移日々之事物

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谷は越えたか

2005-12-11 01:07:10 | Weblog
経団連が賃上げを容認したようです。

これまでの不景気で今までは賃金抑制を打ち出していた経団連。それが景気が上向いてきているというのを受けて賃上げを容認するとのことです。

これには年明けからの定率減税廃止を受けてという側面もあるようですから、定率減税が廃止されたら、結局実質的な給料は変わらんと言うこともあるかもしれませんが。

それはともかく意外と早く給料にまで景気が影響してきたなと感じています。景気が上向いてきてその機を逃さないための士気向上、といったような点もあるようではあります。

そういったことを考えたとしてももっと慎重に構えてくるかと思っていました。株価が最近上昇しているといってもここまで長いこと不況が続くと、まだこの程度では安心できないという考えが根強いかと。

まぁ賃上げ容認というのは悪いことではないですので問題はないのですが、容認せざるを得なかったいうのもあるのかなとも思います。結構前から定率減税廃止とかのニュースが流れていたから、これで賃上げを容認しないと士気を維持することすら難しくなってしまうとかあるのかなとかね。