動かなくても

使う方法は、いくらでもあるかな。
片麻痺の患者さん、回復過程にある時は…少しでも、動くようにと麻痺の回復をさせる。

しかし、発症から何年も経過した慢性期の患者さんは…現実的に麻痺の回復は、それ以上は難しい。

じゃ、何をするのか？補助的な役割としてやれることはある。
例えば、右側にひどい麻痺が残る…右の上肢は実用性が、ほぼない。

それなら、肩甲骨から肩の可動域をしっかりと出し…腕の振りを出すことで、歩行の推進力とする。
歩行スピードが変わると思うよ。

理想は、実用性ではあるが…現実は、難しいもの。
それならば、いろいろと考えて少しでも、日常生活が楽になればいいのかな。