ウズベキスタンの風

ここはウズベキスタン。首都から約1000km北西に位置するウルゲンチで活動する看護師の日記。            

Merry Christmas☆

2011年12月25日 | ウルゲンチ
ご無沙汰しておりました。

キリスト教徒ではないですが、こういうきっかけで過ごせる人がいると言うのは幸せなことです。

プレゼント選びは苦手ですが、年に一度こういう日があってもいいね。


いやぁこの2週間、ほんとに忙しくすごしておりました。

最後のセミナーが終わった後、日中は同僚たちとのお別れ。

夜は帰国報告の準備と部屋の片付け。

やっとのことでタシケントに上がった後は、医療部会、帰国報告会、もう一度医療部会、送別会、と催し物たっぷりでした。


まずは同僚とのお別れについて書こうかな。

帰国報告でも言ったし、ウルゲンチ隊員には話したけど、

同僚たちとはほんとに家族のようになりました。

うん、知らないうちになってました。

私は思ったことをはっきり言うので、けんかになったり雰囲気悪くなったりいっぱいしたけど、

彼女たちはそれを引きずらないんだよね。

次の瞬間には忘れてまた普通に話せるし、笑いあえる。

そういうところに助けられていたんだと思います。

日本では、そうはいかない。

あの人はそういう人だときめつけられて、窮屈な思いをして働かなくてはいけなくなる。

あんなに言いたいこと言いあっても笑いあえるってもう家族でしょ。

一人のサニタリカが言いました。

「お互いのいいところも悪いところも全部知って、家族みたいになったのに、帰るのね。」

同じ気持ちでした。

先輩隊員が1年前、帰りたいと思えないって涙を流したのを見て、

自分がそうなれるのか不安でした。というか多分無理って思いました。

だからそういう先輩隊員がうらやましく見えてましたね。

けど、そうなれた。ほっとした気もちも正直あります。

私はなかなかウズベキスタンのこともウズベク人のことも好きになれませんでした。

でも好きになった方がいいに決まってるでしょ、活動の面でも、心の面でもとにかくすべてにおいて。

好きになれればもっと活動もスムーズになるのも分かってたから、余計、苦しかったです。

他国の同期隊員の話を聞いていると、自分の国が好き!同僚が大事!って言うんですよ。

そう思えない自分がとっても劣った人間に思えて仕方がなかったです。

だから、帰りに、涙を流して、寂しくて離れたくないって思える関係を作れたんだって言うことが

とてもうれしいです。

同僚たちのお陰だと思っています。


べらべらよくしゃべって下ネタ大好きで、かなりパンチのきいたサニタリカさん。
でも情があつくて、涙を流して私と別れを惜しんでくれました。お世話になったなぁ。


彼女はICUで一番賢い子。最初みんな外人と話すことを怖がっていたけれど、彼女だけ積極的に寄ってきてくれました。とても勉強熱心で、今はヌクスにあるハイレベルな病院とかけもちで働いています。
医師になりたいと言うので、私が日本で使っていた聴診器をプレゼントしました。
患者さんのことを良く診ているし、日本でも働けると思う。
活動を終了した後も、食事に誘ってくれて一緒にウォッカを飲みました^^
タシケントに上がる日は、大きなタクシーを用意して
空港まで見送ってくれたんです。プレゼントと手紙も用意してきてくれて。
感動しました。本当に感謝。



彼女はブログにもよく登場したミフレボン。
彼女もとても賢い子で、察する能力が半端ありません。
察するってね、日本でだって難しいでしょ、彼女は人をしっかり見ていて、その人の気持ちちゃんと分かろうとしてるんですよね。だから私も沢山助けられた。
彼女のこと心から尊敬しています。
離れるの、一番つらかった・・・。

全員紹介したいくらいだな。

みんなのこと大好きです。

こんなに大切な友達がウズベキスタンにいるって、私の自慢です。

私を受け入れてくれた彼女たちに感謝の気持ちでいっぱいです。


彼女たちに沢山幸せが訪れますように

困難があってもそこから沢山のことを得ることが出来ますように

笑顔が絶えない人生になりますように








ドクターが大きいのか、私がチビなのか・・・


ここまでのことちょっとずつブログで振り返って行きますね。

ではまた。

最近のいろいろ

2011年12月03日 | ウルゲンチ
冬バージョンに着替えようと思ったけど、どれもしっくりこなくって、思い切ってバージョンにチェンジ

ほんとはそんなことやってる場合じゃないですがね。

今日は同僚の結婚式1日目、女の子だけの集まりに招待されていました。

が・・・

前日PCでせっせとお仕事したせいで、痛い痛い片頭痛発生。

ずっと行きたくな~いって言ってたからいやいや病がでたのかも!?

頑張れば行けたけど、頑張る必要はないなと思って、申し訳ないけどお断りしました。

とっても仲良しの子の結婚式だったら何が何でも行くけどね。

今回、そうでもなかったから。

カメラマンの私を期待していた同僚たちはやっぱりがっかりしていました。

ごめんよ

この時間になってようやく復活。

懲りずにまたPCを見ております。

だってまだお仕事終わんない・・・


アヤズカラに行ったこととか振り返りたかったけど、さすがに2週間も経っちゃって、微妙よね。

みんなブログ書いてたし、それら参照ってことでいっか

帰ってきた次の日病院の副院長と軽くけんかして、腹立って、家で女子会。

けんかは私たちのが正論で勝ちだけど、うまく逃げられて謝罪させられなかった。ちっ

ビール飲んで、ぎゃーぎゃー笑って寝不足で1週間を始めたというハードな週だったな。。。

しかもセミナーのため土曜まで仕事だったし。

そして土日も女子会決行

女が3人もそろうと何かと楽しいです

そんな楽しい活動も残すところあと10日。ってほんと?

書いてて驚くわっ!

そして1月後の今頃私は韓国行きの飛行機の中だ

活動も全力で楽しんで、最後まで安全に気をつけて行きましょう!


看護師のブログを読むならNs-blo(ナスブロ)←安全祈願!


元気です

2011年11月29日 | ウルゲンチ
御無沙汰しているのに沢山の方の御訪問ありがとうございます。

2週間前の週末、アヤズカラに行ってからなにかと忙しかった。

全部終わって、あー、忙しかったけど充実してた!

ってブログ書く予定が、さらにどんどん忙しくなっていく・・・・

ついでに人間の活動時間内におこる3~4時間に及ぶ停電。

ろうそくがあと4本とか書きましたけど、足りませんよ。全然。

あとで、まとめてこの日々を振り返りますね。

最後と思ってやっているセミナーで、沢山の良い変化が見られているんですよ。

もう、私たちはこの時の為に苦しんできたのかもしれないと思うような。

理想的な形が展開され始めています。

セミナーあと2日。

最後まで頑張ってきます!

あ、そういえば、11日にウルゲンチから出した荷物、22日に届いたってさ。日本に。

はやっ!

ウルゲンチからだとなんか特殊ルートでも使ってるんですかね。


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沢庵

2011年11月18日 | ウルゲンチ
御要望にお応えして沢庵の作り方をアップしましょう♪

私はクックパッドにお世話になりました。

シャンプーハットさんと言う方のレシピ→http://cookpad.com/recipe/1296893

準備するもの

大根 1㌔
水 400cc
塩 60g~70g
砂糖 100g
みりん 20cc
酢 10cc
※(カレー用スプーン1杯がだいたい15g or 15ccです。)

作り方はクックパッドみてもらった方が写真も豊富でわかりやすいですよ

ウズにいる人用に書きますね。


こんな風に大根を切ります。大きいのは縦4つに。小さいのは縦半分でいいと思います。


水に塩を溶かして、その中に大根を入れます。ビニール袋でもいいよ。
出来るだけ空気を抜いてね。

このまま冷蔵庫で3日間放置

3日経ったら袋から取り出して、大根を軽く水洗いします。その後キッチンペーパーや布巾などで水気を取りましょう。

水気をとった大根を好きな大きさに切って、タッパーに入れます。

その上に、砂糖、酢、みりんをいれて、ふたをしてしゃかしゃか混ぜて冷蔵庫へ。
(もちろんビニール袋でもいいよ。その場合は時々もみもみしてね)

時々まぜまぜして2日程で出来あがり。

綺麗に盛りつけたい人は、塩水から取り出した後切らずに砂糖液に漬けこんで、3日待てば出来上がるそうです。

私のは


こんな風になりました

酢の分量を間違えてみりんと同じだけ入れてしまったけど全然問題ありませんでした。

この沢庵はけっこう甘め。

おじいちゃんが漬けるような、しょっぱい感じが好きな人にはちょっともの足りないかもね(私しょっぱい派)。

ただ、緑の大根でも沢庵ができて感動

そしてあの、ボリッボリッという歯ごたえはやっぱいいね!

クックパッドには他にも沢庵のレシピが結構載ってたので今度は違うの挑戦してみまーす

ウズベキスタンも大根がおいしい季節です

旬のものを食べて元気に行こう!

孔雀

2011年11月16日 | ウルゲンチ
自分はウズくなった、ウズいウズいと言いながら、まだ挑戦していなかった。


孔雀



田舎のウズ人女性なら大半は着たことがあるんじゃないですか。

寒くなると、バザールや道に孔雀があふれます。

黒、赤、ベージュがあります。

若い子たちはもう着ません。

流行りは去ったと言ってた。

流行った時期があったってことか。。

それはそれでどうだ・・・・?



着心地は、、、

思った通り重かったです。

どんなに小さくたたんでも、というかたためばたたむほど嵩張るあたり。

不便。

でも意外と暖かかった

おばちゃんたちが寒い冬、1日中孔雀で耐えてるのもちょっとうなづける感じ。

今までこういうことにはあまり興味がなかったのですが、後任Tさんが実にこういうもの好き。

せっかくだから~

という笑顔と言葉を武器に

孔雀を着て、ウズい髪形をして、眉毛つなげて、町を歩こうっていうもんだから

チョット待って。ってなるじゃないですか。

だから、病棟で仲良くなった患者さんのお母さんにお借りして、孔雀体験をしました

これで町を練り歩くの刑は許してもらえるだろうか。

Tさんが来て、とっても雰囲気が明るくなりました

でも次はなに体験に誘われるのか、少しばかり恐怖でもあり楽しみでもあったり・・・(笑)


患者さんのお母さんと

ケアの話しようと思ったのに、孔雀でいっぱいいぱいだよ。

ケアのお話はまた今度


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