里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

シラキ 雌雄異花

2021-06-11 | 日記

大和町吉田地区北西部、吉田川支流の枝沢に沿う林道をしばらく上がって行くと、伐採跡
地が広がっています。そこは北向きのなだらかな斜面で、伐採後2~3年しか経っていな
いことから丈のある草木が茂っておらず、どこでも自由に歩き回れそうです。
下手の沢に沿った雑木林際を歩いていると、たくさんの黄色い花穂を立てた小高木が何本
か茂っていて、その葉や樹皮の特徴からシラキと思われます。

                              二枚とも2021.6.8撮影

手近な枝に咲いている花を観察すると、長い花穂の基部に小さな花穂が2~3本付いてい
ます。たぶん、長い花穂が雄花で、小さな花穂が雌花でしょう。
木としては雌雄同株ですが、花は雌雄異花ということになります。
何本かの木でそれぞれの花穂を見ると、長い花穂のみで小さな花穂が無い木もあります。
これは自家受粉を防ぐための仕組みで、雄花が花粉を散布してから雌花が咲くのでしょう。

                                    2021.6.8撮影

シラキは2015年の11月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/eef21bcd58b2b0bede3cd05f6c8a2a1b

 

 



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