ウズベキスタンの風

ここはウズベキスタン。首都から約1000km北西に位置するウルゲンチで活動する看護師の日記。            

ジヨーラット

2011年08月12日 | ウルゲンチ
今ってラマダンですよね?

え、違いましたっけ?いやいやそうですよね。よかった~。間違えちゃったかと思った

と思わず言いたくなるほど日中の食堂が大盛況なウルゲンチからこんにちわ。


今度の日曜日、同僚たちにジヨーラットに行こうと誘われている。

ジヨーラットとは巡礼が一番近い意味合いかなぁと思うんだけどどうでしょう?

知っている方いらっしゃいましたら教えてください。

ウルゲンチから車で2時間くらいのところにスルタンボボという山があります。

そこに3回行くとイスラムの聖地に1回行ったことになるとかで、現地の人々は一年に1回くらいかな、通っています。

今回はICUの看護師、看護助手あわせて12~13人で行くことになりました。

昨年も誘われたんですが、なんのことかわけわからなかったし仲いい人もいなかったしで行かなかったんだよね。

今回誘われてようやく、あぁ、去年のはこのことだったのかと納得できました。

が、しかし

ここはウズ。今朝看護師たちが話しているのを聞くと、どうやら今週の土日はハシャルだというのです。

ハシャルってなによと思っていたら、

全国民総出の(強制)奉仕の日なのだそうです。

ものすごく文字が矛盾してますが、そんな日なのです。

仕事が休みでも、学校が休みでも、その呼びかけが(テレビで流される)あれば皆出席しなければならない。

9月1日でウズべキスタン独立20周年を迎えるにあたって、

2日間も国民総出で道や庭などあらゆるところを掃除させるという日なのです。

こんな3日前に言われても成り立つところがすごいです。

で、日曜のジヨーラットは中止。

が、しかし

ここはウズ。看護師がICUの医師にジヨーラット行っちゃだめ?と尋ねる。

「1人1000スム(80円)払えば行っていいよ。」

簡単すぎです。

強制じゃないんですか?大統領令は?こういう適当でいいとこ結構好きです。

ということで全国民(強制)奉仕の日ジヨーラットに行ってきます!

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