20200302F会 釣釜で仙遊之式 つづき

2020-03-06 10:54:20 | お出かけF会

2020年3月2日(月) F会にお出かけ

F会 釣釜で仙遊之式 の つづき です。

 

仙遊之式の花は「廻り花」をします。

一つの花入に全員が代わりがわるお花を入れます。

前の方の入れた花を拝見してから抜いて入れます。

 

せっかく入れた花を抜くのは忍びないと、

「廻り花」ではなく「花寄せ」にしました。

 

急遽、花入を出したら瓢箪が二つになってしまいました。

そこは大目に見て下さい。

 

正客

白椿 古銅瓢花入 真塗矢筈板 真

 

次客

雪柳 □□椿  瓢花入 真塗蛤端板 行

 

三客

 

青(?)文字 貝母  竹一重切 草

 

半東

小豆柳  寒芍薬  大樋旅枕

寒芍薬は  クリスマスローズの和名です。

茶花としての別名は4通りほどあるそうです。

宗紗先生はよく「節分草」とおしゃっていました。

他に「雪起し」 「八手花笠」

 

半東は、花小刀の向きを変え、花台をさげる。

 

且坐は略炭所望ですが、仙遊之式は本炭所望―釜の上げ下げを主側がする。

 

半東は炭斗を持ち出し炉の下座に置く。

今日は釣り釜なので鐶は炭斗に鐶は仕組ません。

 

紙釜敷を懐に入れて灰器を持ち出し点前座へ。

(且坐は敷き合せに置きますけれど)

 

ハ・(カンなし) ・ハシ・(コウなし)・釜の蓋

カンかけのかわりに「小あげ」・釜敷き・釜あげて

 

棚がありますので勝手付まで釜を引きます。

蔓は風炉先屏風の縁に立てかけます。

 

「大あげ」更に鎖目七つほど上げます。

 

ハイテ・直して・灰まいて・ハイテ 

炭斗を戻し、羽を炭斗にのせる。

 

斜め下座に向き、灰器を右手で繰り上げる。 茶道口に。

 

東は三客に「どうぞお炭を」

宗S先生お休みでsofoは半東と三客の二役

 

三客はカギ畳をまわって炉正面へ(忙し)

羽を下し斜めに置く。

後掃きまでします。

 

スミつぎ・ハイテ

 

羽を炭斗にのせる。カギ畳をまわって自席へ。

 

半東は三客にお礼。

炉中拝見。

三客「お直しのうえお釜を」 半東「まことにけっこうで」(自分でついでよく言えるわね)

 

棚正面にまわり、灰器を左手で元の位置に下げる。

カンかけ・カンひき・(カマ掛けないで)

鐶を外して釜の左に置く

 

下座斜めに向き灰器を持ち水屋に下り、

水次を持ち出し、釜に水を足し、茶巾で釜を清める。

 

正客・次客・(三客ぬかして) ・東まで風炉中拝見。

 

半東は水次を持ち出し、釜に水を足し、茶巾で釜を清める。

水次を水屋に下げる。

 

炉正面に座り「大おろし」鎖目七つほど下げます。

釜正面でカンカケに続き蔓を掛けます

カマ掛け・カマシキぽん・ユガミなおして・

カンはず・・・せない。代わりに「小おろし」鎖目三つほど下げます。 

茶巾で釜の蓋も清めてあるので、素手で フタきる。

 

炭斗を水屋に下げ、    

香盆

を持ち出し、正客の前に置き、自席に戻る。

 

重香合は下から

焚きがら入れ、銀葉、香包

且坐は正客が香を焚きます。

仙遊之式は正客と次客 二種類の香を焚きますから、銀葉2枚

 

正客 香を焚き試しききし、次客から半東まできき、半東から正客へ。

正客本ききし、銀葉ごと焚きがら入れへ。 

香盆を次客へ送る。

 

次客は右袂にしのばせた

志野袋

長緒結びの紐の解き香包を出し、紐を纏めて左に置き、香を焚く。

仮ききして正客に香炉をおくり、

志野袋の紐を解き香包を入れ、紐を纏め、左袂にしまう。

 

順に香をきき、次客も本ききすると、

東「どうぞお香そのまま、本香おたき添えを」

次客は重香合のたきがら入れを開けて、

次香を銀葉の左下に寄せ、本香を右上にたき添える。 

香盆の向きを変えると半東はとりに出る。

 

且坐は香盆ごと床に荘りますが、

仙遊之式は点前座に運び香炉だけを棚天板右向うにのせます。

 

香盆を左に寄せて、茶入を水指正面に置く。

薄器が茶入と同じ板に置かれていたら、中央に置き直す。

 

東が濃茶を練るところは且坐と同じ。        

ただし、且坐は客と半東が濃茶喫しますが、

仙遊之式は東も相伴しますので、

東は中仕舞して総礼までに自席に戻る。 

 

半東吸い切で、お茶碗拝見。

半東は茶碗清めて正客へ。東は点前座へ戻り中仕舞を解き水一杓

三客まで拝見し、三客は縁内にあずかる。

 

東は客付きに向き 「薄茶は花月で」

主客総礼。 客は帛紗を腰につける。 東も居前に戻り帛紗腰。

 

三客茶碗を返す。

取込み総礼。

 

東は茶碗こすすぎ、半東水屋に戻り

干菓子盆に折据をのせて、正客の前へ。

 

且坐は半東が東に薄茶を点てますが、

仙遊之式は花月で薄茶三服点です。

 

四畳半へ席入り。

正客は干菓子盆を持ち、客は右足から四畳半へ

半東は左足から仮座へ。東は通い畳を通り四客の座へ。

 

半東「折据おまわしを」

折据について干菓子盆もまわし、菓子をとる。

半東 折据を五目に留置き、全員で菓子を頂く。

 

後は濃茶付き花月の薄茶部分と同じです。

初花が薄器清め、

二花が茶入・薄器の置き換え、

仕舞花が拝見。 (薄茶頂けるのは三人)

 

三服目 折据は角掛けに送り、

四客は点前座に運び 松の札回収。

折据が正客まで戻ったら干菓子盆にのせ、

初めの本当の正客にまわす。  

 

茶碗が返り、取込み総礼。

座替わり&八畳へ。

初めの正客は干菓子盆持ち、客は八畳の客座へ。

東・半東は通い畳へ。

蜘蛛の子を散らすように座替わりします。

(誰かが蜂の子を散らすと言ったそうな、蜂の子を散らしたらコワイ)

 

仕舞花は茶入・茶杓・仕覆を拝見に出し、

茶碗を勝手付きへ薄器を天板へ。

建水持ち退歩。敷き合せに置き、自席へ。

 

半東は建水を水屋にさげ、

茶碗をさげ、水次を持ち出し水指に注ぐ。

三客から拝見物を返す。

東は干菓子器を・半東は拝見物をとりに出て、主客総礼。

 

東・半東と水屋にさがる。

東・半東と席に入り客付き斜めに座り送り礼。

東左足・半東右足で立ち、東・半東と水屋にさがる。    

 

客一斉に帛紗をたたみ、次礼して退席。

水屋で互礼

 

点前座には

天板右奥に香炉 中央に棗

柄杓蓋置が荘り残されています。

 

仙遊之式

白椿     宗E 

雪柳     宗B  

       宗S

貝母     宗Y 

寒芍薬    宗fo

 

昼食後

御菓子を頂いて、

 

貴人清次花月薄茶の記

 一  宗L  四

 四  宗fo

    宗S

    宗B

    宗E

 

札を全然覚えていられません。

仙遊のお薄は花月とごっちゃになっています。

 

宗S先生には当たらないのは確か。

仕舞花をひき、仕舞月が貴人様でしたのは確か。

お仕舞の仕方が貴人茶碗で伴茶碗よりすっきりできました。

 

 

お茶、特に七事式はボケ防止になります。

 

実は仙遊で水次を持ち出そうとしたら

携帯のタイマーが鳴りあわてて止めました。

 

うちのお弟子さんは承知しているバナナタイム。

午前午後のお稽古が連続して体調を壊した事があるので、

12:50にタイマーセットして、強制的に水分補給。

 

どんなに準備に時間がかかったとしても

11時には始めましたから、1時間50分、

2時間弱かかった事になります。

仙境に遊ぶのは気力体力も要ります。

 

今日もたくさん教えて頂き、ありがとうございました。

 

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過去のブログをLinkして短く済まそうとしたら、

引越先の記事を捜すのが大変で、結局ダラダラ書いてしまった。

写真は2枚張り付いてしまうし(1クリックしたつもりなのに)

何をするのも時間がかかる。

 


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