染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

「みたま」ってなんだろうなあ?

2017-08-14 00:39:35 | 日々の政治・哲学

忘れてしまいそうなので書いておく。

「みたま(御霊)」って言葉があちこちで使われている。
何なんだろう、これは?

広島市長、松井一実さんが、「8月6日の広島市長平和宣言」で言ってたみたい。

朝日新聞8月7日に、広島市長の平和宣言全文が載っている。
最後の方に「私たちは、原爆犠牲者の御霊(みたま)に心からの哀悼の誠を捧げ、世界の人々と共に、絶対悪である核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現に向けて力を尽くすことを誓います」
というものだった。

「みたまにこころからあいとうのまことをささげ」という、よくわかんないことをいってる。

もちろん、アベ首相はこのとき最初のところで「原子爆弾の犠牲となられた数多くの方々の御霊に対し、謹んで、哀悼の誠を捧げます。」といってる。

たしか、このアベ人が「みたま」といい「まこと」といいはじめたように思うのだ。

8月9日の長崎でも。
長崎市長の田上富久さんの「長崎平和宣言」では
最後のところで
「原子爆弾で亡くなられた方々に心から追悼の意をささげ、私たち長崎市民は、核兵器のない世界を願う世界の人々と連携して、核兵器廃絶と恒久平和の実現に力を尽くし続けることをここに宣言します。」といっている。まことにさっぱりしていてききやすい。
じつは、この少し前に、
「福島の原発事故から六年がたちました。長崎は放射能の脅威を経験したまちとして、福島の被災者に寄り添い、応援します。」とあるのをみて、
長崎大学の医学部の甲状腺のあの先生、「大丈夫です、このぐらいの放射能なら」「ニコニコしていれば」と、福島にきて講演した某先生を思いだしてしまった。あの先生、今も福島大学医学部に関係しているのかな?

長崎市民の深堀好敏さんが「平和への誓い」を読んだ。ラジオで聞いていたが、最後の部分で「原子雲の下で起きた真実を伝える写真の力を信じ、これからも被爆の実相を伝え、世界の恒久平和と核廃絶のために微力を尽くすことを亡くなられたみ霊(みたま!)の前に誓います」(8月9日東京新聞夕刊)

あーあ、「みたま!」
アベ人のせいだ!これからしばらくはやるのだろうか?

写真は東急ハンズの虫除け。「かえるだよけたろう」「かえるだとったろう」というしゃれた名前だ。

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