大和町吉田地区の大畑山で撮影した、シロヤシオの花です。
この木は標高1000m付近に多く、岩がちな尾根筋などでは純林をなすこともあって、
わざわざこの花を見に登山したこともありましたが、花の盛期からずれてしまい、
未だ満足のいく写真を撮ったことがありませんでした。
今回歩いたのは標高300~350mの尾根ですから、出合えるとは予期していなかった
のに、こうして盛期の花が撮れたのですから、よほど運に恵まれたのでしょうね。


二枚とも2016.4.26撮影
この木は樹皮に特徴があって、花が咲いていなくても容易にシロヤシオと同定する
ことができます。多くのツツジが、樹皮はなめらかで灰褐色から灰黒色なのに対して、
シロヤシオの樹皮は茶褐色で、成木では縦に裂け、古木では亀甲状に割れ目が入ります。
それが松の樹皮のようだとして、マツハダの別名があります。
また、枝先に葉が5枚輪生することから、ゴヨウツツジの別名もあります。
皇室の敬宮 愛子内親王(としのみや あいこないしんのう)の御印がゴヨウツツジと定め
られています。清楚で上品なこの花のように成人されることを、ご期待申し上げます。

2016.4.26撮影
ツツジ科ツツジ属の落葉広葉樹で、樹高4~7mの小高木。
本州の太平洋側、岩手県以南と四国に分布し、山地の尾根筋や岩場などに自生し、
幹は根元から数本株立ちし、上部でよく分岐して傘状になる。
樹皮は茶褐色で、成長すると亀甲状に割れ目が入り、剥がれる。若枝は赤褐色。
葉は枝先に5輪生し、葉身は広菱形で、長さ2~5cm、幅1.5~3cm。
縁に鋸歯はなく、葉先は鈍く尖り、基部は楔形。葉柄は1~2mmと短い。
花期は5~6月で、展葉と同時に枝先の混芽から、1~2個の白い花を開く。
花は両性花でやや下向きに開く。花冠は広漏斗型で直径3~4cm、先は5中裂。
雄しべは10本。花糸の基部に毛が生える。
果実は蒴果で、長さ1~1.5cmの円柱形。9月頃に熟して裂開する。
この木は標高1000m付近に多く、岩がちな尾根筋などでは純林をなすこともあって、
わざわざこの花を見に登山したこともありましたが、花の盛期からずれてしまい、
未だ満足のいく写真を撮ったことがありませんでした。
今回歩いたのは標高300~350mの尾根ですから、出合えるとは予期していなかった
のに、こうして盛期の花が撮れたのですから、よほど運に恵まれたのでしょうね。


二枚とも2016.4.26撮影
この木は樹皮に特徴があって、花が咲いていなくても容易にシロヤシオと同定する
ことができます。多くのツツジが、樹皮はなめらかで灰褐色から灰黒色なのに対して、
シロヤシオの樹皮は茶褐色で、成木では縦に裂け、古木では亀甲状に割れ目が入ります。
それが松の樹皮のようだとして、マツハダの別名があります。
また、枝先に葉が5枚輪生することから、ゴヨウツツジの別名もあります。
皇室の敬宮 愛子内親王(としのみや あいこないしんのう)の御印がゴヨウツツジと定め
られています。清楚で上品なこの花のように成人されることを、ご期待申し上げます。

2016.4.26撮影
ツツジ科ツツジ属の落葉広葉樹で、樹高4~7mの小高木。
本州の太平洋側、岩手県以南と四国に分布し、山地の尾根筋や岩場などに自生し、
幹は根元から数本株立ちし、上部でよく分岐して傘状になる。
樹皮は茶褐色で、成長すると亀甲状に割れ目が入り、剥がれる。若枝は赤褐色。
葉は枝先に5輪生し、葉身は広菱形で、長さ2~5cm、幅1.5~3cm。
縁に鋸歯はなく、葉先は鈍く尖り、基部は楔形。葉柄は1~2mmと短い。
花期は5~6月で、展葉と同時に枝先の混芽から、1~2個の白い花を開く。
花は両性花でやや下向きに開く。花冠は広漏斗型で直径3~4cm、先は5中裂。
雄しべは10本。花糸の基部に毛が生える。
果実は蒴果で、長さ1~1.5cmの円柱形。9月頃に熟して裂開する。
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