ポインセチア受難

シクラメンの翌日はポインセチアを持って電車に乗った。
昨日のシクラメンだけでなく、この子も私に学びをくれた(泣）

土が入っているから、もし網棚の上で転んで下の人に迷惑かけては、と思い
シルバーシートの横に行けたので座席横壁際の棚に置かせてもらったのだけど。

女性専用車に安心して、置いた場所が悪かった。
そこにもともと立っていた女の人、見るからに男オンナタイプだった(失礼！）
でも何ら問題とは思わなかったのに。

するとその男オンナ、おいてすぐ、袋を覗き込んでる！
え？と思ったら寝てるのだ。激しく寝てる。体はぐらんぐらんに揺れっぱなし。
男オンナの前に座っている華奢な女性も、かなり不安げな顔で見ている。
しばらくしたら「ばさっ！」と音がして、見ると
つり革につかまっていた男オンナの手がおちてポインセチアを入れてた袋に直撃！
その後もずっと爆睡…

それでも袋の持ち手を立てていたせいだろう、
たいしたことはないだろうと思っていた。
ひとを裁かないことをこのところの目標にしていたので、
仕方ないと思っていたのもつかの間。

着いて袋を開けて愕然。赤い苞（ほう）が6つくらい付いた軸がひとつ、完全に折れてる。
他の葉っぱや苞にもあちこち小さな傷ができて、白い液がにじんでいる。ショック。
持って帰ったときはシクラメンとふた鉢持っても、傷ひとつつけなかったのに…

「ひどい～！あのがさつ女～！！」と叫んでいたら、
「お正月の間持ってかえってもらえて、枯れなかっただけでもこの子満足してるよ。
　ふつうそこまでしないよ。大丈夫だよ」と声をかけてもらった。
　べそかきそうになってたけど、少し救われた。

…と同時に反省。

空いていない電車の中で頻繁に荷物を動かすことへの遠慮はあったにせよ、
その人物の前に、不安を覚えながらも鉢を置いたままにしたのは私だ。
なのに相手ばかりを責めている…

昨日のオーラの泉新春スペシャル（好きなんですよね、見るの）で、
松坂慶子さんが全く人のせいにしない稀有な人だと
江原啓之さんに言われていた。普通、みんな人のせいにするはずなのに、と。
だからあんなに、なんだか、クリーンなんだろうか、あの方は。

カミサマ、ごめんなさい。　
ポインセチア、痛い思いさせてごめんね。身を挺して学ばせてくれて、ありがとう。

植物が気づかせてくれたこと

　ご無沙汰してすみません。このところ落ち着かないのでなかなか書けなくて。
どうか気長にお付き合いください♪
　
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植物は手をかけると、きちんとそのぶん何かを返してくれる。

見てやると良いとはいうが、意識を向けると植物そのものもオーラが増すのだろうか、輝かしいほど美しく見えてきて、同時に花の意識がこちらに来ている感じがする。
何をいいたいか、まではわからない。フィンドホーンに行く前後数年は、まれにコトバとなって落ちてきたこともあるけれど。

今お世話をさせていただいているシクラメンは、花が咲き続けてもうじき９ヶ月になる。GW前から蕾が出て、夏が終わった頃に葉が一気に生え変わったので、もう咲き終わりだろうと思ったら、以降ずっと咲いている。
「あれほど咲かなかったのにきれいに咲かせてくれて」と本来の持ち主さんが私の顔を見るたびにうれしそうに言われるので、私もうれしい。

植物は私にいろいろなことを気づかせてくれる。
この年末年始も、そうだった。
持ち主さんに断って、シクラメンとポインセチアを家に持って帰っていた。
思ったよりずっと軽かったし、せっかく美しく咲いているものを枯らすよりはるかにいいから。

なんと、植物たちは「お泊まり」がうれしそうだった！
正月、陽あたりのよい窓辺で、シクラメンの蕾はまた多く、大きくなった。

休みがあけて、持ってゆくために鉢を抱えて駅まで歩いていたとき。
私が世話をするようになる前、長く咲かなかったというこの花が
こどもがはしゃいでいるように、あまりにうれしそうに見えたので思わず
　「咲きなさい。私が世話してあげられる間、咲けるだけ咲きなさい」と祈った。

その瞬間、ある理解が降ってきた。
　　…同じように、私を包んでくれている愛がある…

感謝があふれてきて止まらなくなった。
電車の中もそのあとも、いつまでも涙が溢れて困るほど。

このところ、楽な心持ちをキープすることが難しい。
表現者にはありがちなこと。けれどこれも学びなのだろう。
今、このところなかった大きな課題がきているのを感じる。
まだ続いている。
上がったと思って油断したらすぐに真っ暗な奈落へ突き落とされる。
心を一瞬一秒観察してみるが、続かない。真っ暗。またやる。突き落とされる。また…

けれど時にそういったことを味わったあとでなければなければわからないことが
私たち人間には理解できない何か、めぐり合わせといった形で、きっとあるのだろう。それをつかむために、ひとは乗り越えてゆくのだろう。
みんな、がんばれ…！

あけましておめでとうございます

年末年始とはいえ、1週間以上開いてしまいました。
ご覧くださっていた方、ごめんなさい。
短く書いて毎日更新できればいいのですが。

こんな調子ですが、本年も懲りずに読んでやってくださいませm（_ _）m
 
三が日、足立区　花畑大鷲神社さまにて日中（１０:３０以降夕方まで）
「酉の市」を歌わせていただく予定です。
お囃子の合間のため、何時とかけなくてすみません。

お正月なのにいいのかしらと思いつつ
呼んでいただけるのがありがたい。。。

ずっと神楽殿にいることになるのかな？ヒーターはありますが、外だとか！
初めての経験なので歌うたいとしてはちょっとどきどきものなのですが。
体調に気をつけてがんばります。

お近くの方は、是非！お参りがてら、聴いていってくださいね。