2015年2月に、登米市嵯峨立地区の巨岩に着生していた、オシャグジデンダという
冬緑性羊歯を観察しました。この巨岩は礫岩から成っていて、凡そ二億五千万年前に堆積
したペルム系の山崎礫岩層に含まれるものです。
オシャグジデンダは周辺の頁岩岩壁には見られず、礫岩からなる岩壁や巨岩に着生して
いたことから、この礫岩が分布する他の場所にも自生していると推理し、日根牛地区の
沢沿いを踏査しました。
二枚とも2018.4.4撮影
登米市登米町日根牛の県道から、東側の林道を上がって行き、途中からは沢を遡って行きます。
礫岩からなる岩壁や巨岩が続きますが、オシャグジデンダはなかなか見つかりません。
諦めずに上がって行くと小さな滝があって、傍の巨岩に何か常緑の植物が着生しています。
真下まで行って確認すると、探していたオシャグジデンダですね。
湿気の多い小滝の傍がお気に入りなのでしょう。
これを上ると林道に出たので、帰りは林道を下りました。
林道脇の礫岩岩壁でも、一箇所でオシャグジデンダの着生を確認しました。
2018.4.4撮影
オシャグジデンダは2015年の2月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。
オシャグジデンダ 冬緑性羊歯
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