弥生の稽古①で掛けた軸
七言絶句
患疝(カンセン)の詩
庚申は 1920年大正9年
1918年にアメリカで発生し、
第1次世界大戦で欧州へ世界へ広まったスペイン風邪が
ようやく収束した年です。
収まるまでに足掛三年かかったのです。
1ヶ月毎にお稽古をするかどうかLineで連絡するつもりですが、
何回、何十回 お休み延長することになるのやら。
この際いろいろ整理しましょう。
お弟子さんが持って来たお茶碗は
箱に入れ風呂敷に包み荷札に名前を書いて
違い棚に置きました。
お茶杓は それぞれの連絡箱に入れました。
他にも渡す物は連絡箱へ。
許状の書類はこれから分けなければ。
お茶道具、軸も整理しましょう。
この軸が包んであった新聞
昭和57年10月18日の日経
それまで母が軸をたくさん拡げていたことはない。
逝ったのが昭和59年3月1日
この頃は終活という言葉はなかったけれど、
1年半前から整理し始めたのだ。
白い紙で包んで、その上からこの新聞紙を巻いた。
母の字が書かいてある紙は捨てられない。