ウズベキスタンの風

ここはウズベキスタン。首都から約1000km北西に位置するウルゲンチで活動する看護師の日記。            

首都のバス②

2010年02月06日 | タシケント
昨日バスについて触れたのはちょっと早まったかもしれない。
昨日の帰りのバス、ものすごい暴走バスだった・・・
出発からアクセル全開で行くからなんだか荒い運転だなぁと思ってた。
その時なんか変な音が聞こえたんだよね。
でも運転荒いし、どこか金属がこすれてる音かな。って流したのもつかの間。

パラリラパラリラ~!!

・・・!?
やっぱ金属音じゃない。
クラクションだ。
ちょうど帰宅ラッシュで道は混雑。対向車がいて左折できない(右側通行です)のわかってんのに

パラリラパラリラ~!

やめて 笑
必死で笑いをこらえた。
(なんでパラリラなのよ、ほかにあったでしょウズベキスタン・・)
そんな私の心の声は届くはずもなく

パラリラパラリラ~!

ほんとカンベンして・・
顔がニヤけるから・・

しばらくして小さな道に入ると少し道がすいた。
そのとたん、またもアクセル全開!!
直線道路なのをいいことに加速するスピード。首が持ってかれた。
(やめてー!もういいでしょ、まだ死にたくないっ。
昼間、SVの方が乗ったという暴走トランバイに乗りたいなんて言ったから!?
ごめんなさい、もう言いません、暴走バスはもうカンベン!!)

ブログ書いてるから、無事でした。
もう乗りたくないです、パラリラ・・・。
ってゆーか、バスって会社(国)のだよね。
いいの!?そんな改造。

首都のバス

2010年02月05日 | タシケント
JICAからの帰りは地下鉄とバス。
行きはホームステイ先のパパが乗せていってくれる。
(職場が同じビルだから)

これはパフタコールという大きなバスの停留所。
ここから30分くらいかけて家に帰る。

バスにはこんな番号がついてて、それで行き先がわかるんだけど
そんな一覧表みたいなものなんてやっぱりないし、しょっちゅう変わるらしい。
だから最初は聞くしかない。

でもバスの中には運転手のほかにカンドクトルという人が乗っていて
(写真の人)その人に行きたいとこを言えば降りるとき「ここだ」って
教えてくれる。
この人はお金を集める人。
回数券みたいなものはなくて、(定期はある。)毎回お金で払う。
どこまで乗っても400スム(25円)

バスの中は綺麗でテレビがついてるのもある。
日本のCDTV的な番組が流れてる。
テレビがなくても運転手が好きな曲をじゃんじゃん♪かけてる場合も。
運転しながら電話は当たり前だし、仕事とプライベートの時間の境がないみたい。
日本なら「おいっ」と思うけど、ウズベキスタンだと許せるし嫌いじゃないなぁ。
ギスギスしない感じはいいよね。

日本と同じで通勤ラッシュ、帰宅ラッシュ時はめちゃめちゃ混む。
夏は臭いがやばいってきいた^^;

でもウズベキスタンは目上の人をとても尊敬する。
すごくいい習慣だと思うし、そういう文化を尊敬。
年輩の方が乗ってくるとサッと席を譲る。
当たり前のように。というか、ここでは当たり前なんだね。
日本ではなんだか恥ずかしいというのか照れくさいというのか
なんとなくやりずらいと、私は感じてたんだけど
ここではすんなり出来てなんかいい☆
そういう習慣は残ってほしいなぁと思った。そんな一日でした^^



日曜日

2010年02月03日 | タシケント
ホームステイの朝は早い。
生活習慣だけの問題じゃない。

この子たち・・。家はコの字型になっていて、
日中は真中の庭をこの子たちが自由に歩き回る。
この子たちに土曜も日曜もない。
朝5時ごろ、バサバサバサバサ!!と大きな音で羽をばたつかせたと思ったら
「コケコッコーッ!!」
これが明るくなるまで続く。
とても寝てられない。と思ったけど最近慣れてきちゃった^^:
夏は4時ごろから明るいらしいけど、この子たち何時起きだろう・・
ホームステイ冬で良かったのかも。
ご飯を食べたら洗濯。

お風呂で手洗い。
ウズベキスタンの中ではけっこう裕福なお家だけど洗濯機はおいてない。
まだそんなに普及してないみたいだね。
電気屋さんには沢山おいてるの見た。
でも手洗いで十分。一人分ならね。
家族の分を洗ってるお嫁ちゃんは大変かも。
でも日本みたいに1回着たら洗濯するわけじゃないからそんなに多くないみたい。
私たちが異様にきれい好きなのかもね。

そのあと眠かったけどお嫁ちゃんの結婚式のDVD観賞会が始まってしまった・・・
ウズベキスタンではまず親同士が合意しないと結婚できないらしい。
そして2人が会って、デートして気に入ったら結婚だって。
ここのお嫁ちゃんも2カ月で結婚したって。
びっくりした!!
恋愛結婚の場合も親同士話してOKじゃないと結婚できないんだって。
そんなことって・・
でも日本でもおばあちゃんたちの時はそうだったみたいだし、それも縁てやつなのかな。
もちろん反対されても一緒になる人もいるらしいけどまだ少数派なんだって。

夜は日本の家庭料理を紹介してみた。
鳥の唐揚げと肉じゃがとサラダ。
ドキドキしたけど「おいしい、おいしい!」全部気に入ってくれて完食してくれた!
よかったぁ~。
自然な感じを撮りたかったのに、カメラを向けたらかしこまっちゃうパパとオイエ^^
かわいい。
よろこんでもらえて良かった^^
この家族に溶けこめて来てることを感じた週末だった☆



土曜日

2010年02月02日 | タシケント
土曜日、看護師の先輩隊員であるグザルさんが、
近くのメドレセや公園に連れて行ってくれた。

これはヴァラク・ハーン・メドレセもある広場。ヴァラク・ハーン・メドレセは、
昔は神学校だった建物で、今は中はお土産屋さんなんかが入ってる。
グザルさんの同僚たち(ウズベク人)と行ったんだけど、土産物屋のおばあちゃん。
私には何やら愛想よくロシア語で話しかけて来てたんだけど、その同僚たちに
「あんたたちに売るもんはない。全部すごく高いんだ。」って言ったらしい。
私はまだウズ語初心者だから分らなかった・・・。
外人に高く売りたいんだね。わかるけどあからさまだよね。
何も買わずに出た。
気を取り直しておなかも空いたし、グザルさんお勧めラグモンがおいしいお店へ!

グザルさんの同僚たち。貫禄あるけど20代前半だ。
明るくていい子たちだった^^

ここのラグモンやばーい!!
めちゃうま!ピリ辛で日本人好みの味だと思う。
覚えたいなぁ、これ。
3000スム。180円でおなかいっぱーい♪

次は公園へ。小さな小さな観覧車があったりちょっとしたデートスポットかな。
春はとてもきれいらしい。
これは立ち乗りブランコ。
向かい合って2人で乗るんだけど、高い所に設置されてるから思ったよりずっと高く感じる!しかもメンテナンスなんてしてなさそうなこの国で、考えただけで恐怖。
こぐ足が止まりました・・。フジヤマより怖かった、いやほんと・・