染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

餅を作る・栗きんとんを作る

2014-12-31 02:19:43 | 節約
ホームベーカリーで「餅」ができた。もち米を1キロ買っておいて、まず半分使ってやってみた。トレイの上に餅とり粉をふりまいて、できた餅をどかっとのせ、小さな丸餅にする。売っている「餅」は、米の粉を練って蒸したものが多い。それに比べると、安くはないのだが、ちょっと満足である。栗きんとんも作った。「簡単な栗きんとんの作り方」が、新聞やネットに載っている。水あめも加えなくていいし、裏ごしもしないでいい。「きんとん」は、ちょっと前までの昭和のごちそうとして、孫愛していた。私はみんなが裏ごしするわけないよ、とひそかに思っていたのだ。やっぱり。うらごししなくても、できる。サツマイモの皮をむき、1センチぐらいの輪切りにして、水にさらす。それをゆでて、つぶす。砂糖とみりんを加えて火にかけ、練る。焦げないように注意しながら。水煮の栗を入れて、さらに少し練って火を止める。

安い食材発見

2014-12-25 23:14:37 | 節約
安い食材発見。クリスマスのときは、鶏のガラが安い。買ってきて、ごぼうと煮る。
ホームベーカリーをもらった。強力粉で食パンを作るのだが、2割までは、薄力粉やそば粉などをいれても大丈夫だと、パン屋さんに教えてもらった。がんばるぞ。

冬至のあんころ餅を買う

2014-12-25 23:10:50 | 年中行事
24日になって、冬至の「かぼちゃ大福あんころ餅」を買う。メーカーにきくと、やはり、冬至向けに出したものなのだそうだ。広告チラシには、「かぼちゃ柚子餅詰合せ」「団子&かぼちゃ餅詰合せ」が出ている。和菓子業界、やるなあ。ハロウィンのときに、「かぼちゃ饅頭」だの、「ハロウィン和菓子詰合せ」などがあったのを数年前に見た。面白い。検討を祈る。
みんなにもらった冬至の広告チラシを見ると、「かぼちゃシチュー」柚子とチキンの冬至うどん」「ほうとう」「かぼちゃさらだ」「いとこ煮(かぼちゃとあずき)」などがあった。なかなか工夫している。冬至のところに柚子やかぼちゃに並んで「豚肉」が入っているチラシが一枚。意味がわからない。22日の冬至にまったく触れず、23日にメキシコ産かぼちゃのバーゲンを入れているスーパーあり。すごいな。
また、チラシに「朔旦冬至」と書いて、今年は冬至と新月が重なるおめでたい日で十九年に一度のことだ、と説明をいれているスーパーもあった。
冬至が終わった23日、節分のまるかぶりの寿司のチラシが、コンビニに置かれているのを発見。早い早い。 
24日、25日になって「歳神様」の絵をチラシに入れ始めた。雲に乗って、杖をついて、サンタクロースのような袋をもったおじいさんの絵なのだ。「お正月は歳神様をおもてなし」「歳神様は新年の神様です」とある。知らなかったなあ。新しく作られたキャラクターだなあ。「お正月様がござった」「どこまでござった」という歌がある、というのは文献で読んで、知っていたけれど。 

冬至の開運弁当

2014-12-23 22:30:28 | 年中行事
スーパーで、冬至の開運弁当を売っていたので、やじうまで買う。ん!のつく具材をもりあわせて「運」がつくようにしたんだそうだ。いんげん1本。はんぺんのカツ(かな?)、かぼちゃ(なんきん)、れんこん、にんじん煮物。れんこん餅に和風あんかけ。磯部揚げが「てんぷら」なんだそうだ。そしてトリの唐揚げ。これは野菜ばかりで足りないと思ったのかな。
値段は400円弱。味はまあまあ。来年も続けるのかな?お手並み拝見である。今までに「ん」のつくものを食べましょう、と言い出したスーパーで、続けているところを知らないから。来年もやってみてほしい。「国民みんなで一斉に」と言われたらいやだが。今日の新聞広告に飯島晴武編著「日本人のしきたり」青春出版社が出ていた。「正月行事、豆まき、対案吉日、厄年に込められた知恵と心」という副題がついている。「日本人」というくくりで、みんながやっていることなんてないのではないか。来年の「沖縄手帳」をみたら、2月3日に「節分」というものが載っていなかった。どうも、ちがうんじゃないか。「日本人のしきたり」の宣伝には「日本人でよかったとしみじみ思えてくる一冊!」と宣伝にかいてあるが、なんか違う気がする。また今度にするが、この前、母の実家の「お雑煮」をきいて、驚愕した。まったく私のうちのお雑煮ではなかった!どんどん変わっていく年中行事を、母はやっていたらしい。たぶん「年中行事廃止派」であった。

(追記。私の持っている「かりゆし手帳」をよおおくみたら、当日の出来事を書いていく中に、ありました。「節分、豆まき、にんじんの日」と。予定表の中には、沖縄の年中行事のみ。当日の記録となると、彼岸、社日、花祭り、世界保健デー、なども書かれているのだ。しかし、沖縄は現在の神社や、幼稚園などでもないかぎり、豆まきしないみたい。この頃になって、「豆まき」という年中行事の押しつけがなされてきたのかもね)

おせち料理の売り出し

2014-12-21 22:39:59 | 年中行事
スーパーで、おせち料理の売り出しが、数日前から始まった。紀文が出している「おせちセット」がすごい。今年も、「歳神様」と印刷した箸がついている。楽しい。箸の両端が細くなっているのは、片方は年神様が使って、片方は私たち人間が使わせてもらうから、と書いてある。12月20日(昨日の夜)、ラジオ深夜便で、同じことを解説している人がいたので、びっくりだ。
大学時代にへろへろ民俗学を学んで(すこしだけ。趣味で。)ちらちらと本を斜め読みして、ここまできたが、こんなことしらなかったあ!!!私は都会育ちで、自分の家の伝承がほとんどない。だから、紀文さんが今、「お正月は家族そろって、おせちを食べよう!歳神様が来るよ!」と言っているのをきくと「がんばれ!新しい流行をつくっちゃおう!」と、陰から声援をおくるものである。ちなみに、私は節分の太巻きも毎年食べている。7月の「半夏生」のたこも、この数年、ちゃんと買って食べているのだ。栗きんとんは、正月しか食べられないものなので、今日、煮てある栗を買った。(自分で作るつもり)あとのお正月のものは、今年はホントに貧乏で、緊縮財政なので、買わないかも。