移日々之事物

気になったこととかに関する戯言とか

人的資源の活用

2005-12-15 01:10:09 | Weblog
いい考えだと素直に思ってしまいました。

とある町の行政に関してです。その町では人件費削減のために退職者の補充をしていないのですが、その結果として行政サービスの低下となるのを防ぐために職員OBを有償ボランティアの形で業務に携わってもらおうということらしいです。

実際そうなった場合職員OBが所属することになるNPO法人に対してどの程度の費用が必要になるのかはわかりませんが、そうやって経費を削減していこうとする姿勢がまず褒められるべきでしょう。

そして最低限の費用で行政サービスの低下も防ごうというのも良いかと。経費削減したら仕事に支障をきたしたというようではおかしなことになりますからね。

むやみやたらに人を増やしていくよりもすでに仕事のできる人たちを有効に活用していくことができれば、金をかけずに仕事をきちんと回せるでしょう。将来的には職員OB以外にも門戸を開放する予定との事で、そうなるとまた違った形での新しいサービスも生まれてくるかもしれません。

多分問題もいろいろ出てくることでしょうが良い考えだと素直に感じてしまいした。中央省庁とは大違いですね。

天下り会社を作って資金を食いながら人を補充していって、またその人たちが天下って資金を食っていくという悪循環。この町を見習ってほしいものです。

こうして地方が率先して変わっていこうとすれば国全体として変わっていかなければならなくなるかもしれません。愚かな連中に引きずられることなく、どんどん改革を地方からでも進めていってほしいものです。