ウズベキスタンの風

ここはウズベキスタン。首都から約1000km北西に位置するウルゲンチで活動する看護師の日記。            

復活か!?

2010年11月22日 | 日記
Σ( ̄Д ̄;)
私のブログから・・・・のオーラが!?...-=(((/;><)/ヒイ---!!!
これではいかん!!

そういえば「暴走バス」というブログを書いた時は、何事もおもしろおかしく捉えて行こうと思っていたのに。
こっちに来て深刻モードにすいっちおんしてた。

そりゃね、自分を擁護するようですけど無理もない。
真っ暗な、、、灰色の冬に赴任してきて心も凍りましたよね
先輩Yちゃんに随分解かしてもらいながらも頑固に、かたくなに。。。同じか。
40度の夏に少し解けたのに、また凍りだそうとしてるのね。

メールの整理してて、訓練時代のメール読み返したら結構前向きにやってた自分がそこにいました。

そうだった。あの時もやることいっぱいあったけど頑張ったんだよね。

最近班のみんなと掲示板で写真みせあってたんだけど(arataサンありがと。)今近くにいないだけで、みんな本当に世界中で頑張ってた。ブログ書いてる人もいてのぞいたけど面白いしw
すごいなーみんな。

私もやるー!!
でももう深刻なのはいやっ。
大変さも楽しむつもりでやるっ。

あーぁ、班飲みしたいな!みんなに会いたいな。
でも記憶はなくさない程度で(〃▽〃)ゞ

元気だしてこー

そういえば日本はクリスマスですね。
ここはイスラム圏。クリスマスキャロルは流れてません。
ダマスに乗ったってウズい曲ばかり。うーんざりっ。アコーディオンの音にはもう。
日本にいた時はクリスマスってあんまり好きじゃなかったから、こんなにクリスマスの曲が恋しくなるなんてびっくり。
しっかり自分の中に根付いてたんだなぁ。
皆さま、素敵なクリスマスのため今から準備がんばりまっしょ♪






はいはーい。やりますよ~。

2010年11月20日 | 活動
夏、あんなに時間を持て余して悩んでいたのに、
今、私のキャパをはるかに超えた仕事が降ってきています。
というか自分が作り出しているんだけれども。
訓練所で過ごした最後の10日間と同じ心境だ。


来月は帰国報告会兼中間報告会で発表の準備、そして報告書提出、
セミナーの準備(これが7割占めてるな)と、他にICUでやりたいこともまとめたい。
そして極めつけにおととい、病棟の看護マニュアルを作ってと言われた。


なぜ今!?


期限を言われなかったから良いけれど、今までの傾向を考えるとある程度早めに作らないと
また怠け者扱いされる・・・

ICUは患者さんが14人。
患者さん2人に対して看護師1人と充実している。末梢1本の患者さんばかりなのにだ。大部屋レベルです。
だからバイタルを測るなどはあまり手伝わない。
忙しそうな部屋にいって処置を手伝ったり、病棟に1つしかない血圧計をとりに行ったりとか周り方付けたりとか
看護師がやらない仕事をしている感じなんだよね。
で、師長は普段自分の部屋にこもってて、たまーに出てきては看護師の様子を見つつどこかへ消えて行く。
そのたまーに出てきた時と、私がケアをやっていない時間がなぜかいつもぴったんこなのだ。

「はぁ、体も拭いたし体位交換もしたし終わった終わった
としばしほっとしているタイミングで出てくる。
見ていたのか!?というくらいのタイミングでだ。
そして嫌味を言われるのだ。

「もうどんだけ時間が経ったの?なんでなにも教えないの?何をしてるの?」

と。そりゃないよねぇ~


そんな経緯もあるし、なんかもう意地だね 笑
日本人を見てろよ~というね。

やっすい意地だわぁ。

でも何も見えなかったときに比べたらはるかに幸せだなぁと思います
ありがたや~
仕事を任せてくれるだけ進歩かな。
そうやって日本人をうまく使ってくれればいいのです。
そのチャンスを活かして伝えたいことてんこ盛りの資料作るから


ということでね、ブログ書いてる暇なんてないのにさぁ、現実逃避しちゃって。

またぎりぎりでやっちゃうパターンかな。。。
あの集中力はすごいけどしんどいんだよね。
こつこつ進めたいなぁ~。




なんか最近のブログこんなネタばっか。
つまんないなぁ。

うーん。

2010年11月16日 | 活動
今日はラマダン・ハイ-トというお祭りだそうで、ウズベキスタンも祝日です。
資料作りの日が休みになったのは残念。

代わりにS隊員と家でセミナーについての話し合いをしました。
スケジュール的な細かい打ち合わせをしたんだけど時間がないっ!!

私たちがやろうとしてることは病院内に小さな看護学校をつくるくらいの授業量。
対象も150人位。
今考えているようにことが進むのか・・・
やってみなきゃ分かんないしね、やるまえに「でも」「だって」を言っててもねぇ、
とは思うんだけど、10カ月近くこの病院のスタッフと接してて、やる前にあきらめたくなることも多々。

「やってみなくちゃ」と「多分駄目だよねぇ」のなるべく中間をとって、バランス良く計画を立てたいね。
資料作りもやらなきゃなんだけど、まずこの講義がほんとに必要なんだよって、院内の師長クラスの人くらいまでは
分かっててもらわないといけないし。
今計画しているセミナーは必要。でももっとターゲットと目的絞った方がいいかな・・・とかって
思う時もある。

ICUの看護師みてて、そう思ったりするんだよね。

だから今のうちにしっかり疑問を解決しながら進んでいかないと後悔しそう。
ということで何度も話し合いながらここまで計画してきてます。
自己満足じゃやだからね。

看護部長は看護計画についての講義を望んでいるけどそんなレベルじゃない。
問題を抽出して優先順位付けてケアプラン立てて評価・修正。患者さんの状態が変わればその都度プラン変更だし。

なによりも担当患者さんの疾患も知らずに受け持てる看護師たちに、教えるスキルが自分にはない。
日本の新人さんに教えるのだって大変だもん。



あぁ・・・自分の活動に確信が持てない・・・
これでいいのか??




うーん。

やっぱまだまだコミュニケーションが足りないんだろな。
看護部長としっかり時間作って真剣に話せたことは2回くらいだしね。

求められてることと必要だと思うことが違うもんだから、もんもんしてんだよね。まだ。
もっともっと話していかないと。
活動って、違う国の人と働くって、思ってたよりずっと大変。
これが協力隊なんだね。

毎日もんもんしちゃって、もう自分めんどくさっ。

こういう時の薬はおいしいご飯と睡眠ですっ!!

ではまたね~。

ソフトバンクの海外パケットし放題

2010年11月13日 | ウルゲンチ
昨日の夜、同じウルゲンチに派遣中のM隊員に、日本の携帯の電波が入るかどうか見てほしいと言われ、
4カ月ぶりくらいに携帯の電源を入れた。

なんで日本の携帯なんて持ってきてんダ?
と思われる方もいるでしょうが、私が赴任する前、ウルゲンチに関する情報はほとんどなく、
すごい頻度で停電するとか、極寒だとか、ネット環境不安定(要請書から)だとかとにかく
あまり良い情報がなかった。
だからブログ始めたってのもあるんだけど・・・
で、途上国なわけだし、○○スタンという国に対する恐怖感(完璧偏見だったけど)から
もしものために連絡とれる手段がないとなぁ。という自己防衛策として持ってきた。というのが理由の大半。

実際来てみたら、ネットもできるし、停電も、事務所から貸与される携帯や自分のPCの充電が出来ないほどの
頻度でもなくて。
ここは途上国か!?というくらいまぁまぁ整っている。全てが。(あ、ウルゲンチね。)
というわけで携帯は使っていない。
たまに友達のメールアドレスをメモリーから引っ張り出してくるくらいの用途しかない。

しっかし昨日、ソフトバンクから届いていたメールに

「海外パケットし放題」なくなれ国境

と書いてあるではないか!!
なんと!!朗報!?

早速PCで調べるんだけどソフトバンクのページが重くて開かない・・・・
で、今日やっとこさ開いたので確認。

すると今年の7月から始まったサービスみたいで、来年の6月位までは
.....1480円.....だって!!
おいおいそれは安いでしょう~!
やるなぁソフトバンク!!

と喜んだのもつかの間。......の部分になんと

今なら1日定額と書いてあるではないか。



























そうですか。



























1日ですか。

























ですよね・・・・。























でもよくよく考えたら使う用途なかったわけだしまぁ害なしってことですんだんだけど。
でも月額だったら申し込んでただろうなぁ。
PCメールだけだと日本の友達と頻繁にやりとりしなきゃいけないことが出た時にちょっともどかしいんだよね。
例えば「こんな写真撮って送ってほしい」みたいな依頼とかさ。

今はJICAに提出する報告書もネットからだし、活動に使う情報だってネットからなこと多いし。
他国の隊員との情報交換も。
隊員の活動は通信なしではありえない時代になってきたようです。

「現地の人々と共に」は大事な協力隊の精神だけど、
Yahoo JAPANに毎日触れられる今は、その精神を忘れずに持ち続ける強い意思が必要だなぁと感じます。

しかし思い込みってこわいわぁ・・・

定額=月って思っちゃってね。
「1日」って文字見えんかった。

そんな、情報に踊らされた(勝手に踊った)今日。

さてさて勉強しますかね。
ではこれにて。




でも、頑張るっ!!

2010年11月12日 | 活動
週末です。
ほっとする金曜の夜。
みなさまいかがおすごしでしょうか。

新しいクルパチャ(長座布団)を購入しました。
家に帰ってからそのクルパチャでお昼寝するのが最近の楽しみです。




先日のブログでも書いたように、毎日あんな風な環境で仕事をしているわけです。

あまり注意しても受け入れないから、普段は自分がケアする感じで患者さんと接しています。
それはそれで
「セトラは外傷(交通事故)の患者が好きだ」とか「日本から来たマッサージ師だ」とか
わけのわからないことを言われます。
そういうものにいちいち腹立てて、疲れていた時もあったけど
今は、
「なんとでも言えばいいさ」
と、思うことが出来るようになりました。


しかしながら、患者さんに害ありと判断した時は言わせてもらっています。

今日も看護師が胃管(鼻から胃に入っているチューブ:意識のない患者さんに薬やごはんを入れたりします他機能多々)
からスープを入れていました。
そしたら患者さんが軽くむせ出した。

!?

胃管が間違って気管に入っていたら大変!
しかし看護師まったく気にする気配なし。
それどころかせき込んだ圧で胃管から逆流してきたスープをいかにこぼさないようにするかで必死。
胃管を上にあげすぎて固定テープも取れる始末。
これ止めた方が・・と言いかけたとき、
患者さん、むせながら口からスープ出しちゃった。少しだったけど。
で、看護師、
なんなのよ~って言うもんだから

私、すいっちおん

「ちゃんと胃に入ってるか確認した?」

「・・・入ってるよ」

「いやいや確認した?」

「確認してないけど入ってるって。」

「でも口から出てるよ。」

「・・・・」

患者さんになにかあたらと怖くなったのか看護師胃管を下に向けて、胃に入ってるスープを全部出した。

でるわでるわ・・・

「何ミリリットル入れたの?」

「・・・・・・」

「ねぇ。」

「・・300」

日本なら消化する時間や胃の容量などを考えてゆっくり注入するのですが
ここではっていうかこのICUでは50ccのシリンジ(注射器)をつかって
じゃんじゃん注入!!

スープ300mlを寝ながら一気飲みさせられてるようなもんです。(日本では2時間くらいかけて入れる量)

健康な人だって吐くって。

そんなやりとりがあったあと、看護師は不機嫌に。

まぁね、怖かっただろうから「だいじょうぶじゃんかっ脅かさないで」みたいな気持ちだったのかもしれないけど。
そういうリアクションされると心がやられます。

はぁ、疲れる・・・・

となるのです。






しかし最近私は魔法の言葉を見つけたのです。

最近見つけといてまた今日まで忘れてたって言うあほなんですけど
今日のはぁ・・・のとき突然思い出した。






「でもがんばるっ!!」だ。













え?















なに?


















普通じゃないかって?




















騙されたと思ってやってみて。
はぁ。ってなったとき、もう一度だけ呼吸して、「でもがんばるっ!」と言ってみてください。
うそみたいに元気になるから。


でもこれはね、到達したい目標があるときに限りますよ。


しかも加藤ローサ風に。


というのもね、最近「CHANGE」というキムタク主演のドラマをみたのですが、
その中でキムタク演じる朝倉総理を助けるため、資料と格闘していた加藤ローサと阿部寛が、
読むべき資料の多さに愕然とするというシーンがあってね。
そこで加藤ローサが言うんです。

「でも頑張る!」

と。そしてまた資料を手にとって読み始めるっていう。

これまたすがすがしいの。
彼女のキャラクターもあるんだろうけど。

迷いのない感じ。

そうその迷いのなさに元気をもらえるのかも。
自分で自分にOKっていってるみたいな。
自分の中のいろんな自分が全員OKっていってる感じ。

活動してるとこう、いろいろ悩むし迷いも生じるからね。
自分にいつも確認しながら、でも答えもでないまま歩いてる時もあるし。

だからこのシーンを見た後の自分にとって

「でも頑張る!」
は魔法の言葉です。



この言葉が効かなくなったら休み時ってことにします。

それではまたね。

ごきげんよう。