20191222茶会の顛末③後座

2019-12-25 10:22:06 | 社中行事
2019年12月22日(日) 
チームBの037さんを送る壮行会のお茶会の日です。

037「後入りはお鳴物で」

043「ことによりましては」
と言う頭の上に銅鑼が見えている。

亭主リーダー042 銅鑼を打つ
大小大小中中大

客5人ですから 
大小中中大で 良いのですが、
たくさん鳴らしたいから。 

後入り
043濃茶
なんでも有りのsofoでも濃茶は写真禁止

道具だけ

棚 坐忘斎お家元好み 平生棚
水指 赤絵六角
茶入 高取肩衝 亀井楽山  仕覆 八稜華紋
茶碗 大樋飴釉 大樋年雄造  11代長左衛門
茶杓 大徳寺高桐院 剛山和尚作 銘「千代の寿」
建水 唐銅餌畚 
蓋置 羽京焼

湯加減も良く、とろりと美味しい濃茶が点ました。
お茶は雲門の昔 一保堂詰

茶碗返り、取り込み総礼

037「お茶碗は」
043「大樋焼飴釉でございます。」
037「御銘は」
043「11代長左衛門襲名前、大樋年雄の作で
無銘でございます。
037様はお茶名を拝受して飛び立たれますが、
私達は修行途中でお名前頂くまで至りません。
襲名前のお茶碗を使う事でいつか037様のようになり、、、」

037「お茶入 お茶杓 お仕覆 拝見」



みんなお馴染みの品です。

荘り残された蓋置

羽で 高く飛翔して下さい との思いを込めて。

荘り残しから
042薄茶

干菓子

ふのやき 生姜板 塩芳軒
青苔 鶴屋吉信
クリスマスボンボン 俵屋吉富

ボンボンはクリスマス間近でもありますが、
037さんが教会でメサイヤを歌われたのを
042さんと061さんが聴きに行った思い出も。

棗  日の出塗菊桐沈金大棗 前志芸男
茶杓  銘「雪月花(ゆきつきはな)」 065作
茶碗  色絵京焼 子に宝袋 小野山若水造
 替  斑唐津 045造
建水  大黒餌畚 sofo


子に宝袋の茶碗を建て付に置いて
「お薄一服差し上げます」

中棚から

棗をおろし
茶碗と置き合せ

替茶碗

斑唐津045作
帰山窯で皆で作陶した時の作品です。

042 替茶碗と建水を持ち出し 棚正面に座る
蓋置を持ち居前へまわる

5人にお薄を点てる。

茶会当日は冬至 一陽来復で日の出塗の棗
来年の干支 子に宝袋の茶碗
(これはブログ用の説明)
実は、このお正客だからの意味があるのですが、
プライバシーに関わるので書きません。

茶杓は065さんが037さんと茶杓削りしたときの作品です。
まだ筒に銘が書いてなく、銘は薄茶亭主042に一任されました。

「雪月花(せつげつか)」は白居易の漢詩
雪月花時最憶君 からです。
「ゆきつきはな」と和語にして 
雪につけ月につけ花につけ あなたを思い出します。

おまけ



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