ウズベキスタンの風

ここはウズベキスタン。首都から約1000km北西に位置するウルゲンチで活動する看護師の日記。            

突然のウズガリシュ(変更)

2011年08月25日 | ウルゲンチ
こんにちわ。

今日は郵便局に行ってきました。

久しぶりに日本に手紙を出すために。

そしたら入口におまわりさんが3人立ってて荷物の中を見せろだの

ドキュメントを見せろだの言ってきました。

ウズは今独立記念日前で厳戒態勢。いたしかたないと思ったけど

持ってた米まで検査し始めた時には笑いをこらえきれんかった。

「ぷぷ~っそれ米だし~」ってね。

当のおまわりさんたちはまぁいたって普通。

こういうののお陰でウズの治安はいいんだもんね。笑って失礼しました。

ありがたや~。

検査してもらってより安全性の増した米、おいしく頂きましょう

んで、手紙ね。

今朝手紙をバッグに入れるとき、

ウズのことだからまたウズい何かがあってめんどくさいことになりかねない

と、ウズに住んでいなければ意味のわからない嫌な予感がしたから封をしないでおいた。

それがビンゴ!!


上が新しい封筒、下が古い封筒

前に買い置きしていた古い封筒では日本に送れない。というのだ。

封筒にも自由がありませんウズベキスタン。

送れない意味がわからない。

国際郵便の赤と青のしましまがないけど届くのか?

ウズ語とロシア語でしか書かれてないけど届くのか?

JAPANと書いた文字をちゃんと見つけてもらえるだろうか・・・・

不安だらけだ。

とりあえず何県でもいいから日本に届きますように。。。

それにしても鍛えられたな私の勘。ウズい出来ごと予測します。

国で決められているものの買い置きはやめましょう。って他にはないか。


そんなことがあって帰ってきて、家の前のお店にフラッと寄ってみた。

珍しく甘いものが食べたくなって。

そしたら発見!



ロッテのチョコパイ

即買いだね。

6個入り200円くらいで買えました。

おいしくて一気に4つも食べてしまって今若干気もち悪いおぇっ

食べ過ぎ注意!

ただいま!

2011年08月22日 | 旅行
ただいま!

帰ってきました~。


キルギス、もう、ほんとうに最高!!!

私の任地は砂漠の向こうの町。

だからまわりを見回しても山なんてない、川だって干からびるし、砂が俟っている。

そんな乾燥した、茶色の世界から一変、キルギスには自然がたっぷりあった

なんと癒されるんでしょうね。

雪をかぶった山の美しさといったらないね。

昨年のカザフの山々にも癒されて帰ってきたけど、キルギスもまた最高だった☆

でもわたしひとつやらかしたのよね。

なにって、前日はりきってカメラのメモリー空にして、写真いっぱいとるぞ!!

って準備してたらそのメモリーPCに忘れちゃったっていう最悪な失敗を犯しましたよ

ということで写真はあとで一緒に行ったメンバーにいただくことになっております。


キルギスでかったお土産

キルギスはフェルト製品がたくさんあって、とてもかわいいものばかりでした。

一緒に行ったAちゃんに影響されてフェルトのスリッパ購入!

これは買ってよかった♪

お土産めぐりに1日中付きあってくれた同期の2人に感謝!!!!!

このキルギス旅行は観光目的と言うより、同期に会いに行くという目的の方が強かった。

私たちが行くと言ったらったら休みをとってつきあってくれた首都隊員さんたち。

離れた任地から集まってくれたイシククル県の隊員さんたち。

ほとんどの同期に会えました

ほんとにありがとう☆

みんな愛してるよ~


同期に囲まれてわいわいやるってあんなに楽しいことだったのね。

思い出したよ。

一人赴任の子とかいたけど、大変だろうな。

分かってくれる人がそばにいるというのは大切だと実感した旅でした。

久しぶりに心から楽しいと思える旅だった


そんな風に私が楽しんでいる間、日本は66回目の終戦記念日を迎えたのですね。


8月15日、飛行機の中で読み始めた本

彼のお勧めで買ったのだけれど偶然にも8月15日読み始めたのがこの本。

第2次世界大戦での一人の男性の生きざまが書かれていた。

読んでいて昔の日本政府に本気で腹を立てたり、今にも通じるものを感じたり、こころが忙しくなる本だった。

でも登場人物に熱烈に会いたいと思ったのは小学生のころピーターパンに会いたいと思った以来2度目。

この本に出てくる「宮部さん」という人に会いたいなあ。

私はあんな風に生きられないだろうな。

黒と言わなければ間の扱いをされる世で、いや、白だ!と叫ぶでもなく、静かに白を生きる。

かっこよすぎ。

この本の中に情報操作のことが沢山出てきたけど、それはなにも戦時中に限った事ではないよね。

今までテレビや新聞で言われていることが正しいことだと信じていたけど、

日本のテレビから離れてそうではないことを知ったよ。

ウズの情報操作に腹を立てながら、日本も変わらないことに、なにが先進国だとがっかりした。

私たちは、情報を自ら得なきゃいけんよね。

垂れ流される情報だけを得ているだけではもう本当のことは何も見えないもんね。

だれのなかにもある、ほんとうの心の声にしたがって、偏った情報ばかりにきをとられないようにしよう。

そんなことも考えさせてくれた本でした。

お勧め。

明日から

2011年08月14日 | 日記
明日からキルギスへ行ってきます。

同期との旅行。任短してしまったけどSさんもいたら良かったな。元気かな。。。

久しぶりに同期女性隊員と会える

うれしいよ~!!!!!

訓練所ではN尾さんと2人きりの語学教室。

それはそれで楽しかったけど、他のクラスが楽しそうに団結を深めていく中やっぱさみしかったもんね~

そんな中、私を癒してくれていたのが班のメンバーたちと、キルギスへ派遣された同期のメンバーたち。

ロシア語やキルギス語を習っていたからクラスは違ったけど、休み時間はよく遊びに行った

そんな彼女、彼らに会えるっ。


もう涙がでちゃうようれしいよ

わくわくするキルギスのメンバーと、大きな自然に早く会いたい


続・ジヨーラット

2011年08月13日 | ウルゲンチ
今日、同僚のトフタジョンから電話があった。

彼女は赴任した当初からなにかとお世話してくれる同僚だ。

日曜は行かないよ(ジヨ―ラット)。ハシャル全国民(強制)奉仕の日)だから。と。

来週の日曜に行こうと言われた。

ころころ変わるのはウズでは日常。

想定内だ。私も適応したもんだ。

私が想定してた最悪な状況は、当日朝行っってみたら連絡をもらっていない数人の看護師と待ちぼうけ。やっと連絡とれたと思ったら今日はいかないよと言われる自分だった。

そんな状況がほんとにあり得るから恐ろしいよね。

そうなったらさすがに私も怒るだろうなと思ってたら、前日に電話が来たもんだからもうびっくり!!

昨日出会った患者さんが言っていた。その患者さんの友達は仕事で日本に行ったことがあるらしく随分日本をほめていたとか。

ウズはみんな自分のことばっかり考えてるけど日本はそうじゃないって言ってたと。

申し訳ないけどおおきく頷いてしまった。

たまってんなぁ自分のなか。


でも、こういうちゃんと気遣ってくれる人もいるんだと知ったよ。

ICUには少ないのよねこういう人。どんだけ今まで放置されたことか。

やっぱうれしいもんだね。

電話ありがとう。トフタジョン。

ジヨーラット

2011年08月12日 | ウルゲンチ
今ってラマダンですよね?

え、違いましたっけ?いやいやそうですよね。よかった~。間違えちゃったかと思った

と思わず言いたくなるほど日中の食堂が大盛況なウルゲンチからこんにちわ。


今度の日曜日、同僚たちにジヨーラットに行こうと誘われている。

ジヨーラットとは巡礼が一番近い意味合いかなぁと思うんだけどどうでしょう?

知っている方いらっしゃいましたら教えてください。

ウルゲンチから車で2時間くらいのところにスルタンボボという山があります。

そこに3回行くとイスラムの聖地に1回行ったことになるとかで、現地の人々は一年に1回くらいかな、通っています。

今回はICUの看護師、看護助手あわせて12~13人で行くことになりました。

昨年も誘われたんですが、なんのことかわけわからなかったし仲いい人もいなかったしで行かなかったんだよね。

今回誘われてようやく、あぁ、去年のはこのことだったのかと納得できました。

が、しかし

ここはウズ。今朝看護師たちが話しているのを聞くと、どうやら今週の土日はハシャルだというのです。

ハシャルってなによと思っていたら、

全国民総出の(強制)奉仕の日なのだそうです。

ものすごく文字が矛盾してますが、そんな日なのです。

仕事が休みでも、学校が休みでも、その呼びかけが(テレビで流される)あれば皆出席しなければならない。

9月1日でウズべキスタン独立20周年を迎えるにあたって、

2日間も国民総出で道や庭などあらゆるところを掃除させるという日なのです。

こんな3日前に言われても成り立つところがすごいです。

で、日曜のジヨーラットは中止。

が、しかし

ここはウズ。看護師がICUの医師にジヨーラット行っちゃだめ?と尋ねる。

「1人1000スム(80円)払えば行っていいよ。」

簡単すぎです。

強制じゃないんですか?大統領令は?こういう適当でいいとこ結構好きです。

ということで全国民(強制)奉仕の日ジヨーラットに行ってきます!