移日々之事物

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ぼちぼち引き時なのか

2005-12-05 00:33:54 | Weblog
自衛隊がイラクで投石を受けました。

投石被害は初めてのことではないとの事です。治安は良くなっているそうです。

そろそろ自衛隊も撤退の時期に来ているのかもしれないと感じさせられます。初めての被害ではないから問題ではないということではないでしょう。

ノージャパンと叫んで投石されたということですが、すなわちイラク国民としてはもう自衛隊に出て行ってほしいということでしょう。

あくまでも支援なのですから受ける側が拒否するのであればそれを強引に行使する権利はないはずです。たとえまだまだ不安要素があるのだとしても。

イラク国民がもう支援はいいから出て行ってくれと強く望むのであれば、支援は打ち切って立ち去っても問題はないはずです。その結果イラクの治安が悪化したりしてもそれはイラク国民の自己責任でしょう。

冷たい考えかもしれませんが、治安維持をもうしなくていいというのであればそれをする義理はありません。むしろ無理やりに支援だ支援だといって居座るほうが疑問視されてしまいそうです。

イラク国民が自衛隊の撤退を望み、こうしてその意思をはっきりと行動で表明している以上は日本としてもそれを考慮する必要があるでしょう。対米関係だとかも絡んでくるのかもしれませんが、こうして投石されているような中で行動させるのは自衛隊や日本にとってもイラクにとってもあまりいいこととはいえないのではないかと思ったりします。