オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

ご当地グルメ/遠野名物じんぎすかん:遠野食肉センター<岩手県>

2019年01月08日 | ├ ご当地モノ・アンテナショップ

遡ること1989年(昭和64年)の1月8日、
前日7日朝の昭和天皇の崩御を受けて午後の臨時閣議で決定した元号が「平成」、
つまり現在の元号がスタートした日。
「平成」は日本の初年号「大化」以来247番目の元号で、初めて政令によって定められた新元号です。

新年号の発表が日々に迫っているの頃、
また新たな時代を迎えることになって感慨深いですね



さて、また遡って平成最後の大晦日
妻のお友達から届いた引越祝の中から一つだけ丁重に梱包された品物を開いてみると、なんと生のラム肉

年越し蕎麦や正月準備で
忙しくしていたものの、冷凍して年明けに食べるには勿体ない逸品ですから、そのままジンギスカンにてしていただきました


ジンギスカンと云えば…
北海道を連想するかもしれませんが、ご当地の岩手県遠野市は「ジンギスカンの街」として知られています。

県内で最初に一般紹介したと云われる安部梅吉が旧満州の従軍中、羊肉料理の独特な美味しさを知り、帰国後に精肉店兼食堂を開業してからも羊肉の美味しさを忘れられず、自ら羊肉を取り寄せては家族で賄い料理として食べていたそうです。
そんな賄いジンギスカンを客にも振る舞ったところ非常に喜ばれたことから、昭和30年頃からジンギスカンを出し始めたのが由来なんだとか
(当時、遠野元より岩手県ひいては国内で羊肉を食べる習慣はほとんどないでしょうから、浸透するまで大変だったと思います)


<このシズル感たるや💦>

輸入羊肉の品質レベルは
近年上がったものの、冷蔵・冷凍技術が未発達な当時は輸入物といえば、低品質な冷凍マトン肉が主流でした

しかしながら岩手県遠野では数多くの農家でホームスパン用の羊を飼育していたため、輸入に頼ることなく新鮮な食材が調達ができたことから爆発的なジンギスカンの普及に一役買ったようです。
(現在は地物だけに頼るのは難しいと思いますが)


<野菜は肉汁を吸わせるようにb>

噛むほどに肉汁が溢れるラム肉は、
惑うことなく自分史上イチバンの美味しさ

シンプルに塩胡椒だけの美味しさは勿論のこと専用タレに浸けてるとまた格別に

さすが、遠野名物といった味わいにゴチソウさんでした
(贈っていただいた妻のお友達に感謝感謝です)


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