副田本道の「平和維新」

私の夢:「平和維新」を世界の共通語にすること。

シーシェパード

2012-01-08 18:56:51 | Weblog
一粒万倍日。来訪者様に感謝。

子供の時、クジラの一部を食べていました。
お祝いの時の食事にでた食材だと、思っています。
記憶違いかも知れません。

いつからクジラの肉が食べられなくなったかは、知りません。

なぜ彼らは「捕鯨」の邪魔を、するのでしょうか。

日本人に
クジラの肉か
米産「狂牛病肉の一部」か
のどちらを選択せよ、なのか。
いや違う。
彼らは、
米産「狂牛病肉」全部を食え、と人質を差し出しても
行動している。

なのに、

紹介する記事には、こんな一面も、

>インテリではないものの平和主義的な思想が見え隠れした。気のいいバカといったところだろうか。強いていえばヘンプフリーを主張する集団とノリは近いものがある。

>自業自得といえばそれまでだが、報道されているシーシェパードとは異なる一面を見た思いだった。


★阿修羅♪ > カルト8 > 800.html  

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シー・シェパードに入団してみた!(週刊SPA!) 
http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/800.html
投稿者 supernote 日時 2012 年 1 月 08 日 17:16:46: ilCjDz.1/pBb2

SPA http://nikkan-spa.jp/121117

日本の捕鯨活動に対し、手段を選ばぬ過激な妨害行為を行い賛否両論を巻き起こしている反捕鯨団体、シー・シェパード(以下、SS)。アメリカに本部を置き、反捕鯨派の有名人や大手企業に支持される一方、一部では“エコテロリスト”とも呼ばれている。2010年からはついに捕鯨の名所・和歌山県太地町に常駐を開始、さらに最近では捕鯨妨害に際しドローン(無人機)を2機導入したと報じられその手口は年々過激化している。
そんななか、SSが日本人の団員を公募しており、むしろ歓迎しているという情報を入手した。そこで、編集部では、密かにSSに潜入することを企てたのだった。

ちなみに、SSメンバーへの加入は、ホームページからエントリーシートPDFを印刷し、ボランティア経験や無線知識の有無などを詳細に記入するだけ。さらに志望動機を英語でプレゼンし、YouTube上にアップするというもの。案外、簡単に一員になれてしまうことに驚かされる。しかしこのの応募方法だと合否が決まるまで時間がかかりすぎるため、和歌山県太地町まで出向き、飛び込みで入団を申し込むことにした。

昼過ぎに太地町の漁港に到着するも、あたりは閑散としている。地元の漁業関係者によると、鯨漁は早朝5~6時頃にスタートし、遅くても朝10時くらいまでには港に戻ってくるとのこと。SSの連中は、この時間に合わせて活動しているのだという。

そのSSのメンバーは、隣町・勝浦のビジネスホテルを定宿にしているという。彼らは食料を大量に買い込み、ホテルの部屋で自炊をしている。移動もすべてレンタカーによるもので、普段はホテルにひきこもり、ほとんど街に出ることがないらしい。長期間に渡り勝浦町に滞在しているにもかかわらず、素性はほとんど知られていないのだ。

とはいうものの地道な聞き込み調査を続けているうち、彼らがよく足を運ぶ飲み屋があることが判明した。『R』というそのスナックは、なんと店長自身が太地町くじら博物館の関係者。店内のいたるところに鯨の写真やポスターが貼ってある。つまりSSの連中は、むざむざ敵陣営のスナックまで足を運び酒を飲んだくれているというのだ。『R』の店長に話を聞くと、あっさり「あぁ、よく来ますよ」と認めてくれた。

古くから太地町の人々にとって捕鯨は生命線なのだ
また、SS穏健派とよく論議するという常連客のひとりは「こんなことは鯨業でメシ食っている太地町の人たちには言えないけど……」と声を潜めながら話す。

「SSの奴らが来なかったら太地町の捕鯨は安泰かっていえば、そんなことはない。彼らがいてもいなくても世界的な商業捕鯨禁止の流れは止められないのだから、太地町の未来を考えたら他の産業にシフトすることも視野に入れなくてはいけないんじゃないの?」
淀んだ目で焼酎お湯割りをかき混ぜる彼の意見も一理あるように思えた。一枚岩ではないSS内部、地元から挙がる様々な声、無視する猟師たちと便乗する街宣右翼……捕鯨とは何か、改めて考えさせられるのだった。

さて、SSが泊まるホテルが取れなかった記者は、早朝4時からフロント前で張り込み。すると6時過ぎ、とうとうメンバーが現れた!
SSのメンバーたちがよく利用する二つのホテルのうちの一つ。ここで早朝から張った。
「すいません! SSに入りたいんですけど!」
落語家の弟子入りよろしく用意していた申し込み用紙とパスポートを片手に強引に詰め寄ると、突然の訪問者に動揺した彼らは一気に挙動不審に。

「日本語がわからない」「シーシェパード? 私は関係ない。そのうち現れるのでは?」といった調子で軽くあしらわれてしまう。自分たちがメンバーであることを頑として認めようとしないのだ。しかし、こちらもここで諦めるわけにはいかない。意を決して食い下がり続けると、あまりのしつこさに根負けしたか、話を聞いてくれることになった。

駐車場にはSSが利用する二台の車が、やはりSSのメンバーだった彼らは、「新しい仲間」として記者の入団を許可。リーダーの運転する車に乗せられ、一緒に太地町の捕鯨現場に向かうことになった。 今まで様々なメディアがSSの報道を行ってきたが、SSの一員になったというのは前代未聞だろう。

当日のメンバーは女性3人に男性1人。年齢は20代後半から30代後半といったところか。日本滞在のメンバーは激しく入れ替わるとのこと。最長滞在のメンバーも3か月ほどで一度は母国へ帰るという。トラグラボディが魅惑的な美女のリーダーは、南アフリカ出身。抗議活動を行っているのにもかかわらず、全員、日本語がまったくしゃべれないのはいささか問題があるだろう。

車中では「なぜSSの活動に興味を持ったのか?」「家族や友達はわれわれと一緒に行動することに反対しないか?」などと質問攻め。さらには鯨のモニュメントや解体現場などを詳細な解説つきでドライブしながら回ってくれた。何だかんだでSSと行動を共にできるようになった。
ドライブの途中、コンビニに寄り朝食の買出しもした。リーダーはいきなりマルボロ2箱とレッドブル2本を購入。他のメンバーもパンや惣菜のコーナーをウロチョロしながら徘徊する。中にはもの欲しそうにポテトチップスのコーナーを眺める者も。

そうこうしているうちに漁港が見渡せる高台で車を停めると、事件が勃発! パトカーがやってきて、警察の尋問を受けることになったのだ。「パスポート持ってる? 日本語わかる?」と警察官から執拗に聞かれると、自分も完全に奴らの一味と認識されていることを知り、改めて愕然とする。車に乗ってるだけで犯罪者扱い! 勘弁してくれよー!

警察の話だと、前日、リーダーは街で歩いているところを妨害されるなど嫌がらせを受けたらしい。「警察としては彼らを守る義務があるので……」などと語るが、実際は危険人物をマークしているだけだろう。事実、SSが来るようになってから太地町の漁港には派出所が新設され、覆面パトカーも絶えず巡回しているのだ。

SSの行動範囲にはパトカーが常駐して監視。市民とモメないよう、SSを「保護」しているというのが名目だ
ようやく警察の尋問から解放されたSS一団(記者を含む)は、漁港の様子が一瞥できる高台の岬へ直行。彼らの具体的な活動内容は何かというと、主に捕鯨船の様子を見張るということになる。つまり、ぼんやり海を眺めているだけなのだ。その間はバナナを食べたり、タバコを吸ったり、居眠りしたりと、メンバーは軽いピクニック気分。リーダーは呑気にiPadで自国の家族とSkypeしていた。

海を眺めているだけだから派手な事件が起こるわけもなく、暇な時間はメンバーと談笑。好きな宮崎アニメの話をしたり、小さな神社があったので二礼二拍手一礼という参拝方法も伝授した。また、「この岬の灯台は1693年にできて、海をパトロールするために作られたらしいです。そのライトっていうのは鯨の油を燃料にしてたって書いてあります」など岬の看板を超テキトーな意訳で解説すると、熱心に聞いている者もいた。

高台から捕鯨を監視するメンバーたち。こちらの想像に反して、ほのぼのとした様子だった
会話した印象だとメンバーは総じてナチュラリスト的な傾向が強く、インテリではないものの平和主義的な思想が見え隠れした。気のいいバカといったところだろうか。強いていえばヘンプフリーを主張する集団とノリは近いものがある。こんな連中が過激な行動に出るとは想像もつかないのだが、それは記者が当日一緒にいたためかもしれない。

厄介なことに巻き込まれるのもまっぴらなので記者は早々に現場をあとにしたが、その日の午後、SSは街に乗り込んできた右翼団体に急襲されたという。自業自得といえばそれまでだが、報道されているシーシェパードとは異なる一面を見た思いだった。