の133.78まで終値ベースで2円13銭、特に3日間で1円48銭も戻しており、一旦押し目も考えていたが、24日、25日と続落の展開となっていた。現段階では、売買のシグナルは出ていないが、P&Fチャートの形状は依然として良い状態であり、相場の習性から、再度上値を試し、133.78を上回り、133.80以上で引ければ、上値目標値は、134.20、そして134.70と計測される。一方、下値については133.30を下回ると132.70が下値目標値となる。
相場は、23日終値133.78示現後の時間的調整が続いている。時系列のチャートを見ると(P&Fは非時系列)、主波動が上昇の後に右肩下がりの調整局面を迎えている。こういう形状は、経験則上、再度上値を試す可能性が高いと予測していた。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.74近辺。上下の2σはそれぞれ134.13と131.35程度で、本日はバンド幅は13銭ほど拡大となっている。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日もプラスの領域を拡大、依然として買いシグナルを継続中。RSIは60.43と前日の57.09から若干上昇となり、中立ゾーンと買われ過ぎゾーンの中間に位置している状態である。
債券先物相場相場の見通しに大きな変更はない。22日に中期的サイクルである上値のトリガーポイントの133.15を突破。当面の相場の底入れは本格的に完了し、相場は戻りを拡大する展開に入っている状態と考えられる。グローバルな債券市場も底入れから反発基調を継続しており、引き続き支援材料になると考えられる。相場は本日続伸したものの、P&Fチャート上では変化が現れず、依然として揉み合いを続けている。上記のように、時間的調整後は再度上値を試す展開を予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.80以上で引けると→:134.20、134.70
下値:先物終値で133.25以下で引けると→:132.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)


債券先物テクニカル分析(5月30日)

2006-05-30 21:54:06 | 債券先物テクニカル分析
5月30日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.37 (前日比+0.03)
寄付133.37、高値133.52、安値133.27、終値133.37

揉み合い続く。133.78示現後の時間的調整続く。133.80に乗せれば、戻り余地拡大の展開。

30日の債券先物相場は揉み合いも小幅ながら反発した。終値は前日比3銭高い133.37となった。
米国。英国が休場となる中、欧州の債券相場が小幅安となり、株式相場も高めに始まったものの、寄り付きは前日比3銭高い133.37で始まった。寄り付き後に133.27まで下落したが、切り返し133.48まで反発した。しかし、その後は揉み合い。後場に133.52まで上げたが、勢いがなく、引けにかけて上げ幅を縮小して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は19日に132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測していた。第一目標値の133.20は、5月1日の133.14を終値で上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。22日に相場は予測通り急進。第二上値目標値の133.45に近い133.40までザラ場で上昇。終値も133.39となり、5月1日の133.14を上回ったことで、基調としては戻りを試すステージに入っている状態と考えていた。相場は23日も3日続伸し、133.78まで終値で上値を伸ばす展開となった。しかし、5月10日の131.65から23日の133.78まで終値ベースで2円13銭、特に3日間で1円48銭も戻しており、一旦押し目も考えていたが、24日、25日と続落の展開となっていた。現段階では、売買のシグナルは出ていないが、P&Fチャートの形状は依然として良い状態であり、相場の習性から、再度上値を試し、133.78を上回り、133.80以上で引ければ、上値目標値は、134.20、そして134.70と計測される。相場は、本日小幅ながら反発したが、絵の上では引き続き変化がない状態。133.45以上の引けで相場の戻り状態の確認となる。また、現段階では、133.45以上の終値を示現しないと大きな下落も起こりにくいと考えられる。133.78示現後の時間的調整が続いている。時系列のチャートを見ると(P&Fは非時系列)、主波動が上昇の後に右肩下がりの調整局面を迎えている。こういう形状は、経験則上、再度上値を試す可能性が高い。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.69近辺。上下の2σはそれぞれ134.01と131.36程度で、本日はバンド幅は変わらずとなっている。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日もプラスの領域を拡大、依然として買いシグナルを継続中。RSIは57.09と前日の56.74から若干上昇となり、中立ゾーンと買われ過ぎゾーンの中間に位置している状態である。
債券先物相場相場の見通しに大きな変更はない。22日に中期的サイクルである上値のトリガーポイントの133.15を突破。当面の相場の底入れは本格的に完了し、相場は戻りを拡大する展開に入っている状態と考えられる。グローバルな債券市場も底入れから反発基調を継続しており、引き続き支援材料になると考えられる。相場は本日小幅反発したものの、P&Fチャート上では変化が現れず、依然として揉み合いを続けている。上記のように、時間的調整後は再度上値を試す展開を予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.80以上で引けると→:134.20、134.70
下値:先物終値で132.25以下で引けると→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)


債券先物テクニカル分析(5月29日)

2006-05-30 00:22:05 | 債券先物テクニカル分析
5月29日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.34 (前日比-0.08)
寄付133.21、高値133.53、安値133.18、終値133.34

小幅反落もチャート上に変化なし。133.78を上回れば、戻り余地を拡大する展開。

29日の債券先物相場は小幅ながら反落。終値は前日比8銭安い133.34となった。
前日の米国債券相場は小幅上昇したものの、株式相場が高寄りしたことから寄り付きは前日比21銭安い133.21で始まった。しかし、寄り付き後の132.18を安値に戻りを試す展開。一気に133.53まで上昇した。しかし、前日の133.61を上抜けできなかったこともあり、その後は売り物から値を崩す展開。戻しを入れつつ後場には133.22まで下落した。引けにかけて買い戻しが入り133.43まで上昇したが、前日比小幅安で本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は19日に132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測していた。第一目標値の133.20は、5月1日の133.14を終値で上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。22日に相場は予測通り急進。第二上値目標値の133.45に近い133.40までザラ場で上昇。終値も133.39となり、5月1日の133.14を上回ったことで、基調としては戻りを試すステージに入っている状態と考えていた。相場は23日も3日続伸し、133.78まで終値で上値を伸ばす展開となった。しかし、5月10日の131.65から23日の133.78まで終値ベースで2円13銭、特に3日間で1円48銭も戻しており、一旦押し目も考えていたが、24日、25日と続落の展開となっていた。現段階では、売買のシグナルは出ていないが、P&Fチャートの形状は依然として良い状態であり、相場の習性から、再度上値を試し、133.78を上回り、133.80以上で引ければ、上値目標値は、134.20、そして134.70と計測される。相場は、本日小幅ながら反落したが、絵の上では変化がない状態。133.45以上の引けで相場の戻り状態の確認となる。また、現段階では、133.45以上の終値を示現しないと大きな下落も起こりにくいと考えられる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.62近辺。上下の2σはそれぞれ133.94と131.29程度で、本日もバンド幅を8銭拡大。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日もプラスの領域を拡大、依然として買いシグナルを継続中である。RSIは56.74と前日の57.91から低下となり、中立ゾーンと買われ過ぎゾーンの中間に位置している状態である。
債券先物相場相場の見通しに大きな変更はない。22日に中期的サイクルである上値のトリガーポイントの133.15を突破。当面の相場の底入れは本格的に完了し、相場は戻りを拡大する展開に入っている状態と考えられる。グローバルな債券市場も底入れから反発基調を継続しており、引き続き支援材料になると考えられる。相場は本日小幅反落したが、上記の133.15を終値では割り込んでおらず、基調としては相場の更なる戻りを窺う状態に入っている段階と予測している。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.80以上で引けると→:134.20、134.70
下値:先物終値で132.25以下で引けると→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)


債券先物テクニカル分析(5月26日)

2006-05-27 20:04:42 | 債券先物テクニカル分析
5月26日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.42 (前日比+0.12)
寄付132.88、高値133.61、安値132.84、終値133.42

3日ぶりに反発。133.78を上回れば、戻り余地を拡大する展開。

26日の債券先物相場は3日ぶりに反発。終値は前日比12銭高い133.42となった。
前日の米国債券相場の続落、株式市場の高寄りなどから寄り付きは前日比42銭安い132.88で始まった。寄り付き後の132.84を安値に戻りを試す展開。ジリジリと値を切り上げて一本調子の上昇歩調となり、一時133.61まで上昇した。引けにかけて133.35まで値を崩し、上げ幅を縮小して本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は19日に132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測していた。この133.20は、5月1日の133.14を終値で上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。22日に相場は予測通り急進。第二上値目標値の133.45に近い133.40までザラ場で上昇。終値も133.39となり、5月1日の133.14を上回ったことで、基調としては戻りを試すステージに入っている状態と考えていた。相場は23日も3日続伸し、133.78まで終値で上値を伸ばす展開となった。しかし、5月10日の131.65から本日の133.78まで終値ベースで2円13銭、特にこの3日間で1円48銭も戻しており、一旦押し目も考えていたが、24日、25日と続落の展開となっていた。しかし、P&Fチャートの形状は依然として良い状態であり、相場の習性から、再度上値を試し、133.78を上回れば、上値目標値は、134.20、そして134.70と計測される。相場は、本日反発したが、絵の上では変化がない状態。133.45以上の引けで相場の戻り状態の確認となる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.57近辺。上下の2σはそれぞれ133.85と131.28程度で、本日もバンド幅を拡大。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日もプラスの領域を拡大、買いシグナルを継続中である。RSIは57.91と前日の65.67から低下となり、中立ゾーンと買われ過ぎゾーンの中間に位置している状態。
債券先物相場相場の見通しに大きな変更はない。22日に中期的サイクルである上値のトリガーポイントの133.15を突破。当面の相場の底入れは本格的に完了し、相場は戻りを拡大する展開に入っている状態と考えられる。グローバルな債券市場も底入れから反発基調を継続しており、引き続き支援材料になると考えられる。相場は本日反発し、相場の更なる戻りを窺う状態に入っている段階と見ている。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.80以上で引けると→:134.20、134.70
下値:先物終値で132.25以下で引けると→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)


債券先物テクニカル分析(5月25日)

2006-05-26 00:07:07 | 債券先物テクニカル分析
5月25日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.30 (前日比-0.25)
寄付133.59、高値133.64、安値133.24、終値133.30

続落。戻り局面での調整続く。133.80を上回れば、再度戻りを試す展開。

25日の債券先物相場は続落。終値は前日比25銭安い133.30となった。
前日の海外債券相場では、米国債券相場が小甘い展開だったものの、欧州債件相場が堅調だったこと、株の安寄りなどから寄り付きは前日比4銭高い133.59で始まった。寄り付き後は一旦133.40まで下落した。その後133.62まで反発しかし、前引けにかけて133.44まで下落するなど一進一退の展開。後場に入ると133.64まで上昇したが、上値が伸びず、引けにかけて急反落。133.24まで下落し、本日の安値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は19日に132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測していた。この133.20は、5月1日の133.14を終値で上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。22日に相場は予測通り急進。第二上値目標値の133.45に近い133.40までザラ場で上昇。終値も133.39となり、5月1日の133.14を上回ったことで、基調としては戻りを試すステージに入っている状態と考えていた。相場は23日も3日続伸し、133.78まで終値で上値を伸ばす展開となった。しかし、5月10日の131.65から本日の133.78まで終値ベースで2円13銭、特にこの3日間で1円48銭も戻しており、一旦押し目も考えていたが、24日に小幅ながら反落。本日も続落の展開となっている。しかし、P&Fチャートの形状は依然として良い状態である。相場の習性から、再度上値を試し、133.80を上回れば、上値目標値は、134.20、そして134.70と計測される。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.53近辺。上下の2σはそれぞれ133.76と131.30程度で、本日もバンド幅を拡大。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日もプラスの領域を拡大、買いシグナルを継続している。RSIは65.67と前日の60.11から低下となり、中立ゾーンと買われ過ぎゾーンの中間に位置している状態。
債券先物相場相場は22日に中期的サイクルである上値のトリガーポイントの133.15を突破。当面の相場の底入れは本格的に完了し、相場は戻りを拡大する展開に入っている状態と考えられる。グローバルな債券市場も底入れから反発基調を継続しており、引き続き支援材料になると考えられる。相場は本日も調整したが、基本的には相場の更なる上昇のための小休止と見ており、切り返した場合は、再度戻りを試す展開となり、もう一段上の134.20や134.70までの上昇を予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.80以上で引けると→:134.20、134.70
下値:先物終値で132.25以下で引けると→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)


債券先物テクニカル分析(5月24日)

2006-05-24 23:42:22 | 債券先物テクニカル分析
5月24日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.55(前日比-0.23)
寄付133.67、高値133.79、安値133.38、終値133.55

4日ぶりに小幅反落。戻り局面での押し目で小休止。133.80を上回れば、134.20、135.00までの上値ポテンシャル。

24日の債券先物相場は4日ぶりに反落。終値は前日比23銭安い133.55となった。
前日の海外債券相場で欧州債が軟調だったこと、株の反発から寄り付きは前日比11銭安い133.67で始まった。寄り付き後に133.79まで上昇したが、前日の高値を抜けなかったことから下落に転じた。後場寄り後に133.38まで下落したが、IMFの日銀のゼロ金利政策維持を推奨するコメントを背景に133.72まで切り返した。しかし、その後は上値を切り下げながらの一進一退となり、揉み合いのまま本日の取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は19日に132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測していた。この133.20は、5月1日の133.14を終値で上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。22日に相場は予測通り急進。第二上値目標値の133.45に近い133.40までザラ場で上昇。終値も133.39となり、5月1日の133.14を上回ったことで、基調としては戻りを試すステージに入っている状態と考えていた。相場は23日も3日続伸し、133.78まで終値で上値を伸ばす展開となった。しかし、5月10日の131.65から本日の133.78まで終値ベースで2円13銭、特にこの3日間で1円48銭も戻しており、一旦押し目も考えていたが、本日小幅ながら反落した。しかし、P&Fチャートの形状はすごく良い状態である。相場の習性から、再度上値を試し、133.80を上回れば、上値目標値は、134.20、そして135.00と計測される。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.51近辺。上下の2σはそれぞれ133.69と131.32程度で、本日もバンド幅を昨日の2.17から2.37まで拡大。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日もプラスの領域を拡大し、買いシグナルを継続している。RSIは60.11と前日の63.39から低下となり、中立ゾーンと買われ過ぎゾーンの中間に位置している状態。
債券先物相場は終値ベースで16日の132円台回復により、ようやく下値固めのステージに入ってきている状態と予測していた。福井日銀総裁発言により、6月の利上げ観測が大幅に後退、売られ過ぎの修正段階が依然として続いている状況と考えられる。
相場は22日に中期的サイクルである上値のトリガーポイントの133.15を突破。当面の相場の底入れは本格的に完了し、相場は戻りを拡大する展開に入っている状態と考えられる。グローバルな債券市場も底入れから反発基調を継続しており、引き続き支援材料になると考えられる。本日の小幅反落は、相場の更なる上昇のための小休止と見ており、切り返した場合は、もう一段上の134.20や135.00までの上昇の可能性を予測する。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で133.80以上で引けると→:134.20、135.00
下値:先物終値で132.25以下で引けると→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)


債券先物テクニカル分析(5月23日)

2006-05-23 23:30:52 | 債券先物テクニカル分析
5月23日 本日の債券先物相場

債券先物6月限:終値133.78(前日比+0.39)
寄付133.54、高値133.79、安値133.44、終値133.78

大幅3日続伸。戻りを拡大するステージ。押し目形成後は中期的に134円台の可能性も。

23日の債券先物相場は大幅3日続伸。終値は前日比39銭高い133.78となった。
前日も海外債券相場が堅調な展開だったことから、寄り付きは前日比15銭高い133.54で始まった。寄り付き後に133.45まで緩んだ後、133.70まで上昇した。揉み合った後、133.44の安値をつけたが、切り返し133.68まで戻す展開。2時前に133.48まで緩んだ後、引けにかけて株安を材料に一段高。133.79まで上昇し、本日の高値圏で取引を終了した。
 債券先物相場の短期的な流れである相場の木を先物の中心限月で見ると、相場は19日に132.60以上で引け、買いシグナルが点灯。上値目標値は第一目標値133.20、第二目標値133.45と計測していた。この133.20は、5月1日の133.14を終値で上回ることになり、チャートの形状でも、下値固め終了から戻りを試す段階に移行している状態と認識できる。22日に相場は予測通り急進。第二上値目標値の133.45に近い133.40までザラ場で上昇。終値も133.39となり、5月1日の133.14を上回ったことで、基調としては戻りを試すステージに入っている状態と考えていた。相場は本日も3日続伸。133.78まで終値で上値を伸ばしてきている。5月10日の131.65から本日の133.78まで終値ベースで2円13銭、特にこの3日間で1円48銭も戻しており、一旦押し目も考えられるが、相場が買い転換していることから、さらに上値が拡大した場合、134.05、そして134.90程度までの戻りの可能性も考えられる。
本日の債券先物市場終値ベースでのボリンジャーバンドの中心値は132.46近辺。上下の2σはそれぞれ133.54と131.37程度で、本日はバンド幅を昨日の1.80から2.17まで拡大。また、MACDは17日からプラス領域に転換し、本日もプラスの領域を拡大、買いシグナルを継続している。RSIは63.39と前日の59.94から上昇となり、中立ゾーンからやや買われ過ぎゾーンに近づいてきた状態。
債券先物相場は終値ベースで16日の132円台回復により、ようやく下値固めのステージに入ってきている状態と予測していた。福井日銀総裁発言により、6月の利上げ観測が大幅に後退、売られ過ぎの修正段階が続いている状況と考えられる。
相場は22日に中期的な上値のトリガーポイントの133.15を突破。当面の相場の底入れは本格的に完了し、相場は戻りを拡大する展開に入っている状態と考えられる。グローバルな債券市場も底入れから反発の局面を継続しており、引き続き支援材料になると考えられる。中期的にはさらにもう一段上の134円台の可能性を視野に入れつつも、目先は上昇一服感が漂う可能性があり、もたつく展開も考えられる。

相場の木: 短期トリガーポイントと目標値
上値:先物終値で132.60以上で引け、買いシグナル→:133.20、133.45、134.05、134.90
下値:先物終値で132.25以下で引けると→:131.70

的中例
①上値:12月30日に先物終値で137.16を上回り、買いシグナル→:138.05(1月5日終値で的中)
②上値:1月17日に先物終値で138.11を上回り、買いシグナル→:138.55(1月18日ザラ場高値138.56でほぼ的中)
③下値:1月26日137.72を下回り、売りシグナル→:136.85(1月27日ザラ場安値136.84、31日終値136.79とほぼ的中)
④下値:下値拡大の場合の目標値136.35に対して、3日の安値136.35(的中)
⑤上値:2月16日に先物終値で136.25以上で引け、買いシグナル→:136.80(21日終値136.82でほぼ的中)
⑥下値:3月10日に中心限月終値で135.65以下で引け、売りシグナル→:134.65、134.05(10日終値134.60、13日終値134.07でほぼ的中)
⑦下値:3月13日に6月限で134.50以下で引け、売りシグナル→:133.50(22日にザラ場で133.54まで下落)
⑧下値:4月3日に133.10以下で引け、売りシグナル→:132.70(4日ザラ場で132.73まで下落)
⑨下値:5月10日に131.95以下で引け、売りシグナル→:131.55(11日のイブニングで131.56まで下落)