染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

横須賀で展示。しかし毎日雨。

2015-09-05 01:30:58 | 漂着物
9月5日から、9月10日まで、ビーチコーミングの展示会をする。横須賀市の京急汐入駅下車徒歩2分、「横須賀市民サポートセンター」で。このセンターは、朝から夜遅くまで(10時ごろだったか)やっている。
7月に逗子でやった展示会の焼き直しだが、みんな新しい作品をもってきてくれる。うれしい。見ていないひとはどうぞいらしてください。しかし、毎日、雨。台風18号も来てしまうし。

逗子の商工会に、「栄養もあって美味しい小坪の海藻「アカモク」レシピ集」を100冊いただいたので、配布する。アカモクは、ホンダワラの一種で、日本全国で「「ナガモ」「ギンバソウ」「ギバサ」などとよばれているもの。

今年春、アメリカで大槌町のものが見つかった

2015-09-02 21:59:41 | 漂着物
2015年春、アメリカのワシントン州の海岸で、岩手県大槌町からの漂着物が見つかった。


この、豆腐をまとめて入れる箱と、建設会社の看板。隣町の山田町の漁業組合の籠も一緒に見つかった。震災の漂着物は、みんなまとまって、もっくりもっくり流れていくのかな?

「(有)栄七屋商店」は、震災前に、大槌町で豆腐を作っていたお店。建設会社とともに、店のものの一部が、見つかったことを喜んでくれたようだ。 
震災で流されたものの一部が見つかって、持ち主を力づけてくれることを祈る。

この写真は、JEANの小島あずささんから提供していただいたもの。

欠けた瀬戸物の言葉がわかった

2015-08-25 03:23:20 | 漂着物
千葉で拾ってきた瀬戸物のかけらに書いてある字がわかった!!


今、夜中の3時である。こんなこと書いている場合ではないのだが。

「千山」「悠々別天地」の間に、欠けと、私にはわからない高級な崩し字があるのだが、わからない。書道のできる友人が、「千山萬里」かも、と教えてくれた。ネットで「千山」「悠々別天地」などをひくと、「千山萬水白雲悠々別天地」という文があるのだそうだ。オークションに出ている瀬戸物いくつかに、この字がある。中国の瀬戸物にもあるから、中国からきた文章なのだろう。
「ちはやふる」とかいてある瀬戸物のかけらも拾った。これは百人一首の書いてある皿だ。

今、8月24日の夜中、神奈川県は台風15号のおかげて涼しくなった。もう、床に寝茣蓙ひいて寝なくてもなんとかなる。はい、もう、寝ます。

鹿の角の針を拾ったMさん

2015-04-09 00:53:39 | 漂着物
">神奈川県の海岸で、穴のあいた角のようなものを拾ったMさんは、博物館にもっていって、鑑定してもらった。なんと、シカの角でできた針ということだ。とがった部分は折れているが、どうも縄文人が使ったものらしい。
ブルガリの財布と同じ海岸なのだよ。
「縄文文化」というと、この頃、「縄文土器は、世界で最古の調理用土器。これで煮炊きをしたのが、世界最古のスープ」ということが言われている。私は、いやいやいや。世界は広い。縄文土器はすごいど、世界最古じゃないと思うな。と思うのであるが。子供のころ、山や丘を削って住宅地を作っているとき、雨のふったあと、縄文土器のかけらが、ちらばっていた。子供のころ、それを聞いて拾いに行ったものだ。調査なしで、くずしてしまったのではあるまいか横浜市瀬谷区東野だったと思う。