移日々之事物

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嫌疑不十分

2005-12-10 01:43:24 | Weblog
数人の政治化が嫌疑不十分で不起訴。

橋本氏や山崎氏の政治資金規正法の容疑が嫌疑不十分で不起訴となりました。「必要な捜査を十分行ったが、当初の裁定を覆す事実は見つからなかった」として、審査会の議決を受けた再捜査は終結したそうです。

私のように政治家に対して不審や疑惑の目をむけまくっている人間からすると、本当に必要な捜査を十分に行ったのかというのが信用できません。『政治家相手としては』十分な捜査だというだけなのではないかとか思ってしまいます。

例えば最近の強度偽装問題などは相当深い調査が行われていて日々新たな事実が浮かび上がるくらいです。確かに事件ごとに真実か否かという問題も含めてどれくらいのことが浮いてくるかは異なるでしょうが、一時期取りざたされただけという程度の内容しか出てこないのが怪しく感じられてしまったりします。

日本歯科医師連盟をめぐる政治資金疑惑では大物政治家の名前が並んでいるのもそう思わせられる一因となっているでしょう。ですからそういった理由のせいでうそ臭いという感想が間違っているといわれても否定できません。

それでも受け取ったとか受け取ってないとか情報が錯綜していたことを考えると、そこを突き詰めていけば真実にたどり着けるんじゃないかとか思ったりもします。そこまでやろうとしていないのか矢って見つけられなかったのかはわかりませんが、いきなり不起訴にしますなんて言う結論では納得できません。

問うべき人間を問い詰めれば新たな事実がわかり、政治の腐敗部分にメスを入れられるんじゃないかと思うと、今回の不起訴処分が非常に残念で仕方がありません。