昨日は夕方から、とても瞑想的な日になった。
ひたすら祈った。感謝して。あらゆる人に。
でもまだ感謝し足りないことに気付いた。どうしよう?
食事のとき、いつもついているテレビがうるさくて消した。
ひたすら、目の前に供されている「命たち」に集中したかった。
(瀕死の妹の望みを叶えようと、松の枝からとった清い雪の椀を手にして)
これらがいつかは兜卒の天の食に換わって
やがてはおまへとみんなとに
清い資糧をもたらすことを
わたくしのすべてのさいはいをかけてねがふ
こう言ったのは宮沢賢治だった。
私はそんなに強い人間じゃない。
でも、
これが私の仕事なら、カミサマ、どうぞ存分にやらせてください、
みなさん、そのためのエネルギーになってください。
一緒に、大事なお役目をしましょうね。
そう話しかけながら、目を閉じて、しっかりとかみしめて「命たち」をいただいた。
少し前までの数週間、実を言うと苦しかった。とても。
プレッシャーで、本当なら考えなくてもいいことばかり考えたし
(それに、歌うたいであることは私のアイデンティティではあるけれど
目立つこと自体は本来好きではないとは誰が信じてくれるだろう?
…そういえば、そういう歌手の方は他にもいた。私だけじゃ、ない・笑)
ああ、やっと、やっと、覚悟ができてきたらしい…。
ひたすら祈った。感謝して。あらゆる人に。
でもまだ感謝し足りないことに気付いた。どうしよう?
食事のとき、いつもついているテレビがうるさくて消した。
ひたすら、目の前に供されている「命たち」に集中したかった。
(瀕死の妹の望みを叶えようと、松の枝からとった清い雪の椀を手にして)
これらがいつかは兜卒の天の食に換わって
やがてはおまへとみんなとに
清い資糧をもたらすことを
わたくしのすべてのさいはいをかけてねがふ
こう言ったのは宮沢賢治だった。
私はそんなに強い人間じゃない。
でも、
これが私の仕事なら、カミサマ、どうぞ存分にやらせてください、
みなさん、そのためのエネルギーになってください。
一緒に、大事なお役目をしましょうね。
そう話しかけながら、目を閉じて、しっかりとかみしめて「命たち」をいただいた。
少し前までの数週間、実を言うと苦しかった。とても。
プレッシャーで、本当なら考えなくてもいいことばかり考えたし
(それに、歌うたいであることは私のアイデンティティではあるけれど
目立つこと自体は本来好きではないとは誰が信じてくれるだろう?
…そういえば、そういう歌手の方は他にもいた。私だけじゃ、ない・笑)
ああ、やっと、やっと、覚悟ができてきたらしい…。
賢治は、実は卒論でも扱いました。
高校の国語の先生に教えていただいて、
そういえばこの詩にも、ひどく動かされたのでした。
影響されていたんでしょうね、
何かあると思い出す詩です。
繊細な方は脆いものです。お口になさるもの、身近にあるよきものから、全ての力を受け取られて、なさるべきことを充分に存分になさいますよう。
そうですね、私も演劇時代から何度となく朗読もしていますが、いつも最後で涙声にならすには読めません。
お心のこもったエールに、心から感謝申し上げます。