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染物屋生活

神奈川県の住宅地(でも片田舎)の染物屋日記と、電気代が月1500円(原発反対なので)の節約生活を紹介「染め吉」と言います

みつけた!買わせる10個条

2019-03-25 12:16:02 | 日々の政治・哲学

戦略10訓
1もっと使用させろ
2捨てさせろ
3むだ遣いさせろ
4季節を忘れさせろ
5贈り物をさせろ
6組合わせて買わせろ
7きっかけを投じろ
8流行遅れにさせろ
9気安く買わせろ
10混乱を作り出せ

仮名遣いなんかは違うと思うけど、これ、横浜市の出している、ごみについてのミニコミに載っていたのだ。「1970年代はじめ、某大手広告代理店が提唱していました」とある。
今日、「福島からあなたへ」(武藤類子著、2012刊、大月書店)の中に、
「日本最大の広告代理店、電通が提唱している、「消費をうながす10カ条」として、これがかいてあったのだよ。
「誰かがつくりだした消費路線にまんまと乗せられている私たち。」「こんなにもばかにされているのだ、と怒りがふつふつと湧き上がってくるのでした」「何者にも操作されない自分の生き方がしたいと強烈に思いました」
とある。

このあと、武藤さんの本は、電気を電力会社から、一切買わないで、中古ソーラーパネルで電気を起こしていきる「のらや一家」の話になる。福島第一原発から25キロの山の中に住んでいた彼らは、移転を余儀なくされた。自然エネルギー屋さんなので、あちこちで講演をしたり、自給自足の生活をしていると思う、と武藤さんは言っている。

思ったこと。「断捨離」も、捨てることじゃないか。ちょっと待って。うまく誰かがつかえないか、捨てる前に考えて。
「みんな電力」が、みっつに折りたたまれていて、広げればソーラーパネルになる、というものを送ってきた。四つかな?ありがたいじゃないか。使ってみよう。


桜がさいた!東京と神奈川は。

2019-03-22 11:54:18 | 日々の政治・哲学
3月22日。東京で、指標になっている桜が咲いた、ということで、「東京、ソメイヨシノ開花宣言」がでた。じつは、神奈川県でも、海岸べりは、開花がはやい。今の桜はソメイヨシノがほとんど、それも挿し木によるクローン、と聞いた。

これがみんな、病気で一斉に枯れたらやだな、と思った。

「朝陽字鑑精〇」という漢字の辞書をよんでいる。なかなか面白い。漢字は、象形文字からはじまった、というのが、よくわかる。

だいいち、題名からして、まだ読めない。〇にあたるところがわからない。パソコンでしらべれば、すぐでてくるけど、自分でああだこうだ、思いまようのが、楽しい。

私は古本屋で、1300円で買ったが、アマゾンのマーケットプレイスだと、400円ぐらいで売っていた。そういうのを利用しても、まあ、いいかもしれない。アマゾンは、大きいものを買うとすぐに「プライム会員にお入りですね。では、400円いただきます」と、カード決済の書類から引き落とす。
 プライム会員に、入ってないって言ってるでしょうが!!」といって、「プライム会員をやめる」というのを、選択する。

今、うちじゅうのカミキレを、整理している。私は、新聞の切り抜きが好きだ。先日は、五木寛之が「しんらん親鸞」を、新聞連載していたときの切り抜きまで出てきた。挿絵を描いているひとが、すごかったのだ。、何日分かの切り抜きは、ノートに貼りつけた。挿絵だけの、「親鸞」がでないかなあ。このことはまた書く。私は、挿絵に引きずられて、新聞連載で「親鸞」をよんでしまったよ。

「岩手日報2011年10月5日」の切り抜きも出てきた。「侮辱的な発言で懲罰特別委設置」花巻市議会(川村伸浩議長、議員33名)は、4日の本会議で、市議会を侮辱したとして、増子義久議員(無所属)に対する懲罰特別委(鎌田義雄委員長、8人)を設置した。
増子議員は、「傍聴席に向かって「帰れ」と暴言を吐いた議員がいる」との自信の発言に対しして、「事実は確認できなかった」とする特別委の委員長報告で、反対討論。「一方にかたよった疑似運営で、白を黒といいくるめようとする委員長報告」「報告は、暴言を聞いたとする傍聴者10人全員が、口裏を合わせてうそをついたということを、言外にほのめかしている」などと主張した。
(まだ記事は続くのだが、このへんで。)



花巻市議会で、震災に使ってくれ、とあちこちから寄付されたお金を、花巻のために使うということが、決議された。避難している人たちには分けず。

その市議会を傍聴にきた、大槌町のひとたちにある議員が「帰れ!」といったんだそうだ。(私は2012年3月に花巻にきて、このことを大槌町から避難している人たちから、聞いた。)

益子議員は、正しいことをいったのに、議会のだれもかれには味方しなかった。本当のことを言わなかった。花巻市議会っていやだな、ああ。田舎の議会っていやだ。東北っていやだ。みんなでまるめこんで、何もなかったことになるのか!!!


と、ぶすぶす怒っていたのだが、まさか、「モリカケ問題」「統計不正問題」とか、国会でこんなことが起こるなんて!!!!である。




写真は、うるとらのかあさんと、ウルトラマンタロウである、なんとなく。正義はなかなか守られない。どれが正義かも、難しい。

日本の民主主義の、夜明けは遠い。


シンクロニシティです!!

2019-03-18 11:06:25 | 日々の政治・哲学
先日、映画をみにいっていたら。

「特別になにかが欲しい訳でもありません。」「ベッドを置くスペースが欲しいだけです」「想像できますか、仮にベッドを四畳半に入れたら生活(くらし)は成り立ちません」と、映画のナレーションがいうのだ。

これって、2,3日前に、うちのトイレで読んだ詩だよ!!そのあと、親戚に送ってしまったので、題名はわすれたが。菊池さんという女の写真家さんがまとめた、福島の人々が被災してから、あちこち漂流している写真をとった本にでていた。

藤島昌治さんの詩で「返してください」という。「仮設」って、四畳半一間で、それで一人用なのね。いろんな生活用具おいてるから、ベッドはおけないのだ。
せめて六畳にして、風呂は別に大きいの作って入ってもらう、とか、生活用品をおく物置を、べつにつくるとか、いろいろ考えてみたが、答えはわからん。独り用の「仮設」って、四畳半だったのね!

岡部さんという若いおかあさんの話も、聞いていて、もやもやした。離れていたところに、母子でひなんしていたが、福島で働いている夫に「なぜ帰ってこないんだ」「もう離婚する」と脅されて、福島にかえる。彼女が、小さい子供の健康のことを、放射能のことを心配しているのは、夫には理解されない。

いやあ、もやもやした。
じつは、2019年の、3月11日の朝日新聞2面に、「双葉町の期間困難区域、第一陣で帰還を目指す宮司」と載っているのは、知り合いだ。神社は、まあ、双葉町の、エキチカだ。3年後に、町への帰還がはじまったら、最初に戻り「皆さんが帰ってくるのをお待ちしたい」といっているが、これはどうなんだろう。みんなをひっぱってしまうことになるのではないかと、もやもやしている。

みてきた映画は「福島は語る」(土井敏邦監督)だ。横浜の映画館でみた。
武藤類子さんがでてきた。福島原発告訴団の代表だ。彼女に紹介してもらったひとたちを、訪ね歩いて、インタビューしたのだという。

深い傷わかかえたひとびと。その本質、人間の尊厳を見出したい。監督はそう思って作ったそうだ。泣ける話が多く、私の隣にいた、男の人(推定40代)は、ずっと泣いていた。

双葉から、白河(福島です)に転校していった子供の、お母さんの車に、噛んだガムがつけられた話。(いじめた子供たちがやったのだろう)
会津若松に避難した人が、そこでできた友達に「毎月10万もらってる?」「うん」「それ、我々の税金から出てるんだよね」「ごめんね」という会話をしてから、心が折れてしまった話。

最首悟(さいしゅさとる)が、水俣の話で「ねたみ」「そのみ」「しょのみ」などといわれる感情について、書いていた。補償金をもらえる、もらえないということに対する、ねたみの感情は、たぶんすごいものがある。「やめようと思ったって、やめられるものでないというような」と最首は書いている。(最首悟、「水俣の海底から」「終われない水俣展」 講演録)

この映画に出てくる村田弘さん(新聞記者をしていたおじいさん)が、水俣も福島と同じだった、と語る。国は、チッソが水銀を流していたのを、まず隠す。隠しようがなくなると、ごまかす。学者も絡む。ごまかしきれなくなると、範囲を狭める。極小のところをみとめて、それで問題を終わりにしようとする。なるほど。
最首も、2,3日前に、透析中止問題で、新聞にインタビューされていた。まああ。すごいひさしぶりにみた。なにか、シンクロニシティの日々だ。


桜風堂ものがたりと、星をつなぐ手

2019-03-16 22:19:12 | 日々の政治・哲学
なかなかパソコンの前にこれなくて、すみません。

「桜風堂ものがたり」の続編、「星をつなぐ手ー桜風堂ものがたりー」が、てにはいりまして、無事、読了。

いやー、泣いた泣いた泣いた。
本屋さんって、なくなってしまうのですよ。今の時代。どんどん。どんどん。悲しい悲しいことですが。

この本たちの作者、村山早紀が、前から、各地に書店員さんと、ツイッターでやりとりをし、意見をもらって、小説を豊かなものにしていたのは、知っていたのですが。

この二作では、とくに、本屋の生活について、みんなから教示をもらい、語ってもらったことの集大成が、この本なんだなあ、としみじみ思った。
現在、本屋をとりまく環境は、よくない。もっと広く
世界を見たときの経済もよくないから、本屋がいきのこることはきびしい。と、登場人物に語らせている。

現在、本当に、ネットで注文すれば、すぐに本が届くようになってしまった。
(アマゾンに、送料を払わないで、新刊を配送する権利を与えたのは、どこなんだろう。フランスはこのシステムを入れてないと聞いたが)

ネットで、書店員さんたちが、本についてのブログを開いている、というの、いいと思った。世界は広いが、私の目はふたつ、脳みそは一つしかないので、読める本は限られている。まずは、大事に読んでいきたい。
あ。「ビブリア古書堂の事件手帖」昨年の暮れにでたものを、やっと手に入れて読んだ。なかなか面白かった。おすすめ。マンガ、「ゴールデンカムイ」16号も。3月19日には、つぎの号が出る!

ほんのこと、しんぶんのこと

2019-03-14 22:10:46 | 日々の政治・哲学
かきたいことはいろいろあるのだが、このポンコツパソコンは
なかなか難しい。

「シリアの秘密図書館」「復興と尊厳」というのは、よんでおきたい。
まんが。「花に問いたまへ」(さそうあきら)は、すぐれものだ。芽のみえない人の世界を、かいていて、やさしい。「ダンジョン飯」は、ゲームの中ではないか、という世界で、植物や動物や魚を、料理してたべつつ、前進する話。九井涼子は、龍が好き。もちろん出てくる。
新聞の記事で、川崎市の崔江以子さん(在日コリアン3世)に、ブログでヘイトスピーチを浴びせ続けた男が、、みつかったのだが、不起訴処分になったとあった。なぜだろう。もしかして、安倍総理の友人というのか?あますぎる。

せめて名前は公表してほしいものだ。
在日に対するヘイトスピーチの記事をを、ネットで探すと、今でもヘイトスピーチをやっている人たちのブログがでてくる。真っ先に。今、世の中はそんななのだ。