読書備忘録

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近代化産業遺産「愛岐トンネル群」

2009-05-05 | Weblog
JR定光寺駅(春日井市)から多治見駅間の庄内川沿い約8キロ。1966(昭和41)年、電化複線化工事で新規に山中に線路が敷かれたため廃線となった。この区間には山ひだを縫うように13の赤れんがトンネルがあり、1900(明治33)年の開通当時の面影を今に残された東海地方最古の鉄道トンネル群。
旧国鉄 トンネル廃線後半世紀まるでタイムマシンでワープしたごとく当時まま残る。明治時代に作られた「イギリス積み」と呼ばれる総れんが積みのトンネルが四つあり、歩いて見学できるようになっている。
あざやか新緑の中、SLの煙の煤の跡が残る冷やりとした暗いトンネル歩きは線路に敷かれていた石ころだらけで歩きにくいが当時の歴史のロマンを感じるいい体験だった。
現在は、民有地であるこの区間を買い取るため、愛岐トンネル群保存再生委員会により賛同者から寄付を募りナショナルトラスト運動も進めてられている。
一般公開は木・土のみ10名以上の団体見学者で予約必要。通常は閉鎖されていて年2回ほど公開されている(JR定光寺駅より・懐中電灯持参)
5月6日まで次回一般公開予定は11月21~23日



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