こころの時代
多様化瞑想 前編 2021.9.15
ブッダを悟りへと導き仏教の原点となった「心身を観察する」瞑想は、時代と地域を越えて広まる中で多彩に変化した。
形を変えながらも大切に受け継がれた仏教の“芯”とは。
ブッダが見出した苦しみから逃れる道「瞑想=心身の観察」。
仏教がインド各地に広まる過程で多様化し、5世紀頃に成立した書物『清浄道論』では、瞑想の観察対象が40種類も紹介された。
仏教のあり方も活発に議論され、分派が進む中、「一切は空である」と説く大乗仏教が登場。
全てが互いに関わり合うことで成り立っているとする「空」に、瞑想によって気づく、その先に人びとは何を見たのか。
蓑輪顕量さん、為末大さんとひもとく
Acker Bilk - Limelight
念処とは記憶をとどめおくことで,真剣な思いを意味する。
(1) 肉体の不浄 (身念処) ,(2) 感覚の苦 (受念処) ,
(3) 心の無常 (心念処) ,(4) 法の無我 (法念処) に思いを凝らす観法。
身念処・受念処・心念処・法念処
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