夏至翌日

不具合の関係で写真が大きいのです(汗)　モバイルの方、大丈夫でしょうか…

日曜日のことです。
夏越の祓(なごしのはらえ)をする近所の神社のお祭りで、
毎年、夏至に一番近い日曜日に子供たちの作った灯篭を流すとは聴いていたのですが
今回、ようやく見ることができました。


時刻は少し遡って。
夕方、公園へ。滅多に通らないルートから自転車で入ったんです。
林で、カラスがあまりに穏やかな、甘えるような声で連続して鳴いていたので
何だろう？と思わず立ち止まったら、例の巣立ち雛だったよう。
成鳥のあとをついて枝から枝へ飛んでいるのを見かけました。

微笑ましく思いながら我にかえると
立ち止まった場所は大きなカロリナポプラのすぐ脇。
私を導いてくれた樹を思い出し目が潤んだのですが、すぐに感じました。
倒れて2年以上を経て、同じ仲間のこの樹が新たに私を呼んでくれたらしいと。

ここに生えていたことは知っていたはずなのに、これまでほとんど意識したことはなく。
私の樹より一回り太い感じです。
樹を背にして気功をしてみたところ、身体の感覚が他の樹とは全然違うのです。

夏至のメッセージ。変化の中で、今の私に残されたものは何かを考えよ。
そしてそれを養うために必要なこと…。
自然が、樹が、また力を貸してくれていると感じました。

樹に挨拶をしてその場を離れ、出口へ向かうと
その先の神社のほうからお囃子が聴こえてきたのです。
日が暮れてから流された灯篭の明かりが水面に映って、本当にきれいでした。

このところの試練の中での悲しみが、すべて一緒に流れてくれたらと願いつつ。